繋ぐモノ 断ち切るモノ・鑑定５３ー３

繋ぐモノ　断ち切るモノ・３



木人図にアクセス

彼女の木人図から彼の誕生日に遡る



透明「・・・・・・・」

竹実「・・・・・ぐすっ」

透明「・・・・・あれっ」

竹実「先生」

透明「・・・・・おかしい」

竹実「」

透明「何も悪いことはない・・・。」

竹実「でしょ～っ」

透明「ちょ、ちょっとまって

　　　もう一回視てみるから」



私はもう一度、彼女の木人図を渡り歩き

彼の木人図にも侵入して原因を突き止めようと

細かく視てゆく・・・。



透明「・・・・・・。」

竹実「・・・・・・。」

透明「い、意味わからん」

竹実「ええ～～～～っ

　　　それじゃ～困る～～～っ」

透明「確かに誕生日から、彼の行動が

　　　おかしくなって来てるのは

　　　わかるんだけど・・・。」

竹実「え～～～んどうしよ～う」

透明「う～～～ん・・・・・んっ」

竹実「」



私は、何げなく竹実さんを視る・・・。

木人図を視る為に使った力の残像が

彼女の運気や縁チューブを映し出していた



透明「えっなんで」

竹実「えっえっ」



私の目には、竹実さんの縁チューブの異変を

映し出している


透明「(あり得ない今日別れたばかりなのに

　　　　縁チューブが空っぽになっている)」



本来、人の縁とは「はいさようなら」としても

簡単にはカラになるものではない

縁は想いと共に徐々になくなりカラになるもの

それなのに、彼女の縁チューブには彼との縁が

無くなっている

一体どういうことだ・・・。



竹実「せ、せんせい」

透明「う～～～ん・・・考えられることは・・・。

　　　竹実さん」

竹実「は、はい」

透明「ひとつ聞かせて」




突然の縁消失

一体何が







　　　　　　　　　　　続く・・・。










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