

陣「霊精体

透明「このモヤ、お前たちを攻撃しては
来なかっただろ

昴「そういえば・・・

透明「霊精体は、人で言えば幽体みたいなもの

たぶん、あの子の意識が混濁した際に、
身体から分離してしまったんだと思う

陣「そんなことあるの

透明「今、調べたらあのこ神霊猫だった

昴&陣「

透明「あの子の意識がハッキリとし始めたから
霊精体が身体に引き寄せられて、
結界にぶつかっているんだと思う

ただ問題なのは、動物の霊精体は
人間と違って、霊精体を傷つけると
本体の魂に影響を及ぼしてしまうんだ
」
昴「じゃあ、どうするんだよ
」
透明「ここは私に任せて
お前たちは、あの子の近くで
あの子を見ていてやってくれ
」
昴&陣「
」
透明「そのとき
ってオイ
」
物凄い勢いで私の家へ走り出す猫バカ二人組
透明「はぁ~
」
呆れて物が言えない
透明「さてと・・・やりますか
」
私は霊精体に近づき、右手をかざす
それと同時に左手を家の方へ伸ばし詠唱

昴「じゃあ、どうするんだよ

透明「ここは私に任せて

お前たちは、あの子の近くで
あの子を見ていてやってくれ

昴&陣「

透明「そのとき



物凄い勢いで私の家へ走り出す猫バカ二人組

透明「はぁ~

呆れて物が言えない

透明「さてと・・・やりますか

私は霊精体に近づき、右手をかざす

それと同時に左手を家の方へ伸ばし詠唱

結界の一部に穴をあけて霊精体を家の中に
招き入れる

霊精体は、ゆっくりと私の家へと吸い込まれ
消えていった・・・。
透明「ふう


でもこれで、あの子の意識もハッキリする
だろうし、回復力も高まるだろう

取り敢えずひと仕事した私は、部屋に帰ることに・・・。
透明「ただいま~


って


昴&陣「ズ~~~~~~ン


目の前には屍とかした猫バカが力なくうなだれていた

続く・・・。







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