

純粋な武と武のぶつかり合い

お互い、探り合いながら
徐々に距離を詰めてゆく・・・。
透明「懐かしいなぁ~

赤織「・・・・ふぅ~ふぅ~

昔、赤織がまだ小さい頃、
稽古をつけてやったのを思い出す・・・。
透明「しかし、強くなったなぁ~

こっちは、あれからかなり歳をとったから
体力がキツイんだよなぁ~

拳と拳が、脚と脚がぶつかり合う

武術というのは、不思議なもので
年齢を重ねれば重ねるほど精度が増し、
動きが小さくなる

最小の動きで最大を引き出す

自分が師匠にやられて苦戦した戦法を
自分がおこなっているのを感じると、
何だか不思議な感覚だ

赤織が派手な蹴りを放つと、
その蹴りを迎撃する

拳を引き込んだら、それに合わせ
前へ出て距離を詰める

赤織もやりにくいのか

必死になる

透明「ほらほら

子どもの頃と変わってないぞ

赤織「ふぅ~ふぅ~

透明「ダメダメ、そこ引いちゃ

赤織「ううっ・・・・。」
やりにくいんだろうなぁ~


と思いながらも、赤織に怪我をさせないように
体力を奪ってゆく・・・。
透明「そろそろ良いかな

赤織と戦いながら、社で状況をみている
白装束の女性との距離を十分にとった私は
赤織の頬を呪力を込めて叩く

「バチン

赤織「はう


透明「お~い


赤織「えっ



赤織は何が起こったのか


しかし、当然




術式が途切れたことに気づいた白装束の女性は
慌てて、私達の元に向かってくる

続く・・・。







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しょっぱなから
純粋な武(たけし知人①)と武(たけし知人②)のぶつかりあい(相撲の図)
となったため、冷静に読めるまで時間かかったアホさ許してください
要領よい方法を習得するから、ムダも減り一歩一歩成長していくことの繰り返しなのでしょうね
冒頭の流れで言える図太さ(^_^;)
赤さんは「もっともっと、透明先生が大好きになる」のでしょうね
今回、透明先生がほぼ一人で
白蛇さんを落ち着かせてしまうのか・・・
続きが楽しみです