

力を溜めきった一蹴りは私の身体を
一気に前に押し出す

しかし、その方向は

透明「揚羽



揚羽&六羽「はい

大地を蹴る瞬間

私は揚羽達のいる方向へ半回転し、
右手に揚羽、左手に六羽、体当たりするように
異界の馬を巻き込み、先ほど入ってきた扉を抜け
廊下まで後退する

そこからは、4人で全力疾走


途中にある安全そうな部屋に入り身を隠す

透明「はぁはぁはぁはぁ


扉を出る際、あの両手の式神が追ってこようと
していたのは見えたが、流石に虚をつかれたからか

うまく巻くことができたみたいだ

揚羽「ご主人様・・・大丈夫ですか

透明「揚羽


揚羽「えっ


透明「あの時・・・。」
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
揚羽「駄目です


ここは一回引きましょう

今、倒す必要はありません

透明「


でかした


ズッバン



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
透明「私もまだまだ未熟だねぇ~

どうやったら倒せるか

頭の中はそれしかなかったから

お前の叫び声で冷静になれたよ

だから、本当にありがとうね

揚羽「べ、べつに、う、う、うれしくなんか

う、う、う、うれしく

嬉しいです~~~~~う


あははっ


しかし本当に私もまだまだ未熟

あのまま突っこんでいたら、確実に
無事ではなかっただろう・・・。
ここからは、慎重に事を進めなければ

揚羽「ちなみに、ご主人

さっきのは何だったんですか
」

透明「んっ

まあ、気にしなくていいよ
」

揚羽「
」
透明「揚羽
六羽
ちょっと作戦会議
」
六羽「
」
揚羽「は、はい
」
続く・・・。
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透明「揚羽



六羽「

揚羽「は、はい

続く・・・。







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