


(瑠璃から詳しく聞いた話・・・。)
昴「・・・何で、お前が付いてくるんだ


揚羽「ご主人が、皆様の健康状態を見てこいと

昴「くっ

昴&陣&瑠璃が食事を取りに行った時・・・。
後ろから付いてくる黒揚羽にわからないように
昴が瑠璃に耳打ちをしていた・・・。
昴「おい瑠璃

瑠璃「

昴「ちょっと、お前達に話があるんだが、
黒揚羽に聞かれたくないんだ

すまないが、黒揚羽に自分の都合の良い
形で幻覚みせてくれないか

瑠璃「

そう言うと、瑠璃は揚羽に気づかれないように
術を行使する・・・。
ここからは、○二○二・パニック!・8&9
と見比べると面白いですよ~

揚羽「

昴「・・・・・。」
瑠璃「もう大丈夫だよ

昴「サンキュー

ちょっと、良いか

おい




お前達、このままで良いのか

瑠璃「えっ

陣「ふがっ

昴「お前たちは知らないと思うが、
アイツこのままだと、死ぬぞ

瑠璃「ええ~っ



陣「ふがっ



昴「透明は、お前たちが思っているよりも
自分に厳しい・・・このまま、甘い修行を
するワケはないんだよ

瑠璃「えっ


陣「言ってた


昴「瑠璃


あの後、俺たちがどんな修行をしたのか

知っているのか

瑠璃「えっ


昴「アイツ、限度を知らないから、修行の後、
何度も意識を失っていたんだよ

瑠璃「ええ~っ

昴「このままだと確実に、
前回の二の舞になると思う

陣「何が言いたいんだよ

昴「つまりだ

ここから透明の素の目算では、確実に
寝ない・食べない・動き続ける

という、自虐的な地獄が待っているはず

流石に、それを俺たちに強要はしないと思うが、
今の透明はキョウダイが揃ったことで
テンションあがってるから、あいつ自身は
それ以上のこともするかもしれん

陣「ま、まさか


昴「いや


瑠璃「そ、そんな・・・

昴「ということで、少し作戦を練らないか

陣「えっ


瑠璃「なんで

ちゃんと言って止めれば良いんじゃないの

昴「いや

頑固なアイツは止まらない

瑠璃「えっ


陣「で、でも、透明がせっかく乗り気なんだから
俺達が付き合って、ヤバそうなら止めるから
やらせてあげれば・・・。」
昴「そんな悠長なこと言っていられるもの今も内だ

あいつ去年、観似手を何回使ったと思う

実際に、あいつの観似手は使えば使うほど
自分を傷つける・・・変革期に入ってから
無茶も多いし、今も、まだ傷は癒えて
いないんだよ

そんな中、アイツは単純バカだから
自らを鍛えれば、観似手の反動を
抑えることができると信じているんだ

観似手の制御を考えるのであれば、
まずは全ての傷を治してから考えればいい

なのにアイツは、自分を鍛えることばかりに本気だ

瑠璃「な、なんか、昴・・・普段クールなのに
キャラ変わってない


昴「いや


人に心配ばかりかけて・・・アイツ・・・」
瑠璃「そ、そう・・・

昴「陣


陣「



昴「いや、寝ていた

今日くらいで、寝てしまうようであれば、
お前が透明を止めることなんで出来ないぞ

そんな状態での監視じゃ、あいつは確実に死ぬ

陣「いやいやいやいや



昴「とにかく、一度真剣に話し合わないか

瑠璃&陣「う、うん

揚羽「あの~っ

ご主人に報告するんですけど

昴「

揚羽「


陣「

昴「揚羽

俺たちが逃げたとでも言っておいてくれ

揚羽「きゃぁ~っ

瑠璃&陣&昴「びくっ




陣「ナニナニ


瑠璃「あ、あれ


昴「まあ、揚羽のことだから、
自分に都合の良い幻覚を見てるんだろ

揚羽「くっ


わ、私は、ご主人様のもとへ
死んでも帰るんだ~~~~っ



昴&瑠璃&陣「・・・・・

陣「あっ


昴「ま、まあ


瑠璃「たははっ


昴「まあいい


聞いてくれるか

続く・・・。







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