

透明「異能者
」

吉備「あれ
知らない



う~んと、霊感とか超能力とか
」

透明「ええ~~~っ
マジですか
」


吉備「マジよ
マジ
」


透明「それって、どんなことが出来るんですか
」

吉備「
そうだな~
俺の能力は、人の心を
ある程度、操ることができるんだよ
」



ある程度、操ることができるんだよ

透明「ええ~~~っ
マジですか
」


吉備「まあ、限定条件はあるけどな
」

透明「限定条件
」

吉備「おっと
そこまでは言えないな~


透明さんは、聞き上手だからついつい
話しちゃったけど
限定条件というのは、

謂わば、この能力の弱点みたいなものだから
そうそうは、言えないんだよ
」

名前を覚えてくれたということは、
心が開きはじめたということかな

透明「何だか、かっこいい~~~っ
」

吉備「あははっ
そうか
そうかな~
」




凄く、気分良さそう



透明「でも、そんな能力があれば、詐欺なんて
簡単にできるんじゃないですか
」
簡単にできるんじゃないですか

吉備「ま、まあな
」


あれっ
もしかして・・・。

透明「さぞかし、色々な武勇伝があるんでしょうね
」

吉備「あっ、あ~っ
・・・そ、そうなんだよ
」




今回が初めてってことかな



あれっ
でも、それじゃ~さっきの

落ち着きって、どこからきているんだ

透明「でも、そんな便利な能力があれば、詐欺師に
なる必要なんてなかったんじゃないですか
」
なる必要なんてなかったんじゃないですか

吉備「そ、そうなんだけど・・・
」


ここは何だか、深い事情がありそうだぞ

私は、バツの悪そうな吉備さんに気を使い
話を変えてみる・・・。
透明「でも、本当にここって、どこなんでしょうね
」

吉備「あ、ああ
そうだな~




とにかく、外に出てみるか
」

そう言いながら立ち上がった吉備さんは、
つかつかと、扉の方へ歩き出す・・・

私もその後に続く

「ガチャッ
ガチャ
」


吉備「あれ
開かない
」



透明「(谷津根ちゃん、何か準備をしているな
)」

吉備「う~ん
おっ
開いたぞ
」



ゆっくりと開く扉・・・。
その目の前に広がる光景は、さっきとは打って
変わったモノだった

透明「
」

吉備「あ、あっ
や、やばい
」


透明「(こ、ここって
)」

私には、見覚えのある空間
次回、事の真相が明らかになる

次回、事の真相が明らかになる

続く ・・・。







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