黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

泡の中身はなんだろな

2015年04月21日 23時44分57秒 | Weblog
4月21日分。

 毎度。先月の末に伐採をかけた竹林処理の続きを、また今週末辺りにでも着手することになりそうな。幽霊です。まあ結局、表面を伐採しても地下の根が生きている限りは再生されてしまうのですが、親父様の判断では、農薬を叩き込んで根を枯らす戦法を取るということにしたようです。ま、それをやるにも表面を伐採する必要はあるのですが。
 先月末辺りで伐採着手の記事で書いた通りですが、竹は地下の根でかなり広範囲で繋がってしまっているため、地面の上に見えている竹の幹と葉を落としても、伐採していないところの竹から栄養が再度回ってきて、根の別の所から再生してきてしまいます。切り倒した竹がそのまま再生するわけではないのですが、すぐ「次」が出てきてしまうわけですね。
 で、これを本気で殺そうとするのであれば、竹の生えている範囲を根こそぎ、表土30センチ分くらいを根っこごと削り取って再生できなくするというのが1つ。それから、塩を大量に地面にぶちまけて人為的に塩害を引き起こすことで根を殺すか、もしくは農薬を使うかですね。土ごと削る以外の手法だと、いずれにせよ土に毒を混ぜる形になるので、土地としては農作物等を作れなくなりますが。
 今回の場合、竹を一旦伐採した上で、切った後の竹の根付近に穴をあけて、そこから農薬を竹の幹の中に注入して封をするという方策を取るようです。土全面に染み込ませるのではなくて、根に確実に繋がっているところからダイレクトアタックしようというわけですね。つーても、1本1本の竹にやらにゃならんので、手間は手間なんですけどねぇ……。
 竹って、どれとどれが地下の根で繋がっているか分からないので、隣接している竹が必ずしも同じ根で繋がっているとは限らないわけで。かなり広範囲に根のネットワークで繋がっているので、どこかしらが残っているとまたしぶとく再生してきてしまいますし。そんなわけで、まあ非常に面倒ですが、1本1本に毒を持って根を殺していくことで、ネットワーク全体を徐々に殺していこうという地味な戦法しか取れないわけです。伐採と注入が両方必要なので、手間はむしろ増えるなー。まあ、しょうがないか。


 今日の拾い物ネタ……というか、たまたま調べてみようかな案件。食事中に何となく、youtubeのニュースチャンネルを垂れ流しにしているのですが。今日見かけたニュースの中で、都内のどこかのドンキホーテの駐車場で、スプリンクラー式の泡消化器が誤作動したのか、客の車が作動レバーに触れたのかで、駐車場が一面、消火用の泡まみれになったというニュースがありました。中には、全体がうっすら泡に覆われてしまっていた車も。
 そういえば、会社の自衛消防隊に放り込まれていた関係もあって、消化器関係も本当にごく最低限だけ説明されましたが、スプリンクラータイプの泡消化器って、あの泡の成分は何だったんだろう……というのを興味本位で調べてみました。まあ、休職中のリハビリとしても、身体を動かすように、頭を使うようにというのは言われているので、その辺も兼ねてという感じで。

 そもそもの話として、これは自衛消防隊の訓練でも説明されたなーというのをうっすら記憶していますが、日本の場合、消防法によって火災を3タイプに分類していて、消火器もこれらそれぞれに対応しているかどうかが表示されています。消火器の分類は、ウィキペディアから引っ張ってくると、以下の通り。

 ・A火災(普通火災)用
  紙、木、繊維、樹脂など、主として固形物が燃える一般的な火災に適応。

 ・B火災(油火災)用
  油、ガソリンによる火災に適応。

 ・C火災(電気火災)用
  電気設備の火災に使用可能。

 また、消火の原理も3パターンがあって、これもそのままウィキペディアから引っ張ってきます。

 ・冷却作用
  注水等による冷却により燃焼温度を奪って消火する。

 ・窒息作用
  酸素を遮断するか、濃度を薄くして消火する。

 ・抑制作用
  燃焼の反応を抑えて消火する。負触媒効果ともいう。
  粉末消火薬剤、ハロゲン化物消火薬剤が持つ特殊な作用である。

 ……で、今回気になった泡消火器設備に関しては、消化の作用は冷却及び窒息の2つによるもので、対応しているのは上記の内ではA火災・B火災で、電気火災には対応していないようですね。要は、高圧の配電盤などにかかった場合、そこから感電してしまうなどの危険性があるから、でしょう。
 よく見かける、真っ赤な金属ボトルの「消火器」では、「化学泡消火器」が用いられていることがあり、船舶系では今でも結構使われている模様。こっちの場合だと、「泡の成分は主だってはA剤(炭酸水素ナトリウム)とタンパク泡消火剤(古くはムクロジや甘草根の煮出し液を用いた)や防腐剤、B剤(硫酸アルミニウム)を溶かした水溶液を薬剤とする」そうです。カギ括弧内はウィキペディアからこれまた引用しています。消火器使用時にA剤とB剤を混合することで二酸化炭素を発生させ、これを放射するためのガスとして使うようですね。
 ただ、今回の「駐車場」で使われているものは多分そっちではなく、「機械泡消火器」だと思われます。こちらは、つまりは界面活性剤を主成分とし、噴射するときに空気を含むようにして、界面活性剤と空気を混ぜ込んでぼわぼわ発泡させつつ噴射して鎮火するというスタイルとのこと。幾つか泡消火スプリンクラー設備の簡易な説明書きを探してみましたが、成分としてはフッ素系界面活性剤か、炭化水素系界面活性剤、タンパク泡消火薬剤といった辺りが主なのかな……。

 タンパク泡が一番古いタイプのもののようですが、安い・経年劣化が少ない・泡が長時間保つというメリットあり。対して界面活性剤系の方は、寒冷地での発泡性能に優れる・但し泡の保持時間が短いという特徴があるようですね。なお、界面活性剤の方は危険物施設での使用が禁止されているとか。多分、駐車場の泡消火設備として使われているのは、界面活性剤系の方じゃないかなぁという気がしますが。今はこれらの内のどれかを、一定の割合で混合した泡消化剤の定番品のようなものが幾つかあるようで、そういった物の内のどれかを採用しているという感じかと思われます。
 フッ素系界面活性剤の方は、物にもよるのでしょうが、生体内に取り込まれた場合には、なかなか排出されにくい性質があるようです。このため、食物連鎖による生物濃縮は起こる可能性があるとか。ただ、さすがに直接手に触れた程度なら、高濃度の物でない限り、極端な毒性は無さそうですけれども。一応、科学的にはまだ人体へのハッキリした健康影響は報告されていない、という状況ではあるようです。但し、フッ素の化合物は非常に安定性が高く分解されにくいものなので、生物濃縮が起こるという側面から、一部のものには制限が加えられているとのこと。
 なお、車全体が泡まみれになってしまったような状態だと、さて泡まみれになった車ってそのまま使えるの? というのが実は一番調べたかったことだったのですが……んー、多分大丈夫なんじゃないかな、程度までしか分かりません。具体的な泡消火器の製品の仕様書までちょっと潜って見てみましたが、記載内容から推察できるのは、消火用の原液でも、泡だった状態の物でも、毒性や損傷性はほぼ無いらしいということ。それと、金属に対する腐食性もほとんど無いということ。
 よくよく考えてみれば、自動車の塗料やら、ワックスにもフッ素系の物が多いわけですし、自動車全体に水をぶっかけて洗車するというのもよくある話ですから、多分大丈夫なんじゃないかなぁといったところ。
 泡消火は、要は燃える原因になる物質に覆い被さって、水分による冷却作用と、酸素を取り込ませないことによる窒息作用で鎮火させるものです。泡の原料は、結局は泡をある程度の時間持続させるため、安定性の良い物質を配合して、これに空気を含ませてぼわぼわに発泡させているだけですから、腐食性や毒性の強い物を使う必要性は無いということ。その辺を考えれば、まあ泡まみれになったとしても、泡を水で洗い流してきっちり乾燥させてやれば、大丈夫そうですね。


 以降、ゲームの話……といきたいところなのですが、今日はそんなにネタがありません。触ってはいますが、「かんぱに☆ガールズ」は既に10章クリア済み、迷宮もボスラッシュを社長スキル有りではありますがノーコン突破出来ているので、後は自己満足の範疇ですしね。次のイベントが来るか、11章から先が開放されるかしないと、基本ワンパターンになりがちです。
 あ、とりあえず先日に掲げたやることノルマの内、2つほどはまず順当に達成したので画像付きにて。

 

 1つめ、☆3斧のエリーヌがLv.50まで到達、アヴェンジャーにクラスチェンジしました。こっちのこれ以上のレベリングは一旦ちょっと脇に置いて、先日にほぼ同じタイミングで入ってきた☆3暗の2名の内、どちらかをまたLv.50まで引き上げしようかなといったところ。あまり暗は前線投入しないのですが、装備開発室にTECとLICがほどほどに高いという組合せから、☆2暗が1人入っているので、そちらの上位互換として1名入れ替えしようかな、と考えているところ。
 あ、ついでに☆2ですが弓のサーラがLv.60まで到達したので、こちらも装備開発室にいる☆2弓使いの1名と交代しました。現状の配置だと、☆2弓Lv.50が3名、☆3侍(というかアザミノ)がLv.50、☆2暗Lv.50が1名それぞれ配置されていたので、先々はこれを☆2弓Lv.60が3名、☆3侍Lv.60、☆3暗Lv.60といった配置にグレードアップしたいかな、と。まあ製作するときだけ、☆5弓のエリエを持ってきても良いんですけど……配置換えが面倒くさい。

 

 

 2つめ。☆2魔ですが、ずっと主力か第2部隊の専属魔だったヒルダさんも、ようやく☆3魔の後継がLv.70まで到達してきたことで、パン屋に交代です。とは言え、Lv.70までは引き上げして覚醒枠埋めようにキープしていた1人をさっさと合流させてしまいたかったので、ようやっとそこまで済んだといったところです。
 数値的に、覚醒枠が全部埋まっていることもあって、☆3の覚醒無し状態の同じ苦Lv.70まで育ったマルグレット辺りと比べると、そこまで極端なステータス差はなかったりします。HPは本来差が付きやすいところなのですが、元々魔はHPの低さが目立つ職なので、覚醒枠が4つ埋まっている状態だと、☆2と☆3ではむしろ、☆2全枠の方がちょっと上回りますね。まあ、他のところではどうしても☆3には少し劣りますが、そこまでキツイ差でもないかな、といったところ。

 ではでは。ひゅう、どろん。