↑霜柱がとけ、しっとりした遊歩道と 脇の小さな用水
最近 折にふれて、「地元」って、考えてしまいます。
たわいもないことですが、今話題の「東京タワー」という小説のなかで、
作者の リリー・フランキーさんが、地元の「武蔵野美大」を卒業したとか、
九州から上京して、最初に住んだアパートから
どうもわが家の近くを通って美大まで 通ったよう・・・・
逆算して、息子達を公園で遊ばしていた頃、キットすれ違っていたのでしょうね。
1月14日、神社で「おたきあげ」の行事があったので、初めて行ってみました。
門松や、お飾り、お守りなどを燃やして、お返しするのだと解釈していますが、
氏子の方達がたくさん立ち会って、いろいろお世話をしてくれます。
最近のお飾りは、火に燃やしてはいけないものも多く付いているので、
丁寧に分別して、きちんと燃やせるものだけを、
杉玉かと思われるものを中心に、うずたかく積みあげて行きました。
神主さんの祝詞のあと、古式にのっとって、火打ち石で採火し、火が入りました。
多くの参拝者が、火の回りを回っていくと、一人ひとりに
繭玉と蜜柑の入ったパックを下されて、それを長い木の枝に刺して、
残り火で焼いて食べるのだそうです。
わが家は初参加で、チョッと恥ずかしいので、新しいお守りを買って
一足先に失礼してきました。
地元で、こんな立派な行事をしていた事を、知らなかったのは残念でした。