Le ton fait la chanson,le ton ne fait pas la chanson.

<創る>がテーマのアイディア帳。つくるココロを育てます pour votre creation d'avenir

人参クリームのカネロニ♪

2010-01-29 | ●Recette 実験レシピの部屋

    ホワイトアスパラの季節です。 秋田県産の生の(細めの)ホワイトアスパラを一束200円ほどで買ってきました。(このホワイトアスパラは、先だけ、グリーン色してます。)

   人参クリームとホワイトアスパラのカネロニ

    Cannelloni à la sauce béchamel aux carottes

   材料:ラザニアパスタ・小麦粉・バター・牛乳・Vegeta(野菜ブイヨン)・塩胡椒・人参ポタージュ・ゴーダチーズ・生ホワイトアスパラ

      Ingrédients: pâte lasagne,farine, beurre, lait, bouillon légume"Vegeta", sel, poivre,potage aux carottes, fromage Gouda, asperge blanche

    : avant la cuisson(焼く前)

      ①ラザニアパスタをゆでる。オリーブオイルを少し入れて茹でることで、パスタがくっつくのを防ぐ。

   ② 鍋に、バター・小麦粉を入れ、ダマにならないように混ぜ、そこに牛乳を入れて伸ばしてベシャメルを作る。 人参ポタージュ(缶)をいれ、良く混ぜ、塩胡椒で味をととのえる。

   ③ ①のラザニアパスタに、茹でたホワイトアスパラ、ゴーダチーズ、②の人参ベシャメルをのせ、クルっと巻き、耐熱皿に並べる。残りのベシャメルを上から流し、切ったゴーダチーズをのせ、グリル(レンジのグリルモード)で焼いてできあがり。 取り出して、茹でたホワイトアスパラを飾って完成。

     

   カネロニはイタリアのパスタ料理です。カネロニ用の筒状になったパスタもありますが、私は、ラザニアのパスタで代用。 そのパスタの中に、牛ひき肉やトマトで作ったボロネーゼソースや、リコッタチーズなどを入れて、オーブンで焼くのが基本です。 今回はホワイトアスパラを生かしたかったので、肉類は入れずに、野菜とホワイトソース(ベシャメルソース)で仕上げました。

     : Soupe aux carottes (par l'IMPERIAL HOTEL )

   いつの間にか、家にあった、帝国ホテルスープセット。薄めず、このまま、器に出して、温めて飲むスープだそうです。今回の、カネロニのソースのオレンジ色は、この人参スープによるものです。

     

    これも、いただきものです。"オラッチェ・ゴーダチーズ"(生まれてこのかた、箱根という地に足を踏み入れたことがないもので。。ココにかいてある、南箱根とは、静岡県田方郡らしいです。) 赤い部分は、蝋(ロウ)のようなもので出来ていて、これはもちろん、取り除いて中のチーズをいただきます。ヨーロッパのゴーダチーズは、黄色いですが、これは、白くて、さわやかな味でした。

 


dejeuner☆ランチサンド(豆乳)

2010-01-28 | ●Recette Pain 捏ねの部屋

     まず、ランチに持っていくサンドイッチ用のパンを前日の晩につくります。

  豆乳(前回の中華豆腐の残り。)と、コーン、そして、強力粉・・・あ、ない。中力粉があるぞ。なんで、ウチに中力粉なんてあるの? ふーん。安かったんだ。これを全粒粉とあわせてパンを作ってみよう。

 豆乳・全粒粉のコーンパン」と 

  「シーチキン・アボカド・クリームチーズサンド」  

   Pain maïs au lait soja et la farine complète

       et  Sandwich thon, avocat et KILI

       environ D: 20cm

    材料:全粒粉130g・中力粉50g・豆乳40cc・水60cc・とうもろこし(コーン缶)・蜂蜜大1・オリーブオイル大1・塩小2・チーズ

  サンドイッチ材料:クリームチーズ(KILI)・マヨネーズ・塩・アボカド・シーチキン

  Ingrédients: 130g de farine complète,50g de farine,40cc de lait soja,60cc d'eau, maïs, 1c. à soupe de miel, 1c. à soupe d'huile d'olive, 1c. à café de sel, fromage

      pour sandwich: KiLi, mayonnaise, sel, avocat, thon

  ①水60ccをレンジで20秒加熱。そこに砂糖(分量外)少々と、イーストをいれ、5分ほどそのままにする。

   ② ボールに、全粒粉・中力粉・蜂蜜、①のイーストと、同じくレンジで20秒温めた豆乳を入れ、全体をまとめるように捏ねる。 ラップをして30分おく。(オートリーズ法形式。)

   ③ ②に、塩・オリーブオイルを入れ、ボールの中で生地をたたいたり、捏ねたりして、全体に伸びがでてきたら、コーンを生地全体にいきわたるように混ぜ込み、まるめてラップをし、1時間おく。(1次発酵)

   ④ 生地が2倍に膨らんだら、ガス抜きし、成型して(生地そのまま1つ分)ラップをし、2次発酵。(30-1時間)

   ⑤ オーブンを200度に加熱。余熱中、160℃くらいになってきたら、天板にのせた発酵した生地を入れ、200℃になったら、15分焼いてできあがり。(オーブンの余熱途中で入れることで、ある程度膨らむので、焼きは15分くらいでOK)

      

    ⑥ サンドイッチは、クリームチーズを塗り、シーチキンマヨネーズ・アボカドを挟んで完成。

  パンに豆乳を練りこんだことはすっかり忘れていたのですが、サンドイッチを食べてたとき、フワっと豆乳の香りがして、入れたことを思い出しました。 全粒粉と豆乳で、なんだかすごく健康的なパンの味でした。

    しかし、豆乳や、中力粉の影響は、何かあったのか などは不明です。中力粉だけのパンの実験は次回にしたいと思います。

 


中華っぽい豆腐。

2010-01-26 | ●Recette 実験レシピの部屋

   豆乳を買ってきました。 にがりを入れれば、豆腐ができますが、にがりではなく、卵を入れて、玉子豆腐にしてみましょう。豆腐には、中華だしを入れて、ほんのり中華味の豆腐にします。

   「玉子豆腐・中華味&黄金あんかけ

    Flan Tofu aux oeufs à la sauce chinoise (avec la fécule de pomme de terre)

     材料:玉子豆腐/豆乳・卵・中華だし・長ネギ

      あんかけ/醤油・こんぶだし・水・片栗粉・長ネギ・くこの実・レタス

     Ingrédients: Tofu aux oeufs/lait au soja, oeuf, bouillon chinois,ciboule japonais

              Sauce épaisse chinoise/sauce soja, bouillon de Konbu,eau,fécule de pomme de terre(Maïzena),ciboule japonais, baie de Goji ,laitue

  ①たまご豆腐を作る/ボールに卵をよく溶き、そこに豆乳を加える。さらに、少量のお湯で溶いた中華だしを加え、器に流しいれる。長ネギのみじん切りを散らし、アルミホイルでしっかり蓋をし、弱火で20分蒸す。(豆腐の完成)

  ②あんかけをつくる/鍋に水を入れ、火にかけ、昆布だし・醤油を加え沸騰してきたら、くこの実をいれ、水溶き片栗粉をいれ、よく混ぜる。火を止める直前に、レタスの千切り、長ネギみじん切りを加えたらできあがり。 ①の豆腐の上にかける。

         :お蕎麦を入れるような器に豆腐を作りました。掬い豆腐のように取り分けて食べます。 あんかけ部分は、豆腐の味を生かすために、昆布だしで仕上げました  豆腐に中華だしをいれましたが、思ったほど、中華味にはならず、たまごをいれているので、黄色いですが、味はほぼ、「絹ごし豆腐」でした。

       これまでの卵豆腐のレシピはこちら。

      ●玉子豆腐と海老金箔あんかけ

      ●玉子豆腐のごま味噌と夏野菜添え

 


【牡蠣】La saison de l'huitre

2010-01-25 | ●Recette 実験レシピの部屋

      北海道に住む方から、オホーツクのカキをいただきました。殻つきです。フライパンで蒸してみよー。新鮮なほうなので、殻が開く程度に蒸します。

    「蒸し牡蠣の柚子胡椒とトマトドレッシングソース

   Huîtres cuites à la vapeur à la vinaigrette tomate

   材料:生牡蠣・柚子胡椒・トマトドレッシングソース・醤油

     Ingrédients: Huîtres, purée de piment vert au Yuzu, vinaigrette de tomate, sauce soja

      貝つき生牡蠣をフライパンに並べ、日本酒をまわし入れ、蓋をし、蒸して、貝がちょこっと開いたら、貝の身を取り出す。トマトドレッシング・柚子胡椒を混ぜ、お皿に飾ったあと、軽く醤油をたらし、そこに牡蠣を盛り付けてできあがり。

   使用した、トマトドレッシングソースは、いただきものです。あまり、ドレッシングというものを買わないもので。 和食レストラン・ばんどう太郎のドレッシングです。

    : vinaigrette de tomate

   フランスでは、生牡蠣を食べるときに、エシャロットのみじん切りとワインビネガーをあわせた、ドレッシング(うっすら赤ワイン色。赤ワインビネガーによるものか、白ワインビネガーを使ってる場合でも、エシャロットの外側の赤っぽい部分から染み出したものなのか、赤っぽい色をしていることが多いです。)からの発想で、このトマトドレッシングの赤を使ってみました。レモンの代わりに、柚子胡椒で柑橘系の風味を出します。

    牡蠣、プリプリでおいしかったー

 


チャーハンならぬ、チャー麺。

2010-01-22 | ●Recette 実験レシピの部屋

  チャーハンから連想される具材を使って、パスタを作ります。 卵はカルボナーラのような状態に仕上げます。

   「チャー麺」(チャースパ?)

    pâte à la carbonara japonaise

 材料:ソーセージ・長ネギ・イタリアンパセリ・塩・胡椒・ニンニクパウダー・醤油・卵・オリーブオイル・スパゲッティ

    Ingrédients: saucisse, ciboule japonais,persil, sel, poivre, ail semoule,sauce soja, oeuf, huile d'olive, spaghetti

   ①フライパンにオリーブオイル・ソーセージ・ニンニクパウダーを入れ炒める。

  ② みじん切りにした長ネギの半分の量を、①に加え、さらに炒める。醤油を回しいれ、全体を絡める。

  ③ 茹で上げたパスタを、②に入れ、具と絡めたら、火を止め、しっかり溶いた卵と、残りの長ネギも加え、塩胡椒をして、全体を和える。 お皿に盛り付け、イタリアンパセリと、仕上げに粗めの黒胡椒をかけ、できあがり。

 

    笑っちゃうおいしさです。 ドロっとした状態の卵に、醤油の風味が入っているので、ま、味のイメージとしては、「たまごかけごはん」のような。それに、豚肉系と長ネギが入って、チャーハンの味。 生クリームなしの醤油味のカルボナーラというか。(もともと、南イタリアのカルボナーラは、生クリームなしなんでしたっけ。)色んな言い方ができますね。

 発想、くだらなさすぎ!なんですが、ウマし。 これ、和風カルボナーラ(?)とかいうかんじで、メニューにあったら売れそうな気がします。

   タイトル、「チャー麺」にしましたけど、全国、色々"チャーメン"っていう名前のメニューはあるようですね。 沖縄とか、長崎とか、東京渋谷とか、それぞれ見た目は違えど、メニューに存在しているものは、基本、中華っぽいもののようです。私の作った、"イタリアン"タイプはまだ存在しないようですよ。

           

   サッポロ・麦とホップのビールが当たりました。350ml缶・12本です。

    J'ai gagné une douzaine de canettes de bières par l'internet !

      

      年末にインターネットから応募しておいたものです。 普通、缶アルコールは、6本セットで当たることが多いですが、今回のは12本なので、1ダース入りの箱で送られてきてびっくり。 じゃんけんに当たった人の中から抽選で10万名(!)に当たるというものでした。10万名とは太っ腹。 このビール飲むのに、まずは餃子作ろうかな。

 


かちょかばろ?

2010-01-19 | ●Recette 実験レシピの部屋

   ホットおつまみ: 「全粒粉のブリオッシュのカチョカバロのせ」↑

  とにもかくにも まず、全粒粉を入れた、ブリオッシュ製法のパンを作ります。 

  生地の中に、ふくれみかのジャム(手作り)も練りこみました。

  Tout d'abord, j'ai fait du brioche(avec la farine complète). En suite, je l'ai coupé en deux, et y posé du jambon et le fromage "Caciocavallo(scamorza). C'est bon avec le vin rosé.

   

        「全粒粉のブリオッシュ・ふくれみかんジャム風味

       「Pain brioche complète à la confiture de petit mandarine satsuma」

   材料:強力粉100g・全粒粉50g・水80cc・卵1個・蜂蜜大1・スキムミルク小3・バター15g・ふくれみかんジャム・塩小1・イースト4g・タンポポジャム

   作り方は、リンクの"ブリオッシュ製法のパン"の部分をみてください。タンポポジャムは、焼く直前に、上に塗るのに使っています。パンの上が光っているのは、タンポポジャムによるものです。

      

    で、作ったこのブリオッシュを半分に切り、ハムと、カチョカバロをのせてオーブンで焼きます。ちょっとチーズが溶けたらできあがり。仕上げに、荒塩と、パセリを散らします。

   パンに練りこんだ、ふくれみかんジャムの酸味と、ハム&チーズの味が意外と合います。ロゼワインと一緒に食べるとおいし~。

   

     こちらは、↑カチョカバロ(caciocavallo)と書かれている北海道産チーズ。 このチーズと同じような形と製法で、スカモルツア(スカモルツアビアンカ or スカモルツアフュメ)というのもあります。 カチョカバロとスカモルツアの違いを、イタリア語・フランス語で書かれたサイトで調べてみると。。

  ● Caciocavallo(かちょかばろ)

      正式名称: Caciocavallo silano

    牛の乳から作られたチーズ。重さは、1kg-2.5kgと大きい。(スカルモッツアのほうが小さいと、大きさで違いを説明しているサイトもあった。)

    主に、南イタリア(camigliatello silano など)で作られているチーズ。

  ● Scamorza (すかもるつぁ)・Scarmorza(すかるもっつぁ)

   正式名称:Scamorza

         南イタリア(Apulia やCampania地方など)で作られているチーズ。 

    Scamorza affumicataと呼ばれる、スモークタイプも。 牛の乳で作られるが、場合によっては、牛と水牛の乳のミックスタイプもある。 できあがりの形や大きさはモッツアレラによく似ている。(つまり、モッツアレラくらいの大きさ) 2・3週間熟成。 

  ----この説明を読み比べると、味や製法の違いはあまりなさそうですが、とりあえず、カチョカバロは大きいものだということです。 なので、モッツアレラくらいの大きさの雪だるま(?)ので売っている、日本の"カチョカバロ"は、むしろ、"スカモルツァ"なのではないかと思うわけで。 単に、カチョカバロという名前のインパクトだけで採用された感がありますね。  私は、この日本でいうところのカチョカバロを、Scamorza bianca (スカモルツァ ビアンカ)の名称で覚えていたので(6年くらい前、フランスのスーパーで見つけて買って以来。)これからも、スカモルツァの名称の方を推していくことにしましょう。

 


トウチをつかって

2010-01-18 | ●Recette 実験レシピの部屋

   豆鼓醤 (トウチジャン)という黒いペースト状の調味料がありますが、私が買ってあるのは、豆鼓の豆の状態のものです。東急ストアの中華調味料コーナーで購入。

  豆鼓(トウチ)は、血糖値を下げる効果もあるらしいですが、栄養補助食品のエキスで飲むより、やっぱり、トウチそのままを食べたほうがいいですよねぇ。(個人的にサプリものは摂取しないタイプ。) 発酵食品なので、納豆味噌というかんじの香りと味です。納豆ダメな人も、トウチの料理だったら食べられるんじゃないかと思います。

   「豚肉とピーマンのトウチ炒め

  材料:ピーマン・豚バラ肉・中華だし・ 豆鼓 ・醤油・ 熟油麻辣子(風味鳥油辣椒)・ごま油

    ①フライパンに、熟油麻辣子をひき、香りを出す。そこに、豚バラ肉・細切りピーマンを炒め、トウチをいれ、軽くつぶしながら、全体を炒める。

  ② 仕上げに、醤油少々とごま油をまわし入れてできあがり。

   *熟油が結構辛さが出るのですが、豆鼓が味をまろやかにしてくれたようで、どちらかというと、甘みがある味になりました。 ピーマン、農家みたいなところからのいただきもので、新鮮だった為、炒めても、しんなりせずにしっかりした状態を保っておりました

 


ムール貝の洋風茶碗蒸し

2010-01-15 | ●Recette 実験レシピの部屋

      前回、ご紹介した、ムール貝のカレークリームソースの一部を使って、洋風茶碗蒸しにしてみます。(これを作るために、わざわざムール貝と、そのスープを残しておきました♪)↑上の写真は、ちょっと白っぽく撮れてしまいましたが、実際の色は、この下の写真↓くらいの黄色です。

  「ムール貝の茶碗蒸し(カレー風味)」

   Flan oeuf salé de moules parfumé au curry

   材料:ムール貝カレークリームソースのスープ部分の残り(ムール貝・人参・玉ねぎ・生クリーム・カレー粉・白ワイン)・海老ブイヨン・卵・パプリカパウダー・乾燥パセリ

   Ingrédients: moules,crème fraîche,curry poudre,carotte, oignon, vin blanc,bouillon de crevette,oeufs,piment doux en poudre, persil

       :ムール貝の身は、器の底に2つと、蒸しあがってから、上に乗せた1つの、計3個使ってます。

      ①ムール貝を蒸したところからでたスープ(カレークリーム味)と、そこに一緒に入れていた人参と玉ねぎをミキサーにかける。(つまり、ムール貝の身以外はすべてミキサーで攪拌。)

   ② ①のスープを火にかけ、海老ブイヨンを入れて溶かす。

   ③ 卵を溶き、荒熱が取れた、②のスープに入れ、混ぜる。(卵液の完成。)

   ④ 器に、取り出したムール貝の身を2つ入れ、そこに、③の卵液を注ぐ。アルミホイルでしっかり蓋をし、蒸し器に並べ、弱火で15分蒸す。

   ⑤ 蒸しあがった上に、ムール貝1つ・パプリカパウダー・乾燥パセリを飾ってできあがり。

   *今回、蒸し器の鍋として、ムール貝用の鍋を使いました。鍋を蓋として使えるので、なかなかいいかも。

       もちろん、ムール貝でなくても、アサリなどの貝を蒸したときにでたスープに、卵を混ぜて蒸してもおいしい茶碗蒸しができると思います。 使うものを和風だしではなく、洋風のコンソメにしただけで、いつもと違った、洋風茶碗蒸しになりますね

    :オマール海老のパエリアにも使用しました、海老ブイヨン(海老コンソメキューブ)です。今回の、洋風茶碗蒸しの味のベースとして使いました。  海老のダシって東南アジアなどでも使いそうですが、アジアの海老のダシって、どちらかというと、海老の""の香ばしい風味のほうが強いイメージ。(言うならば、かっぱえびせんのような。) これは、アフリカの海老ブイヨンですが、これのほうが、海老の"身"のほうの味がします。

 


プチ畑だより 1月

2010-01-14 | ●4saisons 育つの部屋
  「プチ畑だより・1月」

  Journal de mon petit potager en janvier

     Je suis en train de cultiver des légumes dans mon petit champ.... 

     En ce moment, la gelée blanche est partout sur le champ.

    ○花ニラ Ciboule de Chine  

            

       →相変わらず細いままですが、味はニラの味だと思うので、

         一度収穫してみようかな。土が霜柱に覆われています。

   ○ 長ねぎ Poireau japonais

       

           → 5本くらい生えています。

      ○ ブライトライト Poirée Bright -Lights

        

       → これは、赤い茎に赤黒い葉のタイプ。この組み合わせ以外に、

          赤い茎+緑の葉 と、 黄色の茎+緑の葉 のタイプもあります。

          霜に当たっても元気に成長中。

         この画像のブライトライトは、カラフルサラダ などの料理にも入れました。

      ○ 絹さや(京笹みどり pois mange-tout, ou gourmands   

         

       → 絹さやは、相変わらず、霜に強い。ビニールなどをかけなくても、

        このまま春をむかえることができます。でも、さすがに、雪が降りそうな

        場合には、なにかかぶせる予定ですが。 風になびいてますが、

        まだ背丈が低いのでそのままにしておきます。

   ○ アスパラ Asperges

        →アスパラは、長く伸びた木のような部分が、枯れて、

          根に栄養たくわえ中。 また春が楽しみ。

   ○ ニンニク Ail

              → 前回の、堀り残しから成長してきた5本くらいがあります。

          まじめに植えたわけではないので、にんにくの芽が出るのを

          棚ぼた的に待ちます。

   ○根みつば oenanthe japonais"Mitsuba"

        → どこにいったかわかりません。根は残してあるので、

          暖かくなったら、勝手に出てくると思ってる。。

   ○島らっきょう échalote japonaise(Okinawa)"Rakkyo"

        

        → しっかり、芽がでてきました。この葉の部分も、今だったら、

          小ねぎみたく食べられそうだけど。。。?

   ○ イタリアンパセリ Persil

       

                → これも、意外と、霜に強い。最近の料理のイタリアンパセリが

        入っているもの、全ては、こちらを使わせてもらってます。

      ○フェンネル fenouil

        

         →冬の間も葉は成長中。細かく刻んで、炒め物や、揚げ衣なんかにもいれられます。

          

     プチ畑の区画がばらばらになってきていたので、一度、すっきりさせるために、春まで何も蒔かずに 今あるもの以外は空きの状態にしてあります。ほぼ休耕地状態です。 2・3月になったら、春用種まき考えます。

                      

              前回のプチ畑

 


下茹でなしラザニア

2010-01-13 | ●Epicerie おいしいの部屋

  C'est un des plants de Noël 2009

  トマトソースコンビーフとクリーム小松菜のラザニア

 Lasagne Corned-Beef à la tomate et la sauce béchamel au KOMATSUNA

  材料:トマトソース/コンビーフ・トマト・ドライトマト・赤ワイン など

      クリームソース/玉ねぎみじん切り・小麦粉・牛乳・小松菜(ミキサーにかけたもの)・コンソメスープ など

    

        ↑こちら、温かい状態で切ると、断面の赤と緑が交互になっているかんじがわかりにくので、冷めた状態で切ってみました。 コンビーフがベースなので、バゲット(フランスパン)と一緒に食べるのが合います。

  細かいレシピは載せないですが、この、2009クリスマスに作った、「トマトコンビーフとクリーム小松菜のラザニア」。  これは、パスタの下茹でなしで、型に固いパスタのまま重ねられるラザニアパスタを使ったのですが、この箱に貼られた日本語の説明のシールには、"最初にパスタを5-8分茹でる"と書いてありました。 外国語(たとえば仏語)の説明を読むと、どう読んでも、"下茹でなし"なんですけど、まだ日本では"下茹でなし"のラザニアパスタはなじみがないんでしょうね。 日本のお店では、私の見る限り、3分の1の確率で、「下茹でなしラザニアパスタ」を発見することができます。 箱の表、下の方に、仏語だと、sans précuisson と書いてあれば、下茹でが必要のないパスタです。(英語だと、No pre-cooking とかかな?)

     

   パスタの箱には、"水分多めのソースを作って"、という仏語の説明もあったので、やはり、ソースの水分でパスタをふやかすという、「下茹でなしパスタ」なわけです。 下茹でしないタイプで慣れてしまうと、下茹でが必要なラザニアパスタがすごく面倒なものに思えるわけで。。最初に茹でても、茹でなくても、オーブンでの焼き時間は、ほぼ同じだし。

   

  そういえば、これでカネロニ作ってみようかな。あ、その場合は、ラザニアパスタ、下茹でするしかないか。

                 

       このラザニア以外に、2009年クリスマスに作ったメニューの一部はこちら。

       Les autres plats de Noël 2009 que j'ai cuisiné.↓

  ●オマール海老のパエリア   Paëlla de homard

  ●ムール貝のカレークリームソース  Moules marinières à la crème au curry

 


生ホタテオムレツ

2010-01-12 | ●Recette 実験レシピの部屋

   刺身用の生のホタテを使って、卵部分にも帆立の味をしみこませたオムレツを。(上の画像↑は、半分に切って、中の帆立を出したところ。)

    「生ほたてオムレツ

   Omelette de saint-jacques cru

   材料:生ホタテ・生クリーム・チーズ(少々)・ニンニクパウダー・卵・イタリアンパセリ・QUERO調味塩

   Ingrédients:st-jacques cru, crème fraîche, fromage(un peu),ail en semoule, sel,poivre, oeufs,persil

   

   ①刺身用帆立の貝柱を半分に切ったものをフライパンに入れ、オリーブオイル・ニンニクパウダーで5-6割火を通す。 (帆立のエキスが出てきます。)

   ② 帆立を端によけ、帆立エキスの部分に卵と生クリーム少々・QUERO調味塩を混ぜた卵液を流し込み、帆立エキスと卵液を絡める。

   ③卵に4割火が通ったところに、帆立の身を卵の上にのせ、チーズを少々入れてから、オムレツ状に帆立を包み込んでできあがり。 お皿に盛り付け、みじん切りにしたパセリを散らしてできあがり。 (ケチャップなどなしで、お召し上がりください。)

  こういう組み合わせって、特に変わったかんじはないですが、今まで外食メニューで見たことなかったかも。 こんなにおいしいんだから、メニューにあればぜったい売れそう!という味です。 オムレツ部分に、生帆立の味がしみこんでるので、味に豪華さが出ると思います。

                       

     

   さて、余談。 オートバックスの都内の某店舗の、車に関する書籍コーナーでみつけた、"これ欲しい!"と思った一品。 「RACING WORDS」というミッシュラン(MICHELIN)から出している、モータースポーツに関連する単語の多国籍辞書

 車のパーツに係る単語はもちろん、ケガや、体の部分に関する単語もあります。 日本語から外国語に訳すとき、日本語でもなんと言う名称かわからない単語って結構ありますが、この辞書、中身がカラーで見やすくて、カラー写真なんかも載っていて、メチャクチャ欲しい!と思ったのですが、値段が、1万3千円ほどしたので、ちょっと悩んでこのときは断念しました。 ネットなどでも買えそうなので、思い切りが出た(もしくは血迷った)ときに、いつか、買っちゃおうかなー。

 


ムール:comme Bleu de toi

2010-01-08 | ●Recette 実験レシピの部屋

    リヨンでMOULES(ムール貝)を食べるといえば、「レストランBleu de Toi (ぶるーどぅとわ)」、シュークルート(ドイツでいうところのザワークラウト)を食べるといえば、「Brasserie de Bondy」 というのが定番でした。

  Bleu de Toi というレストランで食べるムール(貝)は、一人分が「バケツ一杯」の量で、ベーシックな味付けから、トマトや、クリームカレーなど色々な味があったのですが、量を平らげることを第一に考えると、いつもどうしてもシンプルな味付けのムールを頼んでしまっていました。 

  ムールのベーシックな調理法は、鍋にエシャロットのみじん切りを炒め、そこにムールを投入、白ワインを入れて蒸して仕上げます。ムールの付け合せは、別皿で出てくるフライドポテトです。 フライドポテトは別名、フレンチフライといいますが、ムール+フライドポテトという組み合わせは、定番のベルギー料理です。 ベルギー人は、フライドポテトをよくたべる(つけるものは、ケチャップではなく、ベルギーではレモン風味マヨネーズなどです。)ので、ベルギー人は、「これは、フレンチフライではなく、ベルギーフライだ。」と言っているとかいないとか。

  話が長くなりましたが、いつも、Bleu de Toi で食べたかったけど、量を考えて避けていた、ムールのカレークリームソース。今回は、ムールが手に入ったので、これを自分で作ってみようと思います。 オーマールのパエリアに続く、2009年クリスマスメニュー。

    ムール貝のワイン蒸し・カレークリームソース

   Moules marinières à la crème et au curry

  材料:ムール貝・玉ねぎ(又はエシャロット)・白ワイン・オリーブオイル・ニンニクパウダー・生クリーム・カレー粉・にんじん・イタリアンパセリ

  Ingrédients: moules, oignon, vin blanc, huile d'olive, ail en semoule,crème fraîche, curry en poudre, carotte,persil

     ①鍋に、玉ねぎのみじん切りをオリーブオイル・ニンニクパウダーを入れて炒める。

  ②乱切りにした玉ねぎ・薄く輪切りにした人参を鍋に加え、ムール貝を入れ、白ワインをまわし入れ、蓋をして蒸しあげる。(ちょっとオランダ風に、玉ねぎ・人参などの野菜も加えました。ベルギー風だと、①の工程のあと、ムール貝を加えるだけでOK。)

  ③ ムール貝が開いたら、2・3回、鍋をゆすり、ムール貝をまわしからめる。

  ④ 別のフライパンなどに、ムール貝の煮汁を少々と、生クリーム・カレー粉を入れ、軽く煮詰めたら、③のムール貝の鍋に入れ、パセリも加え、全体を絡めたらできあがり。 鍋のまま、テーブルに出します。

      

   marmite à moules↑こちら、ムール貝専用の鍋です。2つで1組。

 小さめな方の鍋を上にかぶせてムール貝を蒸します(鍋を二つ重ねるだけなので、蒸し器というほどでもない。) 鍋のままテーブルに出し、蓋にしていた小さい方の鍋は、食べ終えたムール貝の殻入れに使います。La redouteの通販(日本時間で午前中は、サイトはメンテナンス中になったりしてます。)で10ユーロくらいで買いました。 ムール貝専用に鍋が存在するところがすごいですよね。 ムール貝専門レストランに行くと、だいたいこの形の鍋でムール貝がでてきます。

     :ちょっと光ってわかりにくいですが、このムール貝からのエキスと、生クリームなどが入ったスープの部分は、このあと別の料理に変身です。 記事にするまで少しかかりますので、あと1週間くらいお待ちください。 お楽しみに~。

  ムール貝おいしかった  

 


りす? 寅。

2010-01-07 | ●Creation 創造の部屋

  En raison de l'année du Tigre,2010,j'ai éssaié réaliser une peluche du tigre à la main. Mais, ça a devenu un peu l'écureuil.^^;

     リスじゃありません。 寅作ってみたつもり。

     年末に、大掃除をしていたら、昔着ていた紫色の半そでシャツが出てきました。布地もしっかりしているので、このまま捨てるのにはもったいないと思い、切って、寅でも作ってみようとノープランで製作開始~。

  すこし前、小鳥は作ったことありましたが、さらに立体的なものは作ったことがなかったので、試行錯誤しながら、型紙なしで(というか、型紙がつくれない。)、7時間(!)かかって完成。足につけたボタンは、シャツについていたボタンです。レースや、花モチーフ、ブルーの布などは、家にあったものを組み合わせてみました。   

   

   ちなみに、このトラの背景にある、日本画は、ホンモノの浮世絵です。外国(フランス・リヨン、たしか"Le bois debout"ってお店。)で買った、プリントではなく、ちゃんと手刷りのものです。 外国には、その昔、浮世絵が大量に日本から輸出されていたので、今でも、色々な浮世絵を発見することができます。

    

   顔がリスみたいになりましたが、額にあるトラらしい模様でどうにか、微かな虎らしさをキープしております。

   これで、毎年1匹ずつ、干支をつくる流れになっちゃうと困るけど。

 


パエリア:Paella de Homard☆

2010-01-05 | ●Recette 実験レシピの部屋

  ごはんの部分に、オマールのエキスが浸み込んでメチャウマだった、2009年のクリスマスメニューの1つ、

   「オマールとムール貝のパエリア

     Paëlla de homard (Plat de Noël 2009)

   材料:オマール海老(一尾)・ムール貝(10個くらい)・米(2合半)・海老ブイヨンキューブ(1個・Maggi)・酒・イタリアンパセリ・チュニジアサフラン

      Ingrédients:homard, moules,riz rond, bouillon de crevette (Maggi), vin blanc, persil, safran

  ①オマール海老を、少量(海老の3分の1が水に浸るくらい)の水と、日本酒をふりいれた鍋で10分ゆでる。 オマール海老は、ハサミなどをとりはずし、身は縦に半分にきる。

  ②フライパンに、洗った米・サフランと、①のオマール、オマール海老をゆでたゆで汁を入れる。(茹で汁は冷めてから、米にそそぐ。)海老ブイヨン、酒、水をいれ、1時間ほどそのまま置いておく。

  ③ ②に蓋をし、強火にかけ、沸騰して10分弱経ったら、蓋をあけ、余分な水分を飛ばし、ある程度水がなくなったら、再び蓋をし、中火にし、2分ほど経ったら火を止め、蒸らす。

  ④ ③にイタリアンパセリを散らしてできあがり。

    

       普段、あまり"米"を食べない人も、このオマール海老のエキスが浸み込んだ米がおいしかったのか、おかわりして食べてました。 オマール海老(一尾999円)や、ムール貝のエキスもそうだけど、1つだけ入れたMaggi の海老ブイヨンもいい味出したのではないかと思います。

     :こちらが、マギーの海老ブイヨンキューブです。リヨンのアフリカ食材店で100個入りで5ユーロちょいだったと思います。あと家には10個くらいしかないのですが、同じものはなかなか売っていません。 これ、やわらかい味で、すごく優秀なんだけどなぁ。 アフリカのある地域(どこかは知らないけど。)では、海老をダシとして使うのが多いのか、アフリカ食材店では、2種類海老ブイヨンを売っているのを見ました。 大事につかおっと。

   この、えびコンソメキューブを使ったレシピはこんなのもございます。

      かにみそのトマトクリームパスタ

      洋風イカ飯