Le ton fait la chanson,le ton ne fait pas la chanson.

<創る>がテーマのアイディア帳。つくるココロを育てます pour votre creation d'avenir

COCKTAIL fraise-yoghurt

2007-01-31 | ●Recette 実験レシピの部屋

 苺の季節です。 いちごをそのまま食べるのもなぁ。と思って

 カクテルにいたしました。

  『COCKTAIL fraise-yoghurt (苺ヨーグルトカクテル)』

   (2人分)

     苺 小12個、 氷 3個 

     ●Tropical Yoghurt Liqueur 15%vol (画像右)

           ●Mead Honey wine sweet 12%vol (画像左・残り少ないですが。。)

  これらの材料を、Braunマルチクイックミキサーで混ぜます。

  ヨーグルトのリキュールと、ハチミツのワインを加えたので甘さもあります。

  ミキサーで氷も砕いたので、シャリシャリした口当たりです。

  今回使用した、ヨーグルトリキュールと、ハチミツワインは、たまたまどちらも

  ドイツのものでした。   

     ほんわか気分のフローズンカクテルでございます

  


ココロがけ

2007-01-31 | ●Creation 創造の部屋

    何の授業をしていても、

    意識している1つのことがあります。

        《 一課一笑 

    

    つまり、1回の授業の中で1回は

    生徒さんに 〝くすっ〟と笑ってもらう場面をつくるということです。


『気温15度』

2007-01-30 | ●Conte 物語の部屋

   注文したモノをのせた トレーを持ち

   ロータリーが見渡せる2階の席へ

   フロアーは すでに飲み終えたコーヒーを脇に置いたまま

   問題集をめくる人たちでほとんど埋まっていた

 

   上手い具合に空いていた席に滑り込み

   私は小さいノートを取り出し 言葉を書き並べていく

  

   時計を一瞥 ------ 12時37分。

   ふと我に返り 手の中であと4cmだけになったサンドイッチを

   まじまじと見つめた

    ---- ≪これの 何処がどう 〝ミラノ〟サンドなんだろ。≫

 

   最近、日本政府か省庁かなんかで、外国にある日本料理と名を打つところの基準をしっかり指導しようという動きがありましたが、 日本にある外国料理だって、その国の人からみたら、<これは違うだろ。>というものがいっぱいあると思う。 他の国まで乗り込んでイチャもんをつける暇があるなら その前に自分の国の中の外国料理をきちんとしてあげるのが先決だと思う。  先日も、”キッシュ、って書いてあったから買ったら、グラタンパイだったよ~” という泣きの報告メールが私に入りました。 その店には ”イタリアンキッシュ”なるものもあったりで、もう何がなんだか。。 他人の荒さがししてる場合じゃないわよ。日本さん。 どうせ、こっちもガタガタなんだから、他の国が滑稽なことになってても、ほっといてあげれば~。

  *タイトルの『気温15度』とは、”判断に困る・曖昧”という意味でつけました。


しんぞうクン&かんぞうクン

2007-01-29 | ●Recette 実験レシピの部屋

  ”ここからは<心臓>の悪い方は読みませぬよう。

  スーパーで、鶏の『心臓つきレバー』を発見しました。

 レバーの先に心臓もくっついている、なかなか新鮮な状態です。

 これは買わねばと思い、1パック166円のそれを購入。心臓が4つ入ってたので

 レバーとあわせ、4羽分ということになります。(内臓ものは、安くていいですねぇ。)

 レバーと心臓(ハツ)、和風と洋風の料理にしてみることに。 簡単ですわよ☆

 I: 『レバ味噌』 (画像下)

  鶏レバー・4羽分

    牛乳 少量

    味噌 大さじ2

    しょうが 小さじ1

    酒 大さじ1~2

    トウバンジャン 小さじ2分の1

    砂糖 大さじ1強

    醤油 小さじ1弱

   ①レバーを一口大に切り、ボールに入れ、牛乳を少量加え、洗う。

     (臭み消しです。)

    ②牛乳を流し、水で軽く洗い流し、水気を切る。

    ③耐熱容器(レンジにかけられる器ならなんでも。)に、 

     味噌・しょうが・トウバンジャン・砂糖・醤油・酒を入れ、よく混ぜる。

     味を見てみて、<甘味噌>の味になるように、砂糖の量は

     味噌の塩気によってかえる。(味噌も、白や、赤や、いろいろあるので。)

    ④耐熱容器の甘味噌の中に、レバーを入れ、味噌と絡める。

    ⑤そのままレンジに入れ、計6~8分ほど加熱。 (6分の間に、2・3回、

     レバーをひっくり返したりして、全体にまんべんなく熱が通るようにする。)

    ⑥お皿に盛り付けできあがり。 レバーのコクと甘味噌の味がGOOD。

 

 II: 『ハツマスタードサラダ』 (画像上)

    鶏のハツ 4個

      塩・胡椒

      マスタード(ここでは、前回ご紹介したフランスのもの。日本で手軽に手に

      入るのは、粒マスタードの方かもしれません。)

      バルサミコ

      レタス・トマト・ナッツ類(クルミや、ピーナッツなど)

   ①ハツを縦に半分に切り、中に残っている血合いなどを取り除く。&洗う。

    ②ハツに塩・胡椒をし、フライパンで焼く。 殆ど火が通ったら、

     マスタードを小さじ1ほど加え、全体に味がなじむようにいためる。

    ③皿にレタスの千切り(にしなくてもいいですが)、トマト、ナッツ類をちりばめ、

     ハツをのせ、マスタード・バルサミコ・塩・胡椒を混ぜた

     ドレッシングをかけ、できあがり。

 

  内臓もの嫌いの方にとってはどんな料理に変化してもグロいと思うのかもしれませんが。。  ま、たまにはね。

 


ニンニクニクニク

2007-01-26 | ●Epicerie おいしいの部屋

 こちらは、ニンニクパウダーです。

 フランス語でいうと、(ニンニク乾燥の薄切り→粒→粉の順で)

 L'ail lamelle→ L'ail semoule→ L'ail poudre と細かくなっていき、

 私のもっているのは、厳密に言うと、L'ail semouleのにんにく)です。

 この粒の状態、結構使い易くて、サラダに振りかけたりもできるし、適度な粒感がいいのです。

 それと、いつからか、私はパスタをゆでるときは、塩ではなく、この粒にんにくを入れています。 パスタをゆでるときに入れる塩というのは、それなりに入れるものなので、それって塩分取り過ぎな感じがするのと、(プラスして、少なくとも、パスタソースにだって塩は入るわけですし) パスタにつく『ゆで汁臭さ』を解消するために、このにんにくはとてもいい効果を発揮します。  簡単にいうと、パスタに、軽くにんにく風味がつくような状態です。  7~8年くらい前からこの方法をとっているような気がします。(なんでそんなこと思いついたんだろ。)

 にんにくは、生だと、使い切れないし、、でもたまに欲しくなる風味だし、、、

 ということで、『粒にんにく』が自分の中でのベストアイテムに収まったのでありました。


箸休めの一品

2007-01-26 | ●Recette 実験レシピの部屋

 そういえば、家に <乾燥茎わかめ>があるな~と思い出し、考えついた一品。

  乾燥茎わかめ 適量

    玉ねぎ 小1個

    大根  10cm

    レタス 1枚

    白すりごま・塩

    マヨネーズ(大さじ2~3)

    ビネガー (又は酢)小さじ1

    とうがらしうめ茶 2袋 (←これが何かわからない方は

    このキーワードで検索してください。 

    温泉旅館なんかで売っている梅茶です。)

  ①乾燥茎わかめを水にいれてもどす。

   ②玉ねぎを千切りにし、レンジで40秒加熱する。&水気を絞る。

   ③大根を千切りにし、塩でもみ、しんなりしてきたら水気を切る。

   ④レタスを千切りにする。

   ⑤ボールに、①~④を入れ、すりゴマを大さじ1、とうがらしうめ茶2袋、

    マヨネーズ大さじ2~3、ビネガー小さじ1を加え混ぜる。

 大根を塩もみしたことで生まれる浅漬けのような食感と、茎わかめのコリコリした食感が楽しめる一品です。 ”とうがらしうめ茶”はいい味がでるので、ボールで混ぜるときには、塩などは加える必要はありません。 とうがらしうめ茶が無い場合は、昆布茶などでもよいと思います。

    


porte-cle 3 宣伝販促

2007-01-25 | ●collection ムダの部屋

 今回のフランスキーホルダーは、”レトロ”ものではありません。

 宣伝用・販促キーホルダーです。

 画像左から

  ●L.P.SLes Porcs de la Sarthe)  ”Sartheの豚肉”

  ●Elections européennes du 13 juin 2004

     ”2004年6月13日 ヨーロッパ議会選挙”

 ヨーロッパ議会選挙のキーホルダーはゴムのような材質です。 リヨンの地下鉄の入り口近くを歩いていたら これを配っていて、ヨーロッパに選挙権のない私にもくれました。

 なかなかレア度は高いと思われます。

 ブタさんのキーホルダーは、リヨンの食品展示会みたいな所に行った時、豚肉のブースで、いろんな色が飾ってあったのをみて、ブースの人に、<これください☆>とお願いして、もらいました。 ブタさんの背中には、L.P.S. の文字。 フランスの北西部、Sartheという県の豚肉の宣伝のようです。 Sartheは、LOIRE川流域地区にあたりますが、あの辺りは、ワインも ロゼとか白が有名だったと思うので、肉も牛肉より、豚肉、なのかなと思います。

 ちなみに、このブタさん、改めてまじまじとみていたら、お腹の部分に、

   POUL WILLUMSEN・ DENMARK  という刻印がありました。

 なんだろと思って調べたら、デンマークのプラスチック製品を作る会社らしく、主な商品にブタさん貯金箱やキーホルダーなどがあり、会社の販促を作ったりもしているようです。

 http://www.poul-willumsen.com/index.asp

 やっぱり、デンマーク・ノルウェー・スウェーデン辺りの地区は デザイン性が高いですねー。

 


PARFAIT

2007-01-24 | ●Mots 言葉の部屋

          全てをカンペキに こなそうと思うから

       不安になる

       すべてをうまく こなそうと思うから

       何もできずに やる前から ドキドキする


MONOPRIX エコバック

2007-01-23 | ●collection ムダの部屋

エコサークルでリサイク~る♪ ということで

今回の<収集>には、Nちゃん、ケロちゃんにご協力いただきました。

めるしーです☆

 フランスのスーパー、MONORRIX のエコバック。1個80サンチーム(1ユーロ弱)。

  www.monoprix.fr 

 私の知る限り、5種類くらいあったとしても、モノプリの店舗1店につき、1色ずつ(もしくは2色)しか売ってないので、いろんな色を集めるには、いくつかの店舗を回らないといけません。 と、いうこともあるので、頼むときにあまり無理は言えないのです。 私が住んでいたときに、いくつか買ってきましたが、なにせお土産も兼ねていたため、手元にはほとんど残らず、、だったので、今回、申し訳ないと思いつつ、頼んでしまった次第です。

 エコ精神の話をするなら、日本で売ってるエコバックというのは、500円以上するものも多く、私としては、<みんなに使ってもらって、エコ精神を広げよう>という主旨でなければいけないと思うので、こういうものにバックとしての利益の値段を上乗せするのはいかがなものかと思っています。 私は500円以上もするエコバック、買いたいとおもわないし。それだったら、スーパーのビニール袋使いまわしするくらいのほうがいいと思ったりします。  そういう意味からすれば、このモノプリエコバックは1ユーロ以下というのは、ものすごく好感がもてるわけで。 

 しかも、ぷりてぃーだしね。

 ピンクと黒は、すでに使っております。 黄色と黄緑はバックの模様が、花柄でした。

  -- これ、バリバリ使うと思います。私。 (某CM風に。)

  * これらは、2006年のモノプリエコバックですが、別の年にモノプリで買ったエコバックはこちらです。

   「MONOPRIX印のエコバック2010

      「MONOPRIX エコバック2012」(値段は1個1ユーロになってました。柄は見つけただけで7種類!)


冷凍庫のトマトで。

2007-01-22 | ●Recette 実験レシピの部屋

「ホタテと小松菜のトマトクリームパスタ」

 (1人前) ホタテ4~5個

        小松菜・適量

        冷凍庫のトマト・1個

        生クリーム・50-100ml(適当だなぁ。)

        チキンブイヨン・1個

        塩・胡椒・細切り唐辛子・ニンニク

  ①冷凍庫で凍らせておいた、トマトを取り出し、皮をむく。(冷凍庫に入れる前に皮のところに軽く十字に切り込みをいれておくと、むき易い。)

   ②トマトをざくざく切る。

   ③フライパンに、トマト、ニンニク、(ホタテが凍ってるものの場合はこのとき一緒にホタテも入れる)を入れ、火にかける。

   ④ホタテをフライパンに加えた後、お酒(白ワインもしくは、日本酒)を少々。

   ⑤チキンブイヨンを加える。

   ⑥小松菜を5cmほどの長さに切り、茎の部分からフライパンへ。

   ⑦塩・胡椒を加える。 ゆでたパスタをフライパンに入れ、残りの葉の方の小松菜も一緒に入れ、全体をからめる。

   ⑧生クリームを回し入れ、さらに全体をからめる。

   ⑨お皿に盛り、糸唐辛子(細く、糸のように切ってある唐辛子)をのせできあがり。

  買ったはいいけど、使い切れなかったトマト。

 冷凍庫で凍ったトマトは、トマトソースにも加工しやすいということで、今回のを作ってみました。 ホタテから出た風味と、トマトのさわやかさ、糸唐辛子のピリっとしたアクセントが上手い具合に混ざりあいました  ちょっと、この<冷凍庫のトマト>のまろやかな酸味にはまってしまったかんじなので、今度は、最初から、トマトは冷凍庫にいれちゃおうかしら。

 (ほんとは、エビのトマトクリームを作ろうと思っていたのですが、買いに行った所で、一個40円の冷凍ホタテが売っていたので、急遽レシピを変更。ま、そこらへんは臨機応変に。 小松菜も冬が旬だしね。


五感 La vue

2007-01-22 | ●Mots 言葉の部屋

     On dépend toujours ce qu'on voit,

           enfin on ne voit que des choses à voir.     

          目から入ってくる情報ばかりに頼っていると、

          目から入ってくるものしか 見えなくなる。

        

            ( Il y a quelqu'un qui peut corriger cette pharse française?)


Feve 4 (オリジナル)

2007-01-19 | ●collection ムダの部屋

部屋にあるFEVEを数えてみたら、35個ありました。

でも小さいものなので、全部並べても15cm四方くらいのスペースにおさまってしまうくらいのもんです。

今回は、3つ紹介。 パン屋さん&ケーキ屋さんのオリジナルFEVESです。

 画像左から

 ●LE VALENTIN (Paris 9区)

  ●LA MARQUISE (Lyon 5区) 

  ●Le Quartier du pain (Paris 15区)

 Le VALENTINのは、そのケーキ屋さんにいるsaochanが、送ってきてくれたもの。

 Le Quartier du painのは、今回、私がFEVEを集めてるのを知ったNちゃんが、今年フランスで食べたgalette des roisから出てきたものを持って帰ってきてくれました。

 LA MARQUISEのも、そこでケーキ研修していた友達が持ってきてくれたもの。この形は何かというと、世界遺産地区であるそのケーキやさんの敷地内にある、昔の井戸みたいなのをかたどったものです。

 それぞれの個性が出てていいですねー。

 


『Monsieur pont rouge』

2007-01-18 | ●Conte 物語の部屋

M.PONT ROUGE,”赤い橋のおっちゃん”の話。

 リヨンで住んでいたとき家の近くに、ソーヌ川にかかった赤い橋がありました。歩行者しか通れない橋です。

 その橋のたもとには、sans abri(ホームレスというべきか。。)のおっちゃんが座っていました。山登りをするような人が着る赤いジャンパーを着て、前を通る人に <Bonjour !>と言っていました。  最初、私は 日本であまりホームレスの人にあいさつをするという習慣がなかったので、素通りしていたのですが、結構、フランス人の女の人なんかも、そのおっちゃんと立ち止まって話をしていたりしたので、私も、前を通るときは、<bonjour>の挨拶をするようになりました。

 おっちゃんは、日本語の挨拶も知っていて、<さよなら(こんにちは、だったかな?)>、<どうも>、<ありがとう>と、アジア人が前を通ると言っていたのですが、私は何故だか、最初から<Bonjour>としか言われたことがありませんでした。 たぶん、アジア人の中でも、観光客っぽい人と、住んでそうな人が見た目で分かって使い分けていたのかもしれません。

 基本的には、通り過ぎざまの挨拶のみ、の間柄なのですが、ある日、近くのスーパーで買い物をしていたら、店の中で、前から来る人が<オー、ボンジュール、マドモアゼル!>と、言ってきたので、<何ヤツ!>と思ったら、そのおっちゃんでした。普段、橋に<座っている>ところしかみたことなかったので、<立って歩いてる>のをみると、意外と大柄だったので、最初誰だかわかりませんでした。 どうやら、橋に座って、貯めた小銭で毎度お金が貯まると、そのスーパーにお酒を買いにきていたようです。 

 おっちゃんは、赤い橋に、朝10時頃<出勤>してきて、お昼すぎに帰っていきます。私は、ホントにおっちゃんは、sans abriなのかと少々疑っています。

 私は、おっちゃんと、立ち止まってしゃべったのは、2度だけです。

 一度目は、<日本語の”どうも”と、”ありがとう”の違いは何だ?>と質問されたときと、二度目は、フランスから日本に帰国する前の日、この画像のロウソクセットをもらったときです。

 2度目、私は、明日、日本に完全帰国という日、おっちゃんに挨拶してこようかなと、赤い橋に向かいました。 その少し前まで、おっちゃんは、1-2ヶ月、その橋に<出勤>しなかったときがあって、<とうとう死んじゃったのか??>と思っていたら、ちょっと小さくなったかんじでフラッとある日出勤してきていて、何かと思ったら(他の人と話している会話を聞いたところだと、)どうやら、何かお腹の辺りの手術をしたらしく、入院してたようでした。 私の帰国日が近づいてきてたのもあるので、このまま挨拶できないかなーと思っていたのですが、無事出勤できてよかったと胸をなでおろしました。  おっちゃんが座っていた橋からは、いつも丘の上の教会が見えていたので、私は、お別れに<丘の上の教会>をモチーフに作った版画を持っていくことにしました。

  私が橋に向かうと、なぜかその日、おっちゃんの横には、何かが入ったダンボールが置かれていました。3-4年、前を通っていて初めて見た光景です。 おっちゃんは、その日、立ち止まってお金をくれた人などにそれを渡していました。 私は、おっちゃんに、<これ、私がつくった版画なんですが、どうぞ。>と渡すと、おっちゃんは、<オ。じゃあ君にもこれをあげるよ。>と、このロウソクセットをくれました。 見てみると、ドライフラワーが入ってるぷよぷよしたゼリー状のものが入っているロウソクでした。 しかも、ある化粧品メーカーの販促品です。これをダンボール1箱分持っていたので、これをどこで手にいれたんだろうと、最後の最後でますますおっちゃんのナゾが深まるばかりでした。

 <私は日本に帰りますが、おっちゃんも体に気をつけて>と言おうと思いましたが、それを言うと言葉がつまりそうだったので、いつものように、<Bonne journée !(よい一日を)>とだけ言ってその場を後にしました。

 遠くても、空はつながっています。

 今日もよい一日を。