勝手にご当地バーガーを考える編。 第4弾は、石川県は金沢です。
石川県は金沢しかいったことがなく、輪島のほうは行ってないので今回も特定の地域に特化して作ります。
「金沢バーガー」
Burger,est inspiré par Kanazawa: pané de crevette au Konbu-Wasabi mayonnaise
●バンズ:強力粉・全粒粉・焙煎白ゴマ
●パテ:麩衣のエビぷりフライ&わさび昆布マヨソース
材料:バンズ/強力粉100g(みのりの丘&はるゆたかブレンド)・全粒粉50g・全卵20cc・蜂蜜大さじ1・イースト小さじ1・水100cc・塩小さじ1・オリーブオイル大さじ1・焙煎白ゴマ小さじ1強
パテ/エビ・日本酒・片栗粉・薄力粉・全卵・乾燥麩
マヨネーズ・粉わさび・昆布だし(粉末)・レタス系の菜
●バンズを作る ①水を20秒温め、イーストを入れて5分おく。
②ボールに、粉類と蜂蜜を入れ、そこに①のイースト水を加え適当にまぜる。ここに全卵と白ゴマも加え、粉っぽさがなくなったら、ひとまとめにし、ボールの中におき、ラップをかけ、30分おく。
③ 多少膨らんだ生地に、塩とオリーブオイルを足し、ボールの中で生地を捏ねたりたたいたりして、生地が滑らかになってきたら、丸めてボールの中におき、ラップをかけ一次発酵1時間。
④2倍に膨らんだ生地を押してガス抜きし、生地を3等分して成形し、オーブンシートの上に並べ、乾かないようにラップをかけ、2次発酵1時間。
⑤190℃に予熱したオーブンで20分弱ほど焼いてできあがり。
●エビぷりフライを作る ①生エビの殻をむき、粗みじん切りにする。 酒をまぶし、塩胡椒・片栗粉・薄力粉・全卵少々を加え、全体を混ぜる。
②エビを平たいコロッケ型に成形し、残りの全卵をまわりにつけ、削った乾燥麩をつける。(再び全卵ー乾燥麩を2回行いました。) 油で揚げてできあがり。
●マヨソースを作る ①マヨネーズに、粉わさびと昆布だし(粉末)を混ぜソースの完成。
バンズを切り、菜と、エビプリフライ・マヨソースを重ねてできあがり。
さっくり衣のエビフライと、優しい味の昆布だしマヨネーズなどでお上品な味になりました。
金沢でいろいろなものを食べた印象で、この組み合わせにしてみました。
ダシは、断然昆布。 お味噌汁に、甘エビの頭が入っているなど、甘エビ系のエビが特徴的だったので、エビプリフライにしました。 エビも、名古屋系だったら、どーんと一匹まるごと!みたいなかんじだと思いますが、金沢の懐石のエビしんじょうのように、ちょっとひと手間加えてみました。 あとは、金沢は、生麩や乾燥麩など、麩が多いので、衣は乾燥麩にして軽い食感に。 パンには、<焙煎>白ごまで、ほうじ茶文化の香りを。
個人的には、金沢は、生活している人のレベルにも<優しい上品さ>がある味が多いような気がしました。(B級グルメ系の、ハントンライス(ホームクックわかばやし にて。)や、宇宙軒食堂の豚バラ定食なんかも食べた上での感想ですよ。) 京都と比較しても、京都は観光レベルでは、抹茶や懐石などがあっても、生活レベルでは意外と質素というイメージ(お茶漬けサラサラに漬けもの。みたいな。)があるので、金沢のほうが人全体が、【作りだすレベル】が高いのではないかと今のところ思っております。 これは、今度京都に行く機会があれば、観光名所そっちのけで、スーパーやら、地元食食べて、調査してくるしかないですね。 そうじゃないと、何度京都に行っても、表面的なものにがっちり固められてそれを見せられてるかんじで、ほんとの意味での<歴史>のある京都を見れてない気がしてなんか不完全燃焼なんですもん。
これまでの【勝手にご当地バーガー】シリーズ
第1弾:札幌バーガー(チーズカレーザンギと、クリームソースにコーン入りパン)
第2弾:新潟バーガー(サーモンフライと蕎麦入りパン)
弾3弾:土浦バーガー(レンコンハンバーグと、佃煮照りマヨソース)