Le ton fait la chanson,le ton ne fait pas la chanson.

<創る>がテーマのアイディア帳。つくるココロを育てます pour votre creation d'avenir

大根トマトクリーム

2010-02-26 | ●Recette 実験レシピの部屋

   雪が溶けていくのを見ながらお昼ごはんを作ります。そういう日の昼ご飯。 千切り大根がポイントです。(画像の玉ねぎのように見える部分が大根です。)

    「大根トマトクリームのパスタ

   pâte de navet japonais à la crème-tomate

  材料:ミニトマト(冷凍)・アンチョビ(バーニャカウダ*)・ニンニクパウダー・大根・ハム・日本酒・生クリーム・セリ・チキンブイヨン・塩胡椒

   *バーニャカウダは、アンチョビ・ニンニク・オリーブオイル・生クリームを混ぜてつくっておいたものです。

     Ingrédients: tomate cerise, anchois, ail semoule, navet japonais, jambon blanc, alcool SAKE, crème fraîche,bouillon de volaille,sel,poivre

  ①冷凍庫に入れておいたミニトマトをフライパンに入れ、火を通す。そこに、アンチョビ(バーニャカウダ)・ニンニクパウダー・オリーブオイルを加え、さらに煮込む。トマトがくずれたら、日本酒を加え、千切りにした大根・ハムを加えたら、チキンブイヨンを入れ、全体の味をなじませる。

  ②パスタが茹で上がる直前に、①のトマトソースに生クリームをまわし入れ、軽く温める。 パスタをソースの中に入れ、全体を和えたら、塩胡椒で味をととのえお皿に盛りつけたら、セリを飾ってできあがり。

   あら? "大根がしんなりする"ことをイメージして作っていたのですが、何故か、たくあんのような食感になっています。水っぽくはありません。大根の種類でこうなったのかな?(結構大きな大根だった。。)これはこれで、野菜感もあっておいしい☆ パスタに大根というと、"大根おろしが入った和風パスタ"のイメージですが、千切りにして、しっかり洋風パスタというのも、「アリ」だと思います。

冷凍トマトは、いいかんじで煮くずれるので、ソースなどにする場合とても良いです。 肉ものは、他とのバランスを考えて最終的にハムをチョイス。ベーコンほど味が強いと、微かなアンチョビの風味とケンカしそうなかんじがしたので、ハムにしました。

 


CANELE →そして パン。

2010-02-25 | ●Recette Pain 捏ねの部屋

      カヌレを作る為の型は持っていたのですが、まだ作ったことがなかったので、初挑戦してみます。

        「かぬれ

       Canelé pour la première fois

      材料:牛乳400cc・砂糖200g(砂糖100g+黒蜜100g)・薄力粉100g・卵黄2・全卵1こ・バター20g・ラム酒5cc・バニラエッセンス少々

  Ingrédients: 400cc de lait, 200g de sucre, 100g de fairne,2 jaunes d'oeufs,1oeuf, 20g de beurre,Ram, vanille

     ①ボールに、砂糖・ふるいにかけた小麦粉を入れ・卵黄・全卵を加え混ぜる。 85℃に熱した牛乳を加え、ハンドミキサーで混ぜ、溶かしバターを入れたら、冷蔵庫に入れ一晩ねかせる。(このときは、朝に生地をつくり、昼間の間ねかせ、夜に焼くという方法をとっています。)

  ② ①にラム酒・バニラエッセンスを加え、型に流し、210℃のオーブンで50分焼き、取り出して、上向きに並べ、さらに10分焼いてできあがり。(シリコン型で作ったので、取り出してからさらに表面を焦がしたほうが色がつきやすかったため。)

   中身がほぼ、プリンに近いような状態だったので、形が"ヘナっ"となってしまいましたが、味はばっちり。 こういうクレープがつくれそうな液体の生地から、ちゃんと周りがこげてしっかり形作られるという、なんだか不思議なお菓子です。

        

   で、型に生地を流し込んだら、カヌレの液体の生地が80ccほど(目分量)余りました。これ、どうしようかな。 カヌレの生地を作るときに、玉子・砂糖・牛乳を入れたでしょ。。あ、そうだ。ここに強力粉を足したら、ブリオッシュみたいなパンが出来るかも ということで、カヌレを焼いている間に、パン作りにとりかかってみます。 カヌレの余った生地でパン作り!

    「カヌレパン(カヌレのでパン)」

   Pain brioche (avec la pâte de canelé)

       Ingrédients: 80cc de pâte de canelé, 120g de farine, 20cc d'eau, 2c.à soupe de sirop de cassonade,1c. à soupe de sel, 1c.à soupe d'huile,4g de levure

       材料:カヌレの残り生地80cc・強力粉(はるゆたか)120g・水20cc・黒蜜大2・塩大1・グレープシードオイル大1・イースト4g

     

   ① ボールにカヌレの生地(液体)・強力粉・黒蜜を入れ、軽く温めた水に、イーストを加えすこしおいたものを、ボールに注ぎいれ、全体を適当に混ぜ、一塊にし、ラップをして30分おく。(オートリーズ法)

   ② ①に、塩とグレープシードオイルを加え、ボールの中で、たたいたり、捏ねたりしてなめらかになってきたら丸めてラップをし、1次発酵、1時間置く。(①のオートリーズ法で仮発酵?をしているので、ボールの中で生地をこねる程度で十分1次発酵のための生地ができあがります。)

   ③ 2倍に膨らんだ生地をガス抜きし、三等分にして丸めて成型し、型(このときは、パウンドケーキ型)に入れ、ラップをして2次発酵。*この日はここで夜になっていたので、生地を朝まで室内におき、2次発酵は一晩行いました。

   ④ 200℃に熱したオーブンで15分ほど焼き、できあがり。

    カヌレの生地に入れてあった、ラムやバニラエッセンスがほんのり香って、なんだかおそろしくよくできたブリオッシュ風のパンになりました。 強力粉のはるゆたかの性質がホワホワパンができるというのもあるので、それもこの手のパンに向いていたのかもしれません。

      


変身!ういろう☆

2010-02-24 | ●Recette 実験レシピの部屋

      これは、禁断の領域なのではないかと思いますが、"要望があった"ので作ります。 ういろうのレシピではありません。ういろうを使って全く想像がつかない違ったものを作るレシピです。

    「ういろうモチモチ・チョコケーキ

   Gâteau chocolat à l'Uirou

  材料:抹茶ういろう・焼酎・黒蜜・板チョコレート(ブラック)・かぼちゃの種・クルミ・薄力粉・玉子・ベーキングパウダー・サラダ油

      Ingrédients:Uirou au matcha, alcool shôchû, sirop de cassonade, chocolat noir,  graine de potimarron,noix, farine, oeuf, levure chimique, huile

    gâteau coupé en deux: 半分に割ってみた図。(生地の中に見える緑は、かぼちゃの種です。)

   ①ういろう(180g)を、ちぎってボールの中に入れ、レンジで温める。混ぜ易くなる程度までやわらかくなったら、そこに、全卵1個を入れ、混ぜ、ベーキングパウダー・小麦粉(80g)・サラダ油(大さじ2)・削った板チョコ(50g)など、すべての材料を入れ、よく混ぜる。

   ② アルミカップなどに①の生地を入れ、上にかぼちゃの種をかざりつけ、180度のオーブンで25分焼いてできあがり。 生地が割れてきたくらいができあがりの目安です。

 

    ういろうの材料を見ると、米粉・でんぷん・小麦粉などで構成されているようだったので、これだったら、ういろうベースにケーキが作れるんじゃないかと思って手探りで作ってみたら、なかなかおもしろい洋菓子ができてしまったというわけです。ココアではなく、板チョコを使ったのも、よかったと思います。 焼酎は、前回、"世界1周チョコ"を作ったときと同じ「黒白波」です。 

 "くろ蒸しパン"をもっとモチモチさせたチョコ味のケーキといった仕上がりです。 抹茶ういろうの面影はドコへやらですが、食べてみると、最後にホワっと抹茶ういろうの香りがする(←"これ、実は、抹茶ういろうだよ"と言っておいた前提でのみ。)不思議なケーキです。

 


麺線 in 酸らー湯

2010-02-23 | ●Recette 実験レシピの部屋

  台湾土産の合わせ技。 スープの色は辛そうに見えませんが、結構辛いです。

   「酸辣湯の麺線

   nouille fine à la soupe aigre-piquant

  材料:酸辣濃湯サンラータンスープ(台湾クノール)・卵・麺線・冬菜・油葱エシャロットフレーク *これらの材料に関しては、上記の"台湾土産"の部分をクリックして確認してください。

    Ingrédients: mélange à soupe aigre-piquant, oeuf, nouille fine, pickles chou chinois, échalote frite séche

  ①鍋にお湯を沸かし、沸騰してきたらサンラータンインスタントスープを入れ、再び沸騰したところに、溶き卵を流しいれる。(スープと水の割合は、最後に入れる冬菜の塩気も考えて、定量より、水を多めに仕上げる。)

  ② 麺線を3分ほど茹で、そのまま器にもりつけ、①のスープを注ぎいれ、冬菜少々と、エシャロットフレークを散らしてできあがり。(出来上がりの画像は、冬菜とエシャロットフレークを散らす前です。)

 

  サンラータンらしい、トロミがつきます。このスープ、ちゃんとパッケージの絵にかかれているように、キクラゲや人参などがちゃんと入っています。ほんと、それにしてもこのスープ、インスタントなのによくできてるなぁ。

 麺線は素麺とそっくりですが、違いは素麺ほど、塩気がないということです。(つまり、スープの味をジャマしない。) これをつくったあと、台湾のガイドブックをみてみたら、麺線には、トロミのあるさっぱり系のスープを合わせたりするようで、偶然にもこの組み合わせで当たっていたようです。 ま、素麺っぽい麺に、あまりこってり豚骨とかはあわせそうにないですもんね。

 


アジア粥(参鶏湯風)

2010-02-22 | ●Recette 実験レシピの部屋

  もち米を詰めたローストチキンを作ったら、サムゲタン(参鶏湯)を思い出しました。サムゲタンのイメージから、応用編といたしまして、塩味のアジア風お粥を作ってみたいと思います。

      「サムゲタン粥

     Congee au poulet (avec du riz gluant thailandais)

 材料:アジア風ローストチキン ・タイもち米・塩・しょうが・打ち豆(緑)・くこの実・冬菜

   Ingrédients: poulet rôti au sel, riz gluant thailandais, sel, gingembre, soja vert séché écasébaie de Goji, pickles de chou chinois

       :Avant la cuisson 炊く前。

        ① 土鍋(小)に、タイもち米・ローストチキン(塩味)・打ち豆(乾燥のまま)・しょうが(ぶつ切り)・水を入れ、2時間ほどそのままにしておく。

   ② ①に、塩をふりかけ、クコの実を入れ、蓋をし、炊く。(20分ほどでできあがる) 最後に、冬菜の漬物をパラパラと入れてできあがり。(冬菜漬物に塩気があるので、足りない塩気があれば、味をみてから調整してください。)

    タイのもち米から出る香りもひとつの味のアクセントになっています。このもち米がない場合は、日本のもち米は使わずに、日本の白米を使ったほうがいいかもしれません。タイもち米は、日本のもち米より、火の通りが早いです。 ローストチキンを入れているので、お粥の中でさらに火を通すことで、ホロホロほぐれる鶏肉になります。 冬菜の代わりは、ザーサイで。 ほぼ塩のみの味付けですが、鶏ダシも出る上に、打ち豆などの香りがあわさって、アジアな香りのお粥に仕上がっています。

 


茹で塩豚・2010

2010-02-19 | ●Recette 実験レシピの部屋

 茹で塩豚、2010年バージョンです。 茹で豚ではありません。ゆで"塩"豚です。茹でる前に、塩漬けにするところから始まります。 塩豚というと、しょっぱそうなイメージがありますが、どちらかというと、豚の旨味がでてくるかんじです。特にしょっぱくはありません。

      「茹で塩豚のオイスターソース炒め

    Potée porc chinoise et poêlé à la sauce l'huître

    (つけあわせ:ゆでキャベツのマスタードビネガー和え)

         Accompagnement: chou cuit à la vinaigrette-moutarde

         材料:豚バラブロック・塩・プロバンスハーブ・胡椒・オイスターソース

        つけあわせ:キャベツ・マスタード・塩・酢・5baies(5種類の胡椒)

          Ingrédients: Lard, sel, herbe de provence,poivre, sauce huître, chou, moutarde, vinaigre,5baies

        ①豚バラブロックに、何箇所かフォークで刺し、肉の表面に、塩・5baies(胡椒)・プロバンスハーブをまぶし、密閉袋に入れ、1日以上冷蔵庫へ。(このときは、3日冷蔵庫に入れてました。)

   ② 豚の塩を軽く洗い流し、水を張った鍋に入れ、茹でる。8割ほど火が通ってきたら、一度お湯を捨て、再び水を入れ、茹で、火を通す。(ここで、このときは、茹であがった豚肉を取り出し、密閉袋に入れ、冷蔵庫で1日ほどほおっておきました。使うときは好きな分だけ切り、使うことができます)

   ③ 茹で塩豚を切り(冷えているときのほうがきれいに切れ易い)、フライパンに並べ、オイスターソースと胡椒(醤油少々お好みで)味をつけ、軽く焼いたらできあがり。

  ④ キャベツの付け合せ:キャベツを茹で(もしくはレンジで1分半加熱)、水気を絞り、みじん切りにして、そこにマスタード・酢・塩・5baiesを加え混ぜたものを茹で塩豚に添えてできあがり。

    * 豚肉の固さと筋感はなく、代わりに弾力と旨味が出てきます。ゆで方も長い間ゆでるわけではないのですが、適当なわりに、いい仕上がりです。 キャベツはザワークラウト(シュークルート)のイメージから、酢と、豚肉に合うマスタードをあわせた味つけにしました。 豚肉とキャベツを一緒に食べたくなる味です。

 

    今までに作った茹で塩豚を使ったレシピはこちら。

    ● 基本の茹で塩豚&塩豚そば

    ● 韓国風サラダ

    ● 欧風レンズ豆の煮込み

    ● イタリア風おこげあんかけ

 


台湾葱エシャロットパン

2010-02-18 | ●Recette Pain 捏ねの部屋

    お昼用のサンドイッチです。パンに入れた乾燥エシャロットの香ばしさと、シンプルなハムチーズサンドがよく合います。

    ↑「エシャロットとクルミパンのハムチーズサンド

   Sandwich au jambon-fromage

   Ingrédients: Pain complet aux noix,à l'échalote, jambon blanc, fromage, laitue, mayonnaise

      材料:全粒粉パン・ハム・チーズ・レタス・マヨネーズ

    

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   このサンドイッチに使ったベースのパンのレシピ。台湾土産のエシャロットフレークをパンにいれちゃいます。 リッチな香り(いかにも、といった風の表現)のパンです。

   「エシャロットとクルミの全粒粉パン

   Pain complet aux noix, à l'échalote

   材料:全粒粉70g・強力粉100g・エシャロットフレーク・クルミ・クルミ油(表面にかけるためのもの)・グレープシードオイル大1・塩大1・水100cc・蜂蜜大1・イースト4g

 Ingrédients: 70g de farine comlete, 100g de fairine, échalote frite séche, noix, huile de noix, 1c à soupe d'huile de raisin, 1c à soupe de sel, 100cc d'eau, 1c à soupe de miel, 4g de levure

    開いた手のひらに収まるくらいの大きさのパンです。

      ①水を20秒レンジで温め、そこに砂糖少々(分量外)と、イーストを入れ5分ほどそのままにしておく。

  ②ボールに、強力粉・全粒粉・蜂蜜、①のイーストを入れ、全体を(適当に)混ぜ、まるめてラップをし、30分おく。(オートリーズ法)

  ③ ②に、塩と、グレープシードオイルを入れ、ボールの中でたたいたり、捏ねたりして、なめらかになってきたら、エシャロットフレークと砕いたクルミを入れ、生地全体に満遍なく混ぜ込めたら、まるめてラップをかけ、1次発酵・1時間。

  ④ 2倍に膨らんだ生地をガス抜きし、成型し(大きい1つのパンを作る)、オーブンシートを敷いた天板の上におき、ラップをして、2次発酵・30-1時間。

  ⑤ オーブンを200℃に余熱。焼く直前に、クルミ油を軽くかけ、15分焼いてできあがり。

 


冬Chocolat:世界一周編

2010-02-16 | ●Recette 実験レシピの部屋

 今年もやってきました。チョコの季節です。 フランスでは、バレンタインに、愛する人にチョコをあげることは、まず ナイのですが(*注1)、ここは、日本なので、日本の慣習に習うことにします。  今回のテーマは、"チョコで世界一周"。 

   ちなみに、四角いタイプ2種は、フランス式チョコ、丸っぽいタイプ1種は、ベルギー式チョコのイメージ(*注2)で作りました。

    Chocolats à ma façon: "Le tour du monde"

 ● 日本(JAPON, Sud du Japon):画像一番左のオレンジ色のチョコ,le chocolat à gauche

       ガナッシュ:ブラックチョコレート・黒白波・黒みつ    

       Ganache: chocolat noir, Sake"Kuro-siranami", sirop de cassonade

       コーティング:ミルク&ブラックチョコレート・転写シート

               Couverture: chocolat noir et au lait, feuille transfert

 ● アメリカ(Etas-Unis, Californie):画像中央の黒色のチョコ,le chocolat au centre sur l'image

       ガナッシュ:ミルクチョコレート・グレープフルーツリキュール

                Ganache: chocolat au lait, liqueur de pamplemousse

       コーティング:ブラックチョコ・粒ラズベリー・金箔

       couverture: chocolat noir, framboise, feuille en or

 金箔がチョコの側面にいってしまったので、ちょっと画像では見え難いですね。^^;

               

 ●  フランス(France, Bretagne) :画像右の線が描かれたチョコ,le chocolat à droite sur l'image

         ガナッシュ:ミルクチョコレート・キャラメルシロップ・キャラメルリキュール・シナモン

               Ganache: chocolat au lait, sirop caramel, liqueur de caramel, cannelle

       コーティング:ミルク&ブラックチョコレート・転写シート

                Couverture: chocolat noir et au lait, feuille transfert

 

             

 *注1:フランスでは、クリスマス(Noël)やイースター(Pâques)には、チョコものを食べますが、バレンタインにチョコをあげると、"今日、来る途中で買ってきた"という軽いものに見られてしまうので、バレンタインには、アクセサリーなどをあげるのが一般的です。 なので、フランスの2月のチョコやさんは、特に混んでいません。 フランスや、ベルギーにとっては、日本の市場サマ様ですね。

   *注2: ヨーロッパのチョコは、フランス・スイス・ベルギーと主に3つのタイプに分かれ、甘さに関しては、一番甘い順に、スイス>ベルギー>フランス となり、味と香りのバリエーションの豊富さや繊細さでは、フランス>ベルギー>スイス となります。フランス式チョコのガナッシュの味はとても豊富です。 スイスや、ベルギーは、型にチョコを入れて固めて取り出す方法が多く、フランスでは、ガナッシュの周りに、チョコをコーティングしていく製法がよくみられます。

    いままで製作したチョコレシピはこちら。ゴツゴツした形のチョコ以外は、すべてガナッシュにそれぞれの味をつけたもので作っています。

    ● ベリッシマ(フリーズドライのベリーチョコ)

    ●エキゾチックシリーズ (ノンアルコールチョコ)

    ●大人のリキュールチョコシリーズ

    ● カリカリ八つ橋チョコ

    ● 抹茶に合う、塩羊羹チョコ

    ● 雪見マロンショコラ

    ● 文旦ピールショコラ

 


アジアンローストチキン

2010-02-15 | ●Recette 実験レシピの部屋

 誕生日用(私の、ではありません。)に、丸鶏を焼きます。(なんか、この焼きあがった状態、リアル。。なんだか筋肉質な人のような。)

 今回のローストチキンは、"東南アジア風な塩加減"で作ります。

   「東南アジアのローストチキン

       poulet rôti asiatique

   材料:丸鶏・Oh!Zone(ハーブ塩7スパイスブイヨン ・胡椒・シナモン・塩・クルミ油タイもち米青打ち豆・乾燥パセリ・ブルターニュミックス塩・ライムリーフ

   Ingrédients: Poulet, sel aux herbes, bouillon 7épices, poivre, cannelle, sel , huile de noix, riz gluant thailandais, soja vert séché écasé, persil, sel bretagne,feuille de Lime

  ①タイもち米に、青打ち豆・塩・ライムリーフを入れ、ご飯を炊く。(7-8割火が通っていればOK。)

   ② 丸鶏の中に①のもち米ご飯を詰め、丸鶏の表面に、Oh!Zoneハーブ塩・少量の水で溶いた7スパイスブイヨン・胡椒・シナモンパウダー少々・乾燥パセリをつけ、クルミ油を表面にかけ、180-200度で1時間ほど焼く。

    皮はパリっ、中はいうまでもなくジューシー☆ 甘っぽい照り焼き色のソースがかかったチキンと違って、スパイスの香りと塩によって鶏の良さを存分に引き出した味付けにしてみました。 

           ←Une amie à moi qui m'a offert l'huile de Noix qui sent bon. 友人のフランス人が、年末にフランスから送ってくれたクルミオイル。クルミの香ばしい香りがします。これ以外にも、サフランの蜂蜜や、クルミのチョコやケーキなどいろいろプレゼントしてくれました。 しっかり活用させていただきます。

   丸鶏ローストチキン(Poulet rôti)のその他のレシピはこちら。

   ●洋風ローストチキンライス詰め (逆に今度は日本風も作ってみたい。)

   ●マルセイユ風ローストチキン (皮やわらかバージョン)

     


souvenirs de TAIWAN

2010-02-12 | ●Epicerie おいしいの部屋

  Pas moi, qui y suis allée. Ma mère a voyagé à Taiwan. Moi, je lui avait donné une liste de souvenirs de spécialité de Taiwan ce que j'avais voulu. Voilà, elle m'a acheté quelques souvenirs!

   こちら、台湾土産です。 何か買ってきてほしいものある?ということだったので、欲しいものの"写真入り"リストを渡して、買ってきてもらいました。(写真入りにしておくと、見つけられなかったときに、現地のお店の人にもそのまま見せることができたりするので^^。 以前、この方法で、中国の鳥油辣椒 を買ってきてもらったことがあります。)

  ●↑クノール台湾 酸辣濃湯サンラータンインスタントスープ

   ↑Mélange à soupe aigre-piquant

    →一番上の写真です。お湯で溶くだけで、サンラータンできちゃいます。ほんとは、台湾のカップラーメン的なものを買ってきてもらおうと思っていたのですが、調べたところ、麺とスープのバランスがイマイチなものが多そうだったので、スープだけでもしっかり味わえそうな、このインスタントスープを頼みました。スープの粉の状態でちょっと味見。。。おっ。酸っぱ辛い。このひと袋で4人分です。

   ●↓麺線 nouille fine

     

     →台湾の麺に、「麺線」なる、素麺のような麺があるという情報をキャッチ。2つのメーカーの麺線を買ってきてくれました。どちらの麺線も、パッケージに寿の文字が印刷されています。袋の裏面には、麺線のレシピが載っています。

   ●↓乾燥油葱(エシャロット)スライス échalote frite sèche

   

     →この漢字、なんて表現していいかわかりませんが、これも、指定して買ってきてもらったものです。しかし、玉ねぎかと思っていたら、、エシャロットでした。(パッケージに、かかれたShallot=エシャロットです。エシャロット特有の、赤っぽい皮もこのフレークの中に入っていました。)油という文字が入っていますが、油っぽくなく、さっぱりとした香り高い味です。チャーハンや、麺などに使うということが袋に書かれています。 昔、リヨンのアラブ食料品店で、エシャロットの乾燥を買って使っていたのですが(それは、揚げてないタイプだったので、白い色のフレークでしたが)、台湾土産としてエシャロットが手に入るとは。 使うの楽しみ~。

   ●↓冬菜(トンツァイ)Pickles de chou chinois

     

     →これは、頼んだものではなく、"こんなのがあった"と買ってきてくれたお土産。 冬菜は、白菜や、小松菜など、冬野菜の主なものの総称のようですが、これは、白菜ですね。簡単に言うとこの漬物、ザーサイの香りがします。 ニンニクと塩で漬けてあるらしいです。少し塩抜きをして使うようですが、塩なしで料理して、これを、そのまま入れて使ったら、塩の代わりにもなっていいんじゃないかな? お粥とか、シンプルな温麺とかにいれてもよさそう☆

     まるで自分が旅行に行ってきたかのようなお土産のラインナップです 自分が旅行したわけではありませんが、聞いた話だけで、いろいろチャイナ風料理つくれちゃいそうです。 何に使うか、次回をお楽しみに~。

 


ほわほわ金柑ケーキ

2010-02-10 | ●Recette 実験レシピの部屋

   ホワホワとか、トロトロとか、感覚に訴えかける商品名って、売れ易いらしいです。。 ・・・と、いうことで、売るつもりはないホワホワケーキ。 準備から、出来上がりまで30分。

   「ホワホワ金柑カップケーキ

   Gâteau mou au chocolat-canneberge et au kumquat confit

  材料:全卵3個・薄力粉40g・砂糖40g・黒糖10g・クランベリー(ドライ)・金柑漬・ブラックチョコレート粉末(板チョコを細かくしたもの)

  Ingrédients: 3 jaunes d'oeuf,3 blancs d'oeuf, 40g de sucre, 10g de cassonade, canneberge séchée, kumquat confit, chocolat noir en poudre

    ①2つのボールを用意し、卵を卵黄と卵白に分け、卵黄には、薄力粉・砂糖・黒糖を加える。 もう一方のボールには卵白のみを入れる。

   ② 卵白をハンドミキサー(高速)で混ぜ、固めなメレンゲに仕上げる。

   ③ ①の卵黄をハンドミキサー(低速)で混ぜ、よく混ざったら、チョコレート粉末を加え、ヘラなどで混ぜる。(低速で混ぜることで、薄力粉を振り入れない状態でいれても、ダマにはならずに仕上がります)

   ④ ②のメレンゲに、③の卵黄クリームを入れ、混ぜる。

   ⑤ 型に、④を流し込み、クランベリーと、小さく切った金柑漬をのせ、200度に余熱したオーブンで、13分焼いてできあがり。

       生地の中に見える、黒い粒々は、板チョコを細かくしたものです。 袋などに入れなくても、次の日もずーっとフワフワのままでした。     金柑漬(キンカンシロップ漬)は、丸のまま砂糖煮したものの、手作りの頂き物を使いました。

       このキンカンケーキの生地は、ベーキングパウダーは入れていません。ロールケーキの生地のレシピを使っています。

     ●クリームチーズとラズベリーソースのロールケーキ

      その他の金柑レシピはこちら。

     ●さわやか金柑ブリオッシュ

     ●ぷりてぃ金柑ロールケーキ&バナナクリーム

 


Lotus れんこんマヨサラ

2010-02-09 | ●Recette 実験レシピの部屋

     関東のレンコンは、西の蓮根と違って、"シャキシャキ"れんこんです。 冬の蓮根いっぱい出回ってるので、今回は、蓮根サラダ。クルミの食感もプラスです。

   「レンコンとブロッコリーのマヨサラダ

  Salade brocoli et racine de lotus à la mayonnaise

     材料:蓮根・ブロッコリー・クルミ・金ごまドレッシング(ばんどう太郎)・マヨネーズ

     Ingrédients: racine de lotus, noix, brocoli, mayonnaise, vinaigrette de sésame blanc

      ①蓮根を輪切にしたあと、さらに半分(半月型)にし、酢水につけておく。

   ②ブロッコリーと、①の蓮根を、茹でる。

   ③ボールに、②のブロッコリーとレンコン、マヨネーズと、ごまドレッシングと、砕いたクルミをいれ、全体をよく混ぜたらできあがり。 

     何気に、クルミがポイントです。

  えーっと、この時は、画像の端に写っているように、作ったのは、アサリの味噌汁とあと・・記憶が途切れた。。 あ!思い出した、セリ・しいたけ・レンコン・茄子で天ぷら作ったんだった。  さわやか夕食。

   


れんこんちっぷす

2010-02-08 | ●Recette 実験レシピの部屋

 レンコンがあるので、まず、ちょっと実験してみます。

    揚げないレンコンチップス

   Racines lotus croustilles

    Couper des racines lotus en rondelle (saler et vinaigrer un peu), Laisser les sécher en dehors pendant 6h, et cuir au four 20min à 160 ℃. 

     材料:蓮根・酢・塩・醤油少々

  蓮根を3mmほどの厚さに輪切にします。酢を入れた水の中に、蓮根を少しの間浸しておき、そのあと、網の袋などに入れて、外に、6時間放置。(もちろん、晴れている日に。冬の寒い日でも大丈夫です。)蓮根に塩をふり、 オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上に、重ならないように蓮根を並べ、160度のオーブンで20分(もしくは15分)焼いてできあがり。お好みで、醤油を少々かけてください。

    パリパリになりました☆ 一度、軽く外で乾かしたほうが、オーブンで焼く時間が少なく済むと思ったので、網(三角コーナーで使う、青色の網の袋)に入れて、3-4割乾かしてから焼いてみました。 使い切れないくらい蓮根があったときなどは、これ、作っておくのには、消費がしやすくていいかもしれません。 お酒のおつまみに。油で揚げていないので、パクパク食べられちゃいます。

 


French とうふ。

2010-02-05 | ●Recette 実験レシピの部屋

    1本98円で売っていた豆乳を、「中華っぽい豆腐」と、「豆乳全粒粉パン」で使いましたが、残りは、「フレンチトウフ」と銘打って使い切りたいと思います。

   フレンチとうふ」(玉子豆腐にジュレをのせて)

    TOFU à la française

        材料:豆乳・卵・ブロッコリー・マヨネーズ・コンソメジュレ(粉末インスタント)・醤油・にぼしいりこ(根昆布いり)・長ネギ・金箔・あじけずり節(アジ節)

      ①ボールに卵を溶き、そこに豆乳を入れよく混ぜる。

   ②豆腐をつくる器に、生のまま細かく切ったブロッコリー・アジ節・マヨネーズをいれたら、上からゆっくり①の卵液を流し込む。(ブロッコリーなどは浮いてきますがそのままで。) 器にアルミホイルでしっかり蓋をし、蒸し器に入れ、弱火で10分蒸す。余熱をとっておく。(もしくは、一度、冷蔵庫で冷やす)

   ③別の容器に、にぼしいりこ・コンソメジュレの素・醤油少々を入れ、お湯を注ぎ、よく混ぜて、冷蔵庫に入れてジュレ(ゼラチン・ゼリー)を固める。

   ④ ③のコンソメジュレが固まったら、フォークなどでくずし、②の玉子豆腐の上に、のせ、みじん切りにした長ネギと、金箔を飾ってできあがり。

   *コンソメジュレに、にぼしいりこや醤油を入れたので、結構、和風味のジュレになっています。 玉子豆腐の中に入っているアジ節は、食べても入っているのをかんじさせないほど、うまくなじんでいました。アジ節は、ベージュ色をしているので、玉子豆腐の色にも溶け込んでいます。 ということで、見た目は、フレンチっぽくしてみましたが、味は、しっかり和風なのであります。

            

  * アジ節:赤茶色のかつお節と違って、薄いベージュ色をしています。

     : Trachurus séché en copeaux

    「あじ削り節・えはら」(㈲江原水産・佐世保)

    長崎のスーパーで買いました。結構大きい袋です。かつお節とどう違うのかと思って買ってみました。 やはり、カツオの赤身の味とは違います。 アジの皮の部分の香りは多少ありますが、基本的にサラッとした味わいです。 これは大袋なので、たぶん、ダシをとる為のものだと思うのですが、個人的に、ダシ殻を捨てるのはもったいないと思う性分なので、ダシ(スープ)だけを使いたい場合は、かつおでも、昆布でも、粉末を使っております。 なので、このアジ節も、ダイレクトに料理に入れられるもの用として利用してます。

 


中力粉パンは、、

2010-02-04 | ●Recette Pain 捏ねの部屋

  前回、中力粉・豆乳・全粒粉を入れたパンを作ってみました。全粒粉を多めにしたので、とりあえずは、いい生地に仕上がりましたが、豆乳や中力粉の影響は、何かあったのかなどは不明です。 なので、今回は、試しに粉を中力粉だけでパンを作ってみました。 

      中力粉の丸パン

    Pain rond simple

   材料:中力粉150g・スキムミルク小2・水100cc・イースト4g・蜂蜜大1・塩小2・グレープシードオイル大1・ブルーポピーシード

   Ingrédients: 150g de farine, 2c.à café de lait en poudre,100cc d'eau,4g de levure, 1c.à soupe de miel, 2c.à café de sel, 1c.à soupe d'huile de raisin, pavot bleu

       ①水100ccを20秒レンジで加熱。 そこに、砂糖少々(分量外)・イーストを入れ、5分ほどそのままにしておく。(水の表面にイーストの泡がたってきます。)

   ②ボールに、中力粉・スキムミルク・蜂蜜と、①のイーストを入れ、全体が一まとめになるようにこねる。ラップをして30分おく。(オートリーズ方式)

   ③ ②の生地に、塩・グレープシードオイルを入れ、ボールの中で、こねたりたたいたりして生地の伸びがよくなったら、丸めて、ラップをし、1次発酵・1時間ほど。

   ④ 生地が2倍に膨らんだら、ガス抜きし、生地を成型する。(今回は、くっついた3個の丸パンと、生地の一部を使って、ピザもためしに作ってみました。)

   ⑤ 200℃にオーブンを余熱。生地を焼く直前に、丸パンには、ブルーポピーシードをのせ、ピザには、具をのせ、15分(ピザは13分)焼いてできあがり。

 

   フワフワなパンが出来て、生地も扱い易いといっているサイトもありましたが、すぐに、うどんのような滑らかな生地になったので、生地が扱い易いというのはわかります。 (中力粉は、うどんなどに向いているらしい。) しかし、生地がやたらキメ細かいかんじになります。しかも、早いうちになめらかな生地になるので、生地が完成したと思って捏ねをやめましたが、もしかしたらもうちょっと捏ねないといけないのかもしれません。 どちらにしても、この生地、パンというよりベーグルだったら上手に出来そうなかんじがします。 いわゆる、キメの細かい、キュッ&もちっとした生地に仕上がるのです。 ベーグル好きな人は、この中力粉の生地の感じ、好きだろうな。 

 こちらのパンは、丸パンサンドイッチとして、色々なもの挟んで食べました。 

     中力粉とさつま芋ペーストを練りこんだパンも作ってます。中力粉に別のものをプラスすると、柔らかいパンになるかんじです。