Le ton fait la chanson,le ton ne fait pas la chanson.

<創る>がテーマのアイディア帳。つくるココロを育てます pour votre creation d'avenir

ツバメさんとの戦い(≧▽≦)

2017-05-09 | ●Conte 物語の部屋

先日、玄関を出ると、床のタイルに、点々と泥が。

ん??

と、見上げると、防犯の機械の上に、ツバメが巣を作り始めた形跡が!

がーん。

日本家屋の軒先とかだったら風情もあるってもんだけど、洋風の家の玄関先に糞が落ちるのは、子供の衛生にもよくなさそうだから、今のうちにツバメさんには諦めてもらわなくては。と、泥と藁を落とし、そこにクリスマスのキラキラモールと、鯉のぼりが付いてた風車をそこに設置。(1番上の画像↑)

風車も風でたまにくるくる回るのでツバメも近づこうとしても留まれずにげていく。というかんじで一日目は撃退。

 

すると、2日目朝、玄関を開けると、また泥が落ちてる。

げ!!

 

(↑やじるしで示した3個の部分に、どこがいいか試した跡が。)

最終的に右上の矢印の部分に設置することに決めたらしく、ボコボコの壁のところにうまい具合に巣を作り始めているところでした。

 しょうがなく、急ごしらえの突っ張り棒と、余りのモールを張り、ツバメの習性として、翼が何かに当たるかんじと、不安定な場所はイヤらしいので、モールがあたりそうなかんじに這わせてみました。

 朝っぱらからこんなことをし、午前中出かけて一応防鳥網なるものをかって帰ってきたら、、

 

 

 またまたガーン!

 ↑モールがあまりない、突っ張り棒の根元部分(矢印部分)を使って巣をつくり始めようとしています。

 防鳥網の出番だな。

 

 

 最終的にこんなかんじに。

 これで来なくなりました。 

 6月末までこのままにしておきます。 (ーー;)

 

 

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『 熱さ chaud 』

2010-12-02 | ●Conte 物語の部屋

                                           photo: La tasse haute

    スープが3種類も出てくるホームパーティが終了し、

  「オチャ飲む?」 タイムがやってきた。

  8名それぞれに コップやマグカップに入ったお茶が配られた。

  「・・・・・・・・。」

  スス、 スス・・ 私は ハーブっぽいそのお茶を まず2口飲んだ。

  「・・・・・・・・。」

  天井の高い部屋には、20wの電球の入った2本のスタンドライトだけに明かりが灯っている。  

  フランス人の家は、電気が暗い。瞳の色素にも関係しているんだろうな。 外国人は、瞳の色素が薄いから外でもまぶしさを日本人より感じているようで、サングラスはするけど、帽子はまず被らない。 一般的なフランスの家庭で使う電球も、日本の100wは稀で、20-40wくらいが多かった。  目の悪い私は、さらに悪くなってしまいそうな・・ いや、これ以上悪くなりようがないか。

  お腹もいっぱいで ぽけ~っとしながら 3口目のお茶を飲む。

  すると、視線を感じたので ”そっち”の方向を見てみると、2人のフランス人と、1人のベトナム系フランス人が 好奇心の恐る恐るな まなざしでこっちを見ていた。

  「なに? ドウシタノ? 」 私は尋ねる。(以降、仏語での会話)

  「熱くないの?」 と一人のフランス人。 他のフランス人もうなずく。

  「ま、熱いけど、飲めるよ。」

  「すごいね、 無理だわ。 」 と、そう言っている人と、それ以外のそこにいた人達を改めて見てみると、誰一人としてそのお茶に口をつけているひとがいない。 

 みんな、全員、カップを両手で包みこんだそのままの体勢で静止していた。 

   「熱いの?」 

 ア~。 よく映像でみる外国のキャンプのシーンがふと頭をよぎった。 両手でマグカップをもちながら、外国人が会話している映像。 あれって、熱い飲み物がすぐに飲めなくて 両手で温度を感じながら、多少冷めるのを待っているっていうだけだったんじゃないの? 

  よくよく考えたら、日本人って、温泉とか、ラーメン、鍋焼きうどんとか、人によっては ”熱いお茶”を要求する人もいるし、”熱いうちにひとくち。”っていう状況が生活の中で外国に比べて多いような気がする。  こっちが思っている以上に西洋人は ”アツアツ”に弱いようです。どうやら。  フランス人とゴハンで行動をともにするとき、”味”の選択肢のことしか考えてなかったけど、今度から熱さのことも気にしてあげたほうがいいかもだね。 

  

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Bandol plage

2010-09-29 | ●Conte 物語の部屋

  日本はこの一週間天気が悪かったそうですね。

  私はこちらから帰国です。 青い空。 青すぎる海。

  こんな ピンクの水着が似合う海って日本ではなかなかないよねぇ。

    On était à Bandol où il y a eu du mistral, mais il faisait quand-même beau!

  この写真は Bandol というところですが、今回の滞在中リヨンでFete(ホームパーティ)をしたときにいた5人のフランス人中、このBandolを知っているのは2人しかいなかった。 そのくらいマニアックな場所です。 たぶん

  このBandolは、ワインの生産地としても実は有名なのですが、飲んでみたBandolワインのロゼは、後味がまさに蜂蜜(甘いという意味ではなく、香りと風味が)で、おいしかった。 年代と生産地で味は違うと思うので、すべてが蜂蜜味ではないとおもいますけどね。 Bandolは、マルセイユから遠くないのと、駅から海までが歩けるという理由で、選んだ場所でしたが、なかなかいい街でした。 あ、でも、観光客は多いですが、団体向けのとこではありませんよ。^^

  Dans la région Provence , j'avais déjà visité Marseille, Cassis, La ciotat, Hyère, Antibes, Nice, Saint paul de vence et Aix en provence (et aussi Avignon, Arles et Saintes maries de la mer......).  J'ai alors peu de choix.  C'est pour ça que j'ai choisi Bandol et L'isle sur la Sorgue cette fois-ci. Mais enfin, deux villes ont été très bien.

 

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Rendez-vous, dans......

2010-09-17 | ●Conte 物語の部屋

  

  Dès la semaine prochaine, je vais partir en France, à Lyon, à Bandol et à L'isle sur la sorgue, pour passer mes vacances. うん。マニアックなルートです。  Depuis mon retour de France, ça fait 5 ans que je n'ai jamais visité Lyon.  Je suis donc vraiment contente d'y encore aller,cette fois-ci.  

   Alors, à la fin de septembre! 

   

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『台になったパン焼き器』

2010-03-24 | ●Conte 物語の部屋

    ça fait longtemps que je n'utilise plus ma machine à pain,parce que j'ai su comment faire des pains à la main sans effort.

    パン焼き器を、3年前、使ってない人から借りてきたのですが、今やパン焼き器を使わずに作る方が、自分の思うような色んなアレンジのパンが出来るようになってしまったので、パン焼き器はリビングに「台」のように置かれている状態です。 

 パン焼き器は最初から最後まで器械にまかせると、四角いパンしかできないのと、できあがるまで蓋を開けてはいけないので、中で行われていることに手出しが出来ないもどかしさ(笑)が私がパン焼き器から遠ざかった最大の原因です。(大げさな言い回し。) 

  それと、 オートリーズ法のやり方にしてから、捏ねにも労力を使わず簡単に失敗なくできるようになったので、ほんとにパン焼き器が必要なくなってしまいました。

 オートリーズ法は(私の解釈だと)1次発酵の前に、軽くパンを発酵させておく(0.5次発酵?)方法です。 塩がイーストの発酵を妨げるようなので、塩と油を入れる前に、「強力粉+砂糖(蜂蜜)+水+イースト」だけを適当にまとめて30分くらいおいておくと生地にいいかんじの伸びがつくので、そのあと、塩と油を加えて、ボールの中でたたいたり捏ねたりして、そこではじめて1次発酵にもっていく。 この方法だと、1次発酵の前に、台の上で一所懸命捏ねなくても、ボールの中でこねる程度で滑らかな生地ができてしまいます。  パンを作るときに、必要に思われる、「広い台」の場所を用意する必要もありません。 (実際のオートリーズ法は、水と小麦粉だけを先にあわせておく方法を指すみたいですが、私は糖類も一緒に入れてしまいます。)

 それと、イーストのニオイが残ることに対する解決法は、砂糖の代わりに「蜂蜜」を使うことです。 どこかでその方法を知ったのですが、蜂蜜にしてから、イーストの香りが変に残ることもなくなったので、たぶん、効果があるんだと思います。

  夜でも、3時間くらいあれば、パンができてしまうので(しかも、テレビを見ながら片手間に。)パン焼き器の一番早い焼き上がりの2時間モードと大差なく出来るし、あと、「強力粉の種類によって仕上がりが全く違う」ことで、手で捏ねたりして粉の感触で水や油をその都度確認したい場合は、途中でファジーに調整できない機械には、やはり任せられないというのがあります。

     どちらにしても、分量などを見て作らなくちゃいけないものが好きではない私でも作れる方法を手に入れてしまったがために、パン焼き器(ホームベーカリー)は、「台」と化してしまったわけでした。 なんかこの機械で、パンを作る以外に出来そうなもの、実験してみようかな。

  そんなこんなで、簡単に、最近作ったパン2種。

      

   「クルミ・かぼちゃの種・エシャロットフレークの全粒粉パン

        Pain complet aux noix, graine de potimarron et échalottes séches

    (表面には見えませんが、中には、細かく砕いたクルミやかぼちゃの種が入っています。)

   

   「ベーコン・チーズのみつあみパン

   Pain long au bacon fumé , au fromage

 

       ○これらのパンも、オートリーズ法で行っています。生地の基本材料は同じなので、それ以外のレシピは Recette Pain 捏ねの部屋 でご覧ください。

 

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『 OKINAWAパン 』

2009-10-15 | ●Conte 物語の部屋

    朝イチで、軟骨ソーキ(そば)を食べるために、ある市場に出かける。 まだシャッターの開かない長い長い商店街を抜けると、年季を感じる市場が現れる。 そのチョイスした店は、市場の外にあり、24時間営業。 屋台のようなタイプの店舗だ。

    夫婦らしき2人で店を切り盛りしていた。 大鍋で取られるそばのダシの横に、大量のかつお節(沖縄らしく、たぶん血合い抜きのもの)が置かれていた。

    カウンターでは、明け方の仕事帰りのタクシー運転手もソーキそばを食べている。 吹きっさらしのその店は、雨の時はどういう風にするんだろうといらぬ心配をしていると、注文した軟骨ソーキが私の前に運ばれてきた。

  朝の静かな光が道路を照らし始める。 

   ソーキを食べ終え、市場の中を通ってみる。 噂の(単に私の中で。)島人参が売っているのを見たり、袋に大量につめこまれている野菜。 これは買って帰るのもなんだな。。  そのまま市場を抜けると、○○パンと書かれた赤色の店舗が目に入ってきた。 店の前に並べてある、グレーのパン用コンテナの中に、袋に入った沢山のパン。 店の中は倉庫のようになっていて、パンはあくまで店の外で売られていた。 しかし店主らしき人は見当たらない。

    

  私は、ゆっくり、店との距離を詰めた。(簡単にいうと、店に近づいた。)

  端の方のコンテナをちょっと見ていると、反対端のコンテナのほうに、おじさんの客が近づいてきた。 倉庫っぽい店の中をのぞく。 やはり店主らしき人はいないようだ。 すると、パンやの隣の金物屋の店頭に立っていたおじさんが、パン屋のほうにやってきた。 そして、パン屋の店の中に向かって、「オーイ。おきゃくさーん。(沖縄のイントネーションで)」と言った。 しかし気配なし。

  おじさんの客は、金物屋のおじさんに、「いつも、食パン買ってるんだけど。」と話始める。 その後2人は20秒ほど話していたが、私にはさっぱり、何を言ってるのか判らなかった。  プチ異国気分。 まもなく、客のおじさんは、食パンを買い、金物屋のおじさんにお金を渡して帰っていった。 次は私の番。 どれを買おうか、パンを吟味していると、「パン、1つ80円だよ。」 。。。2秒の沈黙。 一つ一つのパンの袋には、100円と書かれていたからだ。 私は、「100円って書いてありますよ?」。。。1秒の沈黙。 すると、おじさん、「店の人が帰ってくる前だったら、80円でいいよ^-^」 一瞬にして、その言葉の意味を理解した。 隣の金物屋のおじさんは、隣の店のよしみでいつもパンを当たり前のように80円で買っているからこう言ってしまったに違いない。  「わー。ありがとう☆」私はその恩恵に預かって、2個パンを買った。  

 次回、もし来ても、同じことは2度と起こらないであろうことは断言できる。  ちょっとした偶然の積み重ね。 そしてそれは必然である出来事。

                

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『 ミミセン 』

2009-09-17 | ●Conte 物語の部屋

  真っ青な空のチュニジアを後にし、パリ行きの飛行機に乗り込む。

  1月最終日。 ・・・・・・パリは寒いんだろうなぁ。

 席に座っていると、すっっごく重そうなカバンを持ったチュニジア人のおばさんが、私の隣の席にきた。 

  ズルズル・・ドサッ

  おばさんは、自分の足元に、そのカバンを置く。 大量の本でも入っているのかな。

  おばさんは、親戚なのか、友達なのか、3人くらいで飛行機に乗ってきていた。みんな、頭にはストールを巻いている。 イスラム教のスタイル。

  まもなく飛行機は穏やかに滑走路に向かって動き出した。

  半分、目を閉じかけながら、おばさんのほうをみると、おばさんは、ストールの上から自分の耳を"ギュッ"と押さえて微動だにしない。 ・・・・・飛行機の中でよくある、気圧の変化に弱いのかな。 

  私は再び、目を閉じる。 ふと、自分のバックのポケット部分に、成田→パリ間のAir Franceの機内でもらった、アイマスクなどが入った安眠セットのようなものの中に入っていた耳栓が、使わずに取ってあったのを思い出した。 個人的に、耳栓をすると、"耳に貝を当てたときのような音"がする感じが好きでないので、これは私には必要ない。 おばさん、使うかな。これ。

  「すみません、よろしければこれ、使いますか?」(チュニジアは仏語が通じるので しゃべっているのは仏語です)

     「Ah, merci beaucoup.(ありがとう)」 おばさんは躊躇なく耳栓を受け取り、片方ずつ、慎重に耳栓を入れ、ホッと一安心したようで、"ハぁ。これで大丈夫。"というかんじで、笑顔を見せた。

   飛行機は離陸しまもなく、昼食が運ばれてきた。行きのとき同様、食事セットの上には一枚カードが置かれていて、そこには "こちらの食事には、豚は使われていません。これらは、HALALの食品が使われています。"の一文が添えられている。

   オリーブオイルの産地のチュニジアらしく、サラダのドレッシングに、"オリーブオイル"があった。 耳栓のおばさんは、食事を順番に食べていき、デザートのケーキは、自分のバックにしまった。 飛行機の中で出されたものは しっかりきれいに食べ切らないといけないと思っているポリシーのようなものを感じ取った。 そして、私が食べたものをちらっと見て、少しすると、サラダの中に入っていたFETA(フェタ)のようなチーズだけ、"あなた、チーズ好きならこれ、食べて。"と私に渡してきた。  "きれいに食べる主義"なんだったらしょうがない。 特に、オチはないが、私はそのおばさんの「主義」に協力することにした。    おばさんは、食後に私達にガムをくれた。

      ・・・・・・しかし、、何はともあれ、どう頭をひねっても、自分の食事は全部食べたか全くもって思い出せない。

 

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『 what's ☆ mean 』

2009-08-31 | ●Conte 物語の部屋

  健康調査票に記入していく。 ペンが止まる。 ん?。。。英語で見ても、中国語で見ても、聞かれている意味がよくわからない。 しかし、 □有  か、 □無  の どちらかにチェックを入れるしかないから間違えることはできない。

  じーーーー。 文章からヒントを探す。 ”・・猪・・・”

    

  (ちなみに、この話は成田ー香港間の飛行機での話ですが、↑この質問表の紙は、マカオ入国の際のものです。なので、言語が 中国語・ポルトガル語・英語で書かれています。)

  "H1N1(猪)・・・influenza A・・・・・"

   「これって、豚インフルにかかったり、そういう人と最近接したか、とかいうことじゃない?」 と、私は、同行者Bに話しかける。(この頃は、まだ、豚インフルエンザとか、新型インフルエンザという言い方しか日本ではしていなかったので、H1N1と書かれてもピンとこなかった。)

   すると、Bは、私の反対側に座る、インド人らしき人に聞いてみて。と小声で私に頼む。 さっき、このインド人らしき人は、キャビンアテンダントに流暢な英語で話していた。。。ってことは、私に、英語で聞けってこと? うわー。めんどくさい。 しかし、この健康調査票のYES or NO に間違ったチェックをいれると、後々面倒なことになる。 しょうがない。

 「Excuse me, do you know what  **  mean **...?」(すみません、これ**ってどういう意味かわかりますか・・?)

   私は、票のその不明な部分を指差して聞いてみる。 隣のそのインド人は、ちょこっと英語で言ったあと、すぐに恐ろしく上手な日本語で

  「ここにチェックつけておいて大丈夫。」 と言った。

   私達が、それまで日本語で話したりしていたのを知っていて、日本語に切り替えてきたらしい。 日本に仕事で住んでいるという、ムンバイ出身のそのインド人は、ほぼ間を置かずに、

   「何か、フランス語(?)とかしゃべれるの?」と私に質問する。 なんだろ?と思ったら、私が、ちょうど調査票を書く前に広げていた、旅日記の一番最初の1行目にフランス語で今日の日付を書いていたのを見ていたらしく(飛行機の薄暗がりの中、よくみてたな。と思った)、一応、フランスに住んでいたことがあるから、というような意味のことを説明した。 

  それをきっかけに、 同じ"外国に住んだ経験のある外国人"として、ヒンズー語は、どこの言語に文法的に似ているのかというような話から、インドのタージマハルの女王様のお墓の話(私が昔、インドを旅行したことがあると話したことから。 ちなみに、ヒンズー語は、英語より、日本語の構造に似ているらしい。)、普通なら、外国人には、あまり宗教の話はよくないと言われたりするけれど、たぶん、そのインド人は、色々な外国生活の経験から、そういうタブーみたいなものに関して寛容になっているのか、もしくは、私になら聞き易いと思ったのか、

    「日本のお葬式のときの、棺の中って何が入ってるの?」と質問してきた。 なので、その中には、亡くなった人が入っていて、そのあと、焼かれて骨になって、お墓と呼ばれる石の下には、その骨が埋まっていることを説明した。 彼にとっては、"素朴な疑問"だったらしく、なんでそんな、日本人にとって"当たり前のこと"が疑問なんだろと思っていたら、彼が説明することには、インドでお墓と呼ばれるところ (タージマハルしかり)には、ほんとに、その亡くなった人や、又はその骨が入っているかどうかは、誰も分からないし、誰も追及しない、ということで、つまり、インドでの、「お墓」という言葉は、日本で考えるような「お墓」かもしれないし、もしくは、ただの「碑」かもしれないという、まさに宗教違えば、の話を知ることとなった。

  そのムンバイ出身の彼は、日本に遊びに来た親戚のインド人2人を、これから中国にいる親戚のところに連れていくということで  私達と同じ香港行きの飛行機に乗っていたのだが、親戚2人の方は、機内食をベジタリアンにしていたらしく、食事のときに、「これ、ベジタリアンの食事だよ。味見てみる?」とニンジンの千切りサラダを私達に差し出した。 インドっぽいスパイスの味がほのかにする、サラダだった。(この、機内食の"食べてみる?"話は、チュニジアの飛行機でもあったのだが、それはまた次の機会に。)

  外国の人と交流するのって、わざわざ相手国の言語がしゃべれなくても、十分可能だな、とたまに思う。結構、日本語ぺらぺらな外国人っているし。 フランスにいたときも、フランス語を共通語として、スペイン・南米・ギリシャ・中国などの人たちと、それぞれの国の話が聞けたのは、なかなかおもしろい経験だったと改めて思う。 

  その気になれば、日本語だけでも、世界の人と十分交流が出来ます。って話、でした。

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    ここからが本題。(笑)

     この旅行の「香港・マカオの旅」の写真を編集しました。

     Macau Hong Kong 2009

           "もうひとつの赤"がテーマです。"もうひとつ"とは、深い(?)意味合いがあるのですが、あえてここでは説明しません。 純粋に写真のみをお楽しみください。

   J'ai fait un album des photos de"Macau Hong Kong 2009"( Cliquer là.)

       Macao est une ville très amusante.  Il y a beaucoup de pâtisseries portugaise-chinoise hypers bonnes! Concernant Macao, voir au Wiki .

      

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『Seulement 2nuits』

2009-03-27 | ●Conte 物語の部屋

  何の重さも感じない朝の澄んだ空気。

  「ねこちゃんのとこ行ってくる。」

  相方はそう言うと、朝日の差し込む東の方角の扉をあけ、ロビーから外の庭へ出て行った。 私は8時に迎えに来る予定の"誰か"を待つために、ロビーのソファーに座っていることにした。 あと5分で8時。ほんとに迎えにくるのかな。 どんな人だろ。。。まぁ、8時を過ぎたとしても、空港までは余裕だろうから慌てることもないか。

  ロビーの隅のほうには2人の掃除のおばさんが雑談しながらのんびり掃除をしている。 反対の方向に目をやると、さっき、私達がチェックアウトをするために対応した、ホテルの受付カウンターにいるおネエさんは、手元の資料か何かを見ているようで目を伏せていた。

  相方の様子を見ようとしてもこちらからは逆光で見えにくい。

  ホテルにはたくさんの猫達がいた。 

  

  ホテルの庭の片隅には、"CHAT(ねこ)"と書かれた大きな猫小屋。 猫達は毎朝その小屋から ホテルの庭へ通ずる扉の外まで出勤してきているようだった。

   

  昨日の朝、フランス語をしゃべるドイツ人のおばさんは、朝食のハムを一枚持って帰ってきて、その猫達にちぎってあげていた。 まだ私が今座っているロビーから見える朝食会場に向かう人たちは多くない。 あと1時間もすれば、朝食帰りの宿泊者によって、猫達も"本格的"な朝食にありつけることだろう。

  というようなことを考えながら、すっかり朝の空気に溶け込んで気配すらなくなってソファーに埋もれていた私の目の前を 2人組の掃除のおばさんが通りすぎる。 そのうちの一人が、私のほうをちらっと見て、いとも自然に、私の空気の波長にのっかってきてこう言った。

      

  「あら、2泊だけ?(で、もう帰るの?)」   「あ。。ウン。」 と私が返事をするかしないかくらいで、彼女らは過ぎていった。 私の答えをちゃんと気かずとも、彼女の言ったのは、質問ではなく、ほぼ結論のようなものだった。

  2泊を、"だけ"と言い切ることができるほど、このホテルは長期滞在の人が多いようだった。 昨日のホテルのハマムで会ったおばさんは、このホテルでの滞在が4ヶ月目(!)だって言ってたし、一日目の夜のホテルのバイキング会場では、料理人の人達が、私達に対し、"お。新入りが来た。"というノリで、こっちも"はじめまして"的な挨拶をしなくてはいけないような雰囲気だったし(それはそうと、長期滞在が多いからか、ホテルのバイキングは毎日内容が違って、料理はとてもよかった。)ホテルのみんなと、宿泊者が全て顔見知りの様相を呈していたのだから、掃除のおばさんさえも、私達が何泊目か把握しているのは当然(?)のことで。 

    8時を7分ほど過ぎたころ、軽めのコートをシャキっと着こなした会社員風のチュニジア人が1枚のメモを片手にホテルの中に入ってきた。「あ、アナタたちね。」という挨拶で、私達はスーツケースをころがしながらその人の車に向かう。 ルノーのグレーのような紺のような色の乗用車。  空港までは60km。 チュニジアの広い空気の中を車は駆け抜ける。 やっぱり今日も空は青い。

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      Hotel Bel Azur Thalassa à Hammamet ,Tunisie

   Les employés sont sympa, le repas est bon. La mer et le ciel,sont bleu(bien sûr!). C'était très bien, cet Hôtel et Hammamet.

 

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『cafe capcin の謎』

2009-02-23 | ●Conte 物語の部屋

            un espresso et un café capcin ↑

    ----Au café en Tunisie----

   Q:  Qu'est-ce que c'est, du "café capcin"?? 

  R:  C'est un espresso avec une goutte de lait. 

      ---- je n'ai jamais entendu ça. Il existe aussi le café capcin les autres pays?

                            

    チュニジアのホテルの部屋にルームサービスのメニュー表がおいてあった。

  「-- ほら、ここにはお酒のメニューがあるよ。」

 ( チュニジアはイスラム教の国で、アルコールは飲まないので、レストランのメニューには基本的に載っていません。 でもさすがにホテルなどのバーなどではすぐには飲めますが、チュニジアに4泊した間の4日目までは、なんだかんだで私達も禁酒をつらぬく結果となりました。

  アルコールが一応存在することに安心しつつ、メニュー表のほかの部分も暇つぶしにながめていると、「Café capcin」の文字が。

  「見てこれ。capcino(カプチーノ)の"O"が抜けてるよ。 café capcin(カフェカプチン)だって。」

    このときは、ただの誤字扱いで終了。 しかし、それ以後、あちこちで café capcinを目にすることとなる。 しかも、よくみると、メニューの中には、café capcino(カプチーノコーヒー)も存在していて、カプチーノとカプチンは別ものであると判断するに至る。 カフェカプチンは一番安いエスプレッソとほぼ同額だった。一番安い部類に位置するカフェカプチンとは何者??

  やっと、カフェカプチンを目にすることになったのは、チュニジアを発つために着いた空港のカフェで。 現地通貨がまだすこし残っていたので、カフェカプチンを注文してみることにした。 

  メニュー表をみてみると、やはりメニューの2行目、エスプレッソの次にカフェカプチンの文字が。

  「カフェカプチンください。」

  「----- え?カプチーノ?」とお店の人。

  「違います。カフェカプチン。」 というやりとりを3度ほど繰り返し、たぶん絶対それでもカプチーノもってきそうだよね。と友人と話していると、やはりお店の人は悠々とカプチーノらしきものをもってきた。

  「これは?」   「カプチーノ。」   やっぱり。

  「ちがう。 カフェカプチン。」 メニュー表に書いてある部分を指しても、店の人は"外国人はカプチーノを注文する"と思っているのか、いまいち分かろうとしてくれない。 最終的に、カウンターの向こうでコーヒーを作っている人に、「カフェカプチン」の話をすると、

  「あー。 カフェカプサン、ネ。」  あ。なんだ。 カプチンじゃなくて、カプサンって発音するのね注文しなければ、ずーっと、「カフェカプチンの謎」で終わるところだった。。

    「その、カフェカプサンはどんなものなの?」

  「エスプレッソに、ちょっとミルクを加えたものだよ。」とカウンターのおじさん。

  そうして、やってきたカフェカプサンは、エスプレッソと同じ大きさのミニカプチーノのようなものでした。(一番上の画像。左がエスプレッソ・右がカフェカプサン)

  「エスプレッソと同じ値段だったら、なんかカフェカプサンのほうが得した気分だよね。」 

                           

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『朝、そして雪のパリ』

2009-02-16 | ●Conte 物語の部屋

                     Paris, le 2 février à 7h

  朝、6秒に1回の雨音のようなものを聞いて目が覚める。

    ---------  雨 ---- か ?

  昨日行ったお店に売っていた、天気予報が出る時計に、雨のマークが出ていて "へー。今日はこんなに天気がいいのに これから雨が降るの?"と思ったことを思い出した。あの時計、結構ちゃんと当たるのね。

    パリの前に滞在したチュニジアでは、朝のニュースらしき番組を2時間見ていても天気予報をやらなかったので、お店のおじさんとかに、買い物がてら今日の天気を聞いていたくらい 天気"予報"という存在はこの何日間かでどうでもよくなっていたので、せっかく天気を示してくれていた時計も現実のものとして消化できなくなっていた。

  この時期パリは、日の出は8時過ぎ。 

  日の出前らしく、部屋の中も少しずつ見え始めてきた。 起き上がって、スライドカーテンのほうに向かい、カーテンを横にずらし、外を見てみる。

  ----------------------------!!!!!!!!!!!!

     チガウ! 雨じゃなくて、 雪だッ!

  今年初めて見た"積もった雪"をパリで見ることになろうとは。。

    

  窓の外の手すりに2cmほどのふっくらとした雪が積もっている。 そりゃそうだよねー。あれだけ夜の空気が冷凍庫のように寒いんだから、「雨は夜更け過ぎに 雪へと変わ」ってもおかしくない。 というか、たぶん、降りだしたときから雪に違いない。   今日、これから空港に行って、日本に帰らなくちゃいけないのに大丈夫かね。と心穏やかでない私をよそに、北国出身の友人は、そんなのどこ吹く風。(いや、雪。) それを見て、"いや、大丈夫なのかも。"と思い直した。  パリは、東京より寒いんだからちょっとは雪にも慣れてるだろう。と。

  空港に行くまでにはまだ時間があったので、外へ出て近所のパン屋さんにパンを買いに行くことにした。 すでにみぞれ混じりになっていた雪と積もった雪とに足をとられないように気をつけながら、まず部屋の窓から見えた、地下鉄の入り口で無料の新聞を配っている人のところに行き、"METRO"という名前の新聞をもらい、また慎重な足取りでパンやに向かう。

    パンを買って部屋にもどり、朝食をとりながら何度か窓際に足を運んでは外の雪の様子をみる。 もう雪は終わりかな。 

  ホントは9時半くらいにアパルトマンを出発する予定だったのを、一応気持ち早めの9時20分に出ることにした。  友人は 一緒に空港行きのバスが出る、オペラ座横のバス停まで送ってくれることとなった。 私は大きなスーツケースを持っているので、バス停まで一緒に来てくれるのはとてもありがたい。

  メトロに乗り、9時半過ぎには、オペラ座到着。 オペラ座のバス停には、10人弱のバス待ちの人々。 たまにみぞれのような雨が降るので 私と友人はバス停の後ろにある建物の雨よけの下に立って、ぼーっとバスを待つ。 バスは15分に1本の割合で来る予定。  9時35分から45分過ぎまで待ったころ、「雪だからバス遅れてるのかもね」と話始めると、バス停で待っている人たちの何人かがスーツケースを転がしながらバス停を離れはじめた。 「電車とかで行くことにしたのかな。」 と、みんなの動向をながめていると、突然、バス停にいた中の2人くらいの西洋人が道路へ飛び出し、タクシーを1台止め、

   「バス、待ってても来ないから、タクシーで一緒に空港行く人!!」と仏語でバス停にいる人たちに向かって問いかけた。 しかし、誰も反応する様子はなく、その西洋人は今度は英語で、さっき仏語で言ったことを繰り返した。

  みんなどうするのかな。と周りを見ても突然のことにすぐに動けそうな人はいない。私以外に日本人もいたが、2人組だったりするのもあってか、スーツケースも持ってるしで動けないのかもしれない。  じゃ、私が動いても大丈夫かな? 見送りにきてくれた友人に、 「私、タクシー乗っちゃうね。」 と言い、 「はい!私乗ります。(仏語)」とその西洋人に声をかけ、トランクに荷物を積んでいたタクシーの運転手にスーツケースを預けつつ、聞いてみた。 

  「バスって今日動いてるの?」   「今日は朝から動いてないよ。」 

  "動いていない"という本当の意味を完全に理解できる前に、私達はタクシーに乗り込んだ。 トルコに向かう予定のポーランド人(タクシーを止めた人)、ギリシャで働いているイタリア人、それと、私。 運転手は、トルコ出身の人。 タクシーの中の4人は、4人の共通語であるフランス語で会話を始めた。

  「そういえば、さっきの、バスは動いていないって・・?朝から?」と私。

  「朝から路線バスなどは運休だってラジオでいってたよ。」と運転手。

  なにー。それ分かってたら、バス停でまだバスを待っている人たちに教えてあげられればよかった。 ちゃんとタクシー拾ってくれるかなぁ。

  「でも、バスって大きいから、どっちかっていうと雪でも大丈夫なんじゃないの?」とポーランド人。  運転手は、細い道だとバスは曲がりきれない。というようなことを答えてた。 「どっちにしても旅行者はラジオなんか聞かないからそんな情報わからないよね。」という話になった。 

  タクシーを止めたポーランド人は、11時半発の飛行機に乗らないといけないらしく、10時半までには空港に着きたいとあせっていた。実は、そのバス停で1時間も待っていてバスが来なくてしびれをきらしてタクシーを拾ったらしい。 空きのタクシーもなかなか来なかったと言っていた。  運転手は、「大丈夫。この調子でいけば、ちょうど10時半くらいに空港に着くよ。」  「よかった。まだ私には運がある!」

  「とりあえず、空港に電話しなくちゃ。誰か、電話番号知ってる?」

  「私、エールフランスに乗るけど、そのチケットに空港のエールフランスの電話番号は書いてあるかも。」と、私は、ポーランド人にチケットを見せた。 

  「ありがとう! あ、これで大丈夫かも。」 携帯で電話をかけ、どうやらとりあえず一安心になったようだ。

  空港が近くなってくると、私を除く、ヨーロッパ連合に属する彼らは、運転手がトルコ出身なこともあって、トルコのEU加盟における2014年以降の話を論議していた。 そのうちに、ちょうど10時半、ポーランド人とイタリア人はTerminal 1に到着。 私に、「Bon voyage!」と言い残し降りていった。 私は、その先のTerminal 2まで 一人乗せてもらい、タクシーを降りた。

  2時間前に着く予定でいたのが、思わぬ展開で2時間30以上前に空港についてしまった。 さて、じゃぁ のんびりパリのシメに、Sandwich poulet(チキンのサンドイッチ)でも食べておきますか。

                                       

 

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R.V. dans qq jours !

2009-01-26 | ●Conte 物語の部屋

    Depuis mon retour de France, ça fait 3ans que je ne suis jamais sortie à l'étranger. (J'ai voyagé plutôt dans le Japon.)

    Alors, dès aujourd'hui, je vais partir en Tunisie (avec une amie). On va rester 4nuits en Tunisie, 2nuits à Paris et 2nuits en avion. (en raison du décalage horaire, il faut passer 2nuits dans l'avion.)   A l'instant, j'ai vérifié le météo en Tunisie où il fait autour de 15degrès. (météo:Tunis) Sur les prévisions de météo Tunis qu'ils annonçaient des averses(des fois).  Et aussi,Paris, il fait froid.  

   Bon, on verra.

   Prochain rendez-vous, dans quelques jours !

 

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2008-09-16 | ●Conte 物語の部屋

            店内でたまたま聞いた 音楽。

          その日 そこに行かなければ

        見ることはなかった 雑誌。    

    これらは 各々 上手い具合に 何かに導かれたように

                           結合する。           

                       

    Par hasard, j'ai entendu la musique préférée au magasin indien,

    et l'autre jour, j'ai vu le magazine qui a édité spécialement sur Lyon.

        Ce sont bien connéctés chaque un dans ma vie.

 

                   BGM: "Indo Mania" Béatrice Ardisson

 

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『チーズを買いに。』

2008-08-11 | ●Conte 物語の部屋

 

 確かに今思えば 記憶は断片的だ。

 ×日目(ほら もう 何日目かも思い出せない)の昼、街の外側をぐるっと歩いてきた私達は、今日も吸い込まれるように 街の中心の広場に向かっていた。

 細い道、マラケッシュの迷路の上には、強い日差しを避けるスノコがかかっている。

 スノコアーケードを通って射す光と影が 前を歩く人たちの服をシマシマ模様にしていた。

 

  それはそうと、お昼です。 

 

  ×日前のお昼ごはんは、15DH(ディラハム・約200円)のタジンのセットを食べた。 サラダ+羊肉のタジン+モロッコパンがついてのこの値段。 あまりの安さに、値段を2度聞きしてしまったほどだ。  その次の日は、広場の端にある、ケバブ屋で食べたし。 (そういえば、タジン屋にも、ケバブ屋にも、店の中に子猫がいた。大体の店は、外との境目のドアなどない構造なので、猫なんかは、外を歩くついでに店に入ってきている。)

 

   さて、今日は何を食べる?

 

   隣を歩く相方は、モロッコの熱気にゆらゆらと翳っている。(それとも、私の目がかすんでいるのか。)

   目線の先、地面に立てかけてある看板が目にとまった。

   《 Crèpes 》 --- クレープ。

   昼ごはんとしては悪くないかも。

   カウンターだけのその店、カウンターといっても出来上がったものを受け取るだけのカウンターで、いわゆるテイクアウトの店。両手を広げたくらいの間口しかない店で、カウンターの向こうには、一人のおにいちゃんがいた。

   「どれにする?」 私は横に立つ相方に声をかけた。

   「ジャム、、、サラダ、、。トマトとか入ってるみたいね。あと、チーズ。。」

   看板のメニューに書かれているのを読み上げる。

   高いもので、5DHくらいだったような気がするが、ま、とりあえず安かった記憶はある。 野菜が入ったものと、チーズが入ったものを一つずつ頼んだ。

   おにいさんがカウンターの中で作業をするのを、見るともなくボーっと見守りながら私たちは立っていた。

   突然、おにいさんに動きが。 カウンターに足をかけ、ひょいっと向かいにある小さな食料品店に軽いフットワークで降り立った。(というか、飛び移ったように見えた。)同時に、風のように私達の前を通り過ぎた。 「?_?」 クレープ作ってる最中に、作業放棄か??  なにやら食料品店の人と会話。 なんだろ。

   颯爽とまたカウンターを飛び越え何事もなかったように戻ってきたお兄さんの手には、“KILIの6個入り箱”が握り締められていた。  

   チーズのクレープって、クリームチーズのKILI入りってことだったのね。

   ---って突っ込みドコロを置いといて納得してしまうのは、モロッコの空気以外何者でもない。

   しかも“普通”なら、カウンターの下に、小さい扉があってそこから従業員が出入りするイメージがあるが、“別にカウンターの上、飛び越えちゃえるんだから、ドアなんてつくる必要ないじゃん?”というモロッコ気質を証明するかのように、「カウンターのある店」にはどの店にも出入り口などなかった。 

 

   今回は、チーズが売っている店がお向かいにあったから良かったが、そこには売っていない野菜などを切らしたら、お兄ちゃんはどこまで買いにいくつもりだったんだろう。。。  うん。たぶん、何事もなかったように自然にどこまででも買いにいくんだろうし、逆に商売がやりやすいように、なんでもそろうお店の前に 自分の店を移動すればいいやくらいに思うのかもしれない。  もともと、そこでクレープ屋を始めたのも、“目の前に食料品店があったから”かもしれないな。

   

   フランスや日本のクレープより、多少白っぽい色の、ちょっと厚みのあるそれは、モチモチしていて これはこれでなかなかおいしいものだった。 

   「チーズってKILIのことだったんだね~」 筒状に巻かれたクレープをほおばりながら、私たちは再び広場を目指して歩きはじめた。

 

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『ブラジルやさん』

2008-04-07 | ●Conte 物語の部屋

  何かを言う前に、“どんな言い回しにすればいいか。”と考えてしまう、外国旅行特有の緊張感。

  それを味わえるのが、Supermercado TAKARAです。

  ここは日本です。 けど、この緊張感は普通日本では味わえません。

   

  お店裏の駐車場に車を停め、入り口に回る途中不思議な看板を横目で見ながら、、、お店の周りにドコへ行くともなく立っている、日本人らしからぬ人々に好奇のまなざしで見られながら、、、、スーパーメルカドTAKARAの中へ。

     

  ↑店横の不思議な看板と、お店正面入り口。

  店内一歩入ったとたん、日本でない空気を感じます。お客さん、お店の従業員とも9割ブラジル人や日系人もしくはその関連の方々です。

  ドキドキ。 どきどき。

      

  ↑とうもろこしで出来た何か。と、何かのドリンク系粉末飲料。

  えーっと、たしか、ブラジルはポルトガル語か。。 スペイン語の挨拶くらいしか思い出せない。。。何の交流もできない。。これはやっぱり日本語で通すしかないか。。

  ---と、ここまで考えてしまうような、店の雰囲気です。

  商品の値段が書かれたプレートには、カタカナ語で商品名も書かれているのですが、 “アロス・・・”とポルトガル語をそのままカタカナに置き換えただけなので、その、元の“アロス”が何か分からなければ、結局分からずじまいというおそろしい状況です。(一応、アロスは米という意味であることを唯一知っていたので、それだけ例としてここに書けましたが、あとは分かりません。)  

  しかし、一応、日本国で売る以上は、商品にくっつける説明に日本語をつけなくてはいけないことになっているので、商品を裏返して、日本語表記を読めば、どうにか“これの原材料が何か。”ということは分かります。  でも、何に使うのかは分かりません。  商品一つ一つを裏返して確認作業です。

  焼きたてパンコーナーがありました。

  紙袋が横に置いてあります。 これ、自分で勝手に袋に入れていいのかな・・・と袋を手に取り、立っていると、パンを焼くキッチンの方にいたお兄さんが、こちらに近寄ってきて・・・こちらが日本人だと分かると、ちょっと恥ずかしそうにまた去っていきました。 おいおいちょっと待っとくれ。 いや、やっぱり引き止めるのはやめよう。どうせ言葉通じないし。

            

  すると、日本人っぽい顔のお客さんが、“自分で入れてレジにもっていけばいいんだよ。”と教えてくれました。 そのお客さんも、ほぼ日本人に近いですが、たぶん、日系人だったと思います。 ポンデケージョ(上の画像)2種類、一つ57円。 一つ67円の通称フランスパンも買ってみます。 ポンデケージョ、おいしかった~。

  

  ここまでくると、すでに頭は外国気分になっているのか、レジ前まできたとき、“日本円で払えるのか”という疑問を投げかけてきた本日の連れ。 あたりまえじゃん。ここ日本だよ。 店内一周しても、日本語らしき表示を見ないし、“この人日本人かな~”と見ると、その手にはポルトガル語の新聞持ってるし、そりゃ、“日本円で払えるか”の不安を持ってしまうのもわかるけどね。 そこまでではないはずです。

  レジのお兄さん(ブラジル人)は、合計金額を日本語で言いました。 その日本語に安心したのか、連れは、私に“ブラジル料理のレストランのこと聞いてみれば?”と言ったので、私も、省略しないようになるべく気をつけた日本語で、“この近くに、ブラジル料理のレストランがあると聞いたのですが・・・”と言ってみると、、“れすとらん?れすと・・・”と言うので、しまった。と思いつつ、“ブラジルの料理が食べられる・・・・”と言うと、“あ~、オプシォン。”とやっと分かってくれました。 そうそう、そのレストラン、オプションって名前だった。   さらに、“その店にはパーキングはありますか?”と聞くと、“ぱーきんぐ?ぱーき・・・・”いやいや、お兄さん、“ぱーき”からは何の言葉のヒントも得られないとおもいますよ。。  レストラン、はどうにか通じましたが、パーキングは通じずじまいで、“ありがとう”を言い、お店を後にしました。

  レストランとパーキングという単語を伝えるのに苦労するとは。 なかなかおもしろい。25時間かけてブラジル行く必要ないよね。 ここでブラジル(外国)気分が十分味わえる。

   

     ↑スーパーTAKARAから歩いて4分ほどの、オプションという軽食レストランへ。

 OPCAOみたいな綴りで、オプションというかんじの発音をするらしいです。看板を見て分かる通り、日本語はひとつも書いてないので、入るのに躊躇します。 レストランみたいな単語と、インターネットの単語はかろうじてわかります。

  レストランは、いろいろな種類のハンバーガー系と、プレートご飯のタイプがありました。 X-TUDOというのは目玉焼きハンバーガーです。画像のみたかんじより、結構ボリュームあります。 私が頼んだ、Plato simplesはブラジルらしい豆スープと、薄切り牛ステーキ、目玉焼き&ライスの組み合わせでした。 500円でコレは安いと思います。

  このレストランは建物の1階にあって、入り口入るとすぐに、2階へ続く階段があります。 この上に何があるんだろ。と、階上を見ていると、上から降りてきたお兄さんが、日本語で、“髪切るところ。”と教えてくれました。 意外と上から人が降りてきてたりするので、インターネットなどできるところもあるからか、2階には結構たくさんの人がいたのではないかと想像します。 (もちろん、私達と、途中入ってきた宅急便のお兄さん以外はすべてブラジル人でしたが。)

    なんか、不思議な異次元空間を体験した気分になりながら、そこをあとにしたのでありました。

 

   おまけ

        : スーパーTAKARAで買ったものを入れてくれた袋。ブラジル銀行の袋です。

   タイトルの『ブラジルやさん』は、映画・小説『下妻物語』の中で出てくるセリフらしく、それが、このスーパーTAKARAを指すらしいということで。(私は、映画見てませんけどね。)

 

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