オマールエビなどの前菜と合わせてご覧ください。
メインは鴨とフォアグラです。
『●鴨のコンフィ、リンゴ&ブルーベリージャムソースconfit de canard a la sauce de pomme-myrtille/
●フォアグラのソテーバルサミコイチジクソースfoie gras poele
●レンコンとエリンギのミルフィーユmillefeuille de racine de lotus et champignon』
○鴨のコンフィ
*一般的には、もも肉を使ってコンフィは作りますが、今回は、鴨のヒレ肉(magrets de canard)を使います。
作り方:前日に鴨に塩・胡椒・乾燥セロリの葉をまぶし、密閉袋に入れて、冷蔵庫で一晩おく。
塩を洗い流し、ヒレ肉を半分に切り、鍋に入れ落し蓋をし、さらに蓋をし、弱火にかける。鴨の油が大量に出てくるので、その油で1時間ほど煮る。
鍋から取り出し、油と一緒に、冷蔵庫に入れると、鴨のまわりに白い脂がまとわりついた状態になるので、それを取り除き、直前に魚焼きグリルで、皮のほうに焦げ目がつくように焼きできあがり。スライスして、リンゴジャム、ブルーベリージャム、バルサミコ少々をいれたものを煮詰めたものをソースとしてかける。
○フォアグラのソテー
作り方:フォアグラをフライパンで焼き始める。
同じフライパンに、レンコンとエリンギを並べ焼く。フォアグラを両面焼いたら、バルサミコ、イチジクを入れ、全体を絡めるように味をつけたら、お皿に盛りつける。レンコンとエリンギを交互に並べた盛り付け方を、ミルフィーユ(millefeuille:千枚の葉)と表現します。
こちらのブログでは、結構鴨を調理しています。フランスに住んでいたころからの鴨料理のラインナップを1ページに並べてみたので、ご興味ある方はどうぞご覧ください。
(自分で作った鴨料理のほかに、フランスのレストランで食べた鴨や、鴨のキーワードの入った記事も一緒になってます。)
こちらのリンクにも、レシピを載せてますが、今回のコンフィは、2日がかりの料理なので、生の鴨をすぐに調理したいという場合は、鴨を焼いたあとの仕上げに、マスタード:マヨネーズを2:1で加え、プロバンスハーブ(または、なにか、細かくしたハーブ類)を少々加えたソースで食べるというものもありますので、さっさと食べたい方は、その方法でどうぞ。
それでも、クリスマスは、肉じゃなくて魚がいいという方で、料理初心者、もしくはセンスに自信がない方でも、すごくおしゃれに見える特別な日の料理レシピといたしまして、《サーモンのパイ包み》があります。
冷凍パイ生地・生サーモン・ブロッコリーが主な材料。
パイ生地に、生のままのサーモン、生のままのブロッコリーを置き、サーモンには塩胡椒をしっかりめにふり、上からレモンのしぼり汁をかけ、パイで包み、20分オーブンで焼くだけ。サーモンや、ブロッコリーが蒸し焼き状態になるので、生のままいれてOKなのですね。 どのような仕上がりかは、過去の記事、『もてなし飯・サーモンのパイ』でご覧ください。
それでは、よいクリスマスを。