高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

チャツニ ~天竺舎のインドだより(その6)

2021-01-09 09:00:00 | 連載
天竺舎のインドだより byアメミヤ

所用でインドにいるので、インドの面白情報をお伝えします。

★ チャツニ ★

さて前回、
イドリーは米とダル(=豆又は挽割り豆)で
作る話をしました。

そのイドリーを食べるときに
欠かせないのがチャツニ。
代表的なココナツチャツニ、
白いペーストです。

ご近所さんにおそわって私達も作ってみました。

材料
上の皿はココナツ
左下は青唐辛子、ダル、塩、生姜
右下は油に入れるもの
カリリーフ、赤唐辛子、マスタードシード


作り方は意外に簡単、
時間もそれほどかかりません。
スライスした生のココナツ
(買ってきたココナツを割って
白い果肉を取って
スライスするまでがたいへんです)、
青唐辛子、生姜、塩そしてダル
(炒ったチャナダル、
近くのスーパーでは
“チャツニダル”という名で
売っていました)
をなめらかになるまで
グラインド(文明の利器を使います!これも必需品)します。

グラインドしたココナツとダル


最後にマスタードシード、
赤唐辛子、カリーリーフを
落とした油で香り付けして

油を温めているところ、
すでにマスタードシードは入っていて、
右下の皿の中に
これから入れる
カリーリーフと赤唐辛子があります


香り付けした油を
グラインドした材料に
加えたところ


できあがりです。

できあがり


辛くて塩が効いた一品で、
大さじ1杯あればご飯1膳食べられる味です。
日本の漬物みたいな感じです。

味はさておき、
このダルの使い方がおもしろく感じました。
ほかのチャツニでもダルがつかわれています。
とろみを出したり
香りをつけているようにみえます。
今まで知らなかったダルの使い方です。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年1月号より転載しました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ムソーの 有機生パスタ・スパ... | トップ | サンコーの どら焼き ~11月の新 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

連載」カテゴリの最新記事