あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

荒れ地の草 その1

2014-10-14 23:39:20 | 植物
きれいに手入れされた柿畑やキーウィ畑の中に、こんな雑草地が入り交じっています。


 誰も作る人がいなくなった果樹園(だと思う)蔓草が這い上がって、その下の木がなんなのかわからないほどです。

 
 赤く点々と見えるのは



 意外とかわいい花。



 花はルコウソウに似ているのですが、葉っぱはヒルガオに似ている。ここ2,3年で急速に勢いを増してきたような気がします。

 思い出しました。マルバルコウソウです。

 そうそう、この草の葉に似ているんです。

 

 あら、よく見ると色が違うだけで花の形も大きさも似ているかな? これもここ数年で勢いを増してきた植物です。
 これは名前がわからなかったので調べました。多分、イモノネホシアサガオ。根っこが山芋に似ているところからつけられたそうです。もちろん外来種。昼間も咲いているのに朝顔とは。そして分類仲間から言うとヒルガオ科だそうです。ややこしい。



 人の手が入らない放棄地は、いろいろな植物が生えていると言うよりは、同じ植物が群れをなしているという感じ。

 

 これは、こんな花



 ツユクサです。うちの周りは外来種のマルバツユクサだらけですが、ここは昔からある鮮やかな青のツユクサ。

 ある場所は、これに占領されています。



 

 センダングサですね。
 いやあ、すごいです。この中へ犬や猫が迷い込んだらどうなるんだろう。全身ひっつきむしだらけになって落とすのが大変。

 そのセンダングサの原っぱの一角にこんな花が咲いていました。



 コシロノセンダングサです。ミツバチがやってきました。うちの近くにも毎年この花が咲く場所があったのですが、毎年咲いては刈られ咲いては刈られして、ついに姿が見えなくなりました。
 ウインターコスモスの仲間だそうです。子どもが最初に描くお花の絵のような、シンプルな花。センダングサだからやはり衣服にくっつく種をつけます。センダングサはいまいましいけど、コシロノセンダングサを見つけるとなんとなくうれしくなってしまいます。普通のセンダングサにただ白い花びらがついているというだけなのに。

 

 

コメント (2)
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