あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

実りの秋のプレゼント

2014-10-27 22:03:08 | 野菜・果物・料理など
 実りの秋。いろいろなところからおいしい物をいただいています。とてもありがたいのですが、その量が・・・・

 まずはまだ初秋の頃届いたのは



 バケツ一杯くらいあったかしら。
 下の娘には、ゆがいて半分に切ってスプーンで実を取り出し、生クリームや牛乳と混ぜてマロンクリームを作ったら? と言って持って帰らせましたが、どうなったかしら。
 ぶじこはちゃっかり「料理してからちょうだい。」と言うので、結局自分一人で大量の栗を剥くことになってしまいました。
 テレビを見ながら剥くこと2時間、次の日も2時間。渋皮を破らないように慎重に慎重に鬼皮を剥きます。
 うまくむけた物は炭酸と一緒にゆがいて水にさらし、



 渋皮の繊維のようなものを丁寧に取り除いて砂糖で煮ます。

 甘い渋皮煮の出来上がり。でも、ちょっとでも皮に傷があると



 破れてしまうんですよね。毎年作りますが、これはうまくいった、といえるのはめったにありません。

 鬼皮を剥くとき傷ついてしまったのは、そのまま渋皮を剥いて、栗ご飯やくりおこわに。塩で味付けしただけのシンプルなご飯ですが、栗を贅沢に入れておいしかったです。

 次に届いたのは、



 またまた夜なべをして皮を剥きました。これ、剥き殻ですがほんの一部です。中身は



 
 ざる一杯の銀杏です。この実を茹でると薄皮が剥けて鮮やかなグリーンの実が現れます。
 くりやきのこと一緒に秋の炊き込みご飯に。



 あとは冷凍して、適宜銀杏ご飯にします。

 変わったところでは、むかご。



 母が採って分けてくれました。中には根っこが生えているのもあって、これを撒いたら山芋が生えてくるのかなと思いましたが、半分はムカゴのご飯、半分はそのまま素揚げにして塩を振って食べてみました。

 

 見た目がおいしくなさそう~ 実際は小さいながらも山芋の味がします。野性的な味でした。

 それから、それから、巨大なお芋。卵とくらべてみました。



 これは娘たちにも分けて、てんぷらにもして、芋雑炊にもして・・・・・


 
 何をいただいても、とにかく夫婦二人では食べきれないものばかり でもなんとか使い切ったなと思った頃



 長さ30センチもある巨大なお芋が届きました。左のおもしろい形をしたのは、「食べられないかもしれないけど」と言ってくださったのですが、親芋だそうです。つまり、芋の蔓をとった残りの芋。こんなのがよく残ってたなあと思うのですが、ぱっと見には実がつまってそうですね。
 
 切ってみました。

 あらら、大きな穴が空いてる。




 切っても切っても穴は続いていて、結局端っこまで空いていたのでした。こりゃあ養分採られて筋ばっかりだわ、と思ったのですが、かじってみたらほんのり甘かったので、きれいなところをさいの目に切って、残っていたムカゴと一緒にご飯を炊いてみました。そうしたら、結構おいしくて、わたしとしてはムカゴより芋のほうが好みでした。

 最後に



 富有柿のような形をしていますが、渋柿です。なんでも枝をばっさりと切って捨てようとしていたので枝ごともらってきたんだそうです。たったふた枝でコンテナ1杯実が付いていたそうで、夫とぶじおJr.がせっせと袋に入れてドライアイスと焼酎で渋抜きをしました。見かけは悪いですが、味は、愛宕柿より甘くておいしいのです。ただ、焼酎抜きの柿はあまり日持ちしなくて・・・
 さっそく方々へおすそわけしましたが、ぶじこが知り合いに持って行ったところ、甘柿の立派なのをもらって帰ってきました  ははは・・・柿の産地で柿を消費するのはなかなかだわ。きゅうりと柿、大根と柿、蕪と柿・・・サラダや酢の物にして毎日食べています。

 





 
コメント (4)
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