あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

梅まつり最終日

2009-03-10 01:39:35 | お出かけ

 理正院から車で10キロほど山の方へ行くと、小梅で有名な七折があります。 3月8日が梅まつりの最終日だそうなので、足を伸ばすことにしました。


 梅まつり会場の入り口近くには、見事なしだれ梅が咲いていました。



 大きな花の傘のようです。 おや、隅っこに鳥が飛んでますよ。



 向かい側の山には広い菜の花畑。 あそこまで行くと何かあるのでしょうか。 



 駐車場から見上げたところでは、紅梅はまだきれいに咲いているようでした。でも白梅はほとんどが終わっていました。



 梅は山の斜面に植えられています。 もともと観光用ではなく、実を採るために植えているものです。 その畑の間の道を登っていくのです。


 心惹かれる古木。 梅栽培の歴史を物語っています。 100歳の木もありました。



 大きな木に混じって、所々小さな木が枝いっぱいに花をつけています。これは花梅でしょうか。 



 例によって母はさっさと山道を登っていき、 父はゆっくりゆっくり休みながら登っていきます。 わたしは目についたもの片端から写真に撮りながら父の後を・・・・
 写真も撮らずに父の後をついていったらじれったくてたまらなかったと思います。


 山の中腹に広場があって、お茶の接待をしていました。



 梅ジュースと梅昆布茶をごちそうになりました。
 父は、猪うどんなるものに心惹かれたようですが、母が、「ご飯食べたばっかりじゃのに」と即座に却下。 実は母は猪肉などいっさい食べません。(わたしもですけど)


 梅畑は山を下る方がきれいでした。
 母はしきりに 「満開の時に来たらよかったなあ~。」と言っていました。
 「来年また来たらええがね。」と、わたし。 時期を逃さずに来ないといけませんね。


 梅の木の間に団体客の登ってくるのが見えます。 後ろの方から、添乗員さんらしい若い女性が、疲れた顔をして登ってきました。


 花巡りのツアーは添乗員さん泣かせでしょうね。 


 数年前、しだれ桜と片栗の花を見るツアーを思い出しました。 桜の中でも遅咲きのしだれ桜と、早春に咲く片栗とが同時に見られるなんてーとふっと疑問に思ったのではありますが・・・・ 

 行ってみると、桜は薄紅色さえも見えない固いつぼみ。
 せめて水芭蕉を見ていってくださいと言われました。 それも珍しくてよかったのですが、桜の華やかさにはかないません。とうとう、熟年の男性客が怒りだしました。 まだ20代とおぼしき若い添乗員さんはあやまるばかり。 
 例年より開花が遅れているのは彼女のせいではないのに。
 娘ほどの若い女の子が、たった一人で客の苦情を受け、対策を考え、機嫌をとりしている姿を見て、わたしたちはとても怒る気にはなりませんでした。


 運の悪いことに、片栗の花がこれまた1,2輪しか咲いてなくて、予定にはなかった場所に花を求めて移動しました。


 結局次の場所で片栗の群生が花開いているのを見て感動し、帰りには添乗員さんの計らいで岡山県津山市の鶴山城の桜を見ることができて、それなりに満足して帰ったのでした。 

 ここの、もうほとんどが終わりかけている梅を見て、ツアー客の皆さんどんな反応をしたでしょうか。 文句が出ないといいですね。


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コメント (6)
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