今日は、我が少年少女合唱団の恒例プチコンサートでした。 いつもは春休み中ですが、都合により学年末に開催。 先生方は大変だったことでしょう。 何しろ、この時期学校では、学年末の事務処理に追われております。
開演に向けてリハーサル中、わたしは倉庫の中でステージを飾る花を活けておりました。
今年の花はミモザ。 これだけでも十分くゴージャス。 春らしく明るい色です。
後で子どもたちに配るバラと取り合わせてー。
あら~、ミモザの向きが変わってる。
あらかじめ用意していた花器がちょっと小さくて、急きょ泥の付いた植木鉢を洗ってきました。 それを2種類のラッピングペーパーで覆って、輪ゴムで止めて、出来上がったのは開演7分前。 その間に花の向きがあちこち変わっちゃった
さて、今回のゲストは、西条市の男声合唱団「我夢」の皆さん。 高校生から67歳の熟年男性まで幅広い年齢層の男性が、遠くは四国中央市や今治市から集まって歌ってらっしゃるそうです。
ほお~(脱帽)、
集まるだけで1時間以上かかります。
しかもこの中には、少年少女合唱団の指揮者2人の教え子が4人もいました。 指揮をしている方も、高校時代N先生に教えていただいたそうです。 卒業して20年、30年たっても歌い続けている教え子がいるってすばらしい。 熱心に音楽教育に取り組んでこられたんだなあと、わたしまでうれしくなりました。
気になる足元。 どうぞ落ちませんように。 狭いところですみませんねぇ。
昨年4月に入団した新人たちもすばらしく成長して、澄んだ声を響かせてくれました。 ずっとこのままだといいのですが、子どもの合唱団は、毎年毎年メンバーが入れ替わるのがつらいところです。 中学生になると、部活との両立ができなくてやめる子がほとんどです。 その子たちにとってはこれが最後のステージです。
第3ステージは、みんなのよく知っている歌をメドレーで。
茶摘みのうたにあわせて手遊びをしています。 お客様も一緒に歌ったり遊んだりしてくれました。
お母さんと一緒に楽しそうに遊ぶぼうや。 我夢のメンバーの子どもさんでした。
お母さんと一緒に足音をしのばせて入ってきて、演奏の間ずっと静かにしていました。 途中お父さんのいるステージに近寄っていってじっと見ていましたが、あくまで静かにー。 お母さんが、子どもが騒がないように気を遣っている様子が見えました。 こうしてマナーを学びながらお父さんの歌声を聞いて育つ子どもー。 大きくなったらきっと音楽好きのすてきな男性になるんだろうなと思いながら見ていました。 近くに住んでいるならスカウトしたい・・・・
エンディングは我夢の皆さんと少年少女合唱団一緒に「花」「はるかな友に」を歌いました。
子どもたちのピュアな歌声と、我夢の皆さんの力強い歌声とがお互いを引き立てあってすばらしいハーモニーを生み出しました。
お客様も、一緒に歌ったり、自然に手拍子をしたりと、心から楽しんでいただけたようです。
会場の文化会館のスタッフもとても協力的で、こんなに小さなコンサートなのに本格的な照明までしてくれました。
何もかもが快い、良いコンサートだったと思います。 相変わらずお客様が少ないのは残念ですが。