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仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

闇の花道―天切り松 闇がたり

2017年11月28日 | 本と雑誌
 闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉

 浅田次郎氏の作品。主人公は、かつて泥棒だったおじいさんである。

 このおじいさんが、「昔の話を今の人たちに語って聞かせる」という形で物語は語られていく。

 泥棒ではあるが、考えていること、語っていること、行動のどれも一本筋が通っている。

 粋なのである。

 泥棒であるが、筋の通らない仕事はしない。(と、そんなことは本当にできるのかというと、それは、小説なので気にしない。)

 人として、一本筋の通った生き方が語られていて面白い。

 1巻目ではまったものだから、どんどん読んでいる。

 残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 (集英社文庫)

 天切り松 闇がたり3 初湯千両

  天切り松闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝

 4巻まで読み終えた。あっという間だった。

 今読んでいるのが、これ。

 天切り松 闇がたり 5 ライムライト

 読み終えてしまうのがもったいない、と久々に思える小説である。

 
コメント
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