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映画「ゴースト・ドッグ」

2015年05月17日 | 映画
映画「ゴースト・ドッグ」をみた。

 もう15年位前の映画である。

 武士道を説いた「葉隠」を生きる指針としているような殺し屋が主人公である。主役はフォレスト・ウィテカーさん。(この映画では、まだ若い)

 昔命を助けられたマフィアの人を、我が主君と思い、尽くす。

 葉隠の精神に忠実に生きる姿を描いていた。


 きっと監督さんも「葉隠」が好きなのではないかな?


 暗い映画ではあったが、主役の人が動物に優しかったり、周りの人からは慕われていたりする姿がほほえましくもあった。

 この映画はよく作られている。面白かった。


 ただ、1つ気になったことがある。

 それは、主人公の交通手段が盗難車である点である。主人公が車を盗むのである。

 盗むたびに「おいおい、そんなせこいことするなよ。」「葉隠にはそんなことは書いてないだろう。」

と突っ込みたくなった。

 最後の方では、車を盗むシーンで、尾崎豊の「15の夜」が頭の中に響いてきた。(「15の夜」はバイクだけどね。)

 
 細かいことではあるが、映画ではそれが気になる。


 映画でも物語でも、次のように考えている。

「大嘘はよいが小嘘は許せない。」

 映画や物語自体が大嘘の世界である。しかし、だからこそ、その他の細かい部分にはこだわってほしい。小嘘が見えたとたん、話がつまらなくなる。
 
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