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読書の秋におすすめの本「逆風の街」

2018年10月09日 | 本と雑誌
 旅先で、読む本がなくなったので、コンビニで面白そうな本を探した。

 たまたま選んだのが、今野敏氏の「逆風の街」だった。


 おもしろかった。横浜の刑事さんが、悪い奴(主に暴力団)を懲らしめる話である。

 なんと言っても、登場人物が面白い。登場人物の面白さだけで、この話の半分以上は成立しているような気がする。

 
 親を殺されたため、暴力団を敵視し、恐れられているが、「ハマの用心棒」と言われるのが大嫌いな主人公の刑事

 その相棒でラテン系の刑事

 やくざのような部下

 見た目優男で、普通の公務員のおじさんのようだけど武道の達人の部下

 やる気なさそうでぶっきらぼうだけど、パソコンの達人



 そのほかにも、昔気質で親分一人、子分一人のやくざ


 等々、出てくる登場人物が魅力的である。


 話の方は、勧善懲悪というか、読み終えた後にすっきりするような話なので、スカッとしたい自分にはぴったりである。
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