国語では、古文を教える時がある。その時にいくつかおすすめの短歌や詩を紹介している。
それらはできれば暗唱するほど音読してもらう。
もちろん、いっぺんにたくさん読むのではなく、少しずつ、短時間で読む。
ただ1回の授業ではなく、何回にも分けて繰り返し音読してもらう。
必ず扱う詩文の中の一つが、次である。
銀(しろがね)も 金(くがね)も 玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも
万葉集の山上憶良の短歌である。確か紀元700年頃の人なので、1300年も前に作られた短歌である。
小学生が音読しても実感は湧かないだろう。
「ふうん、そうなの?」
と感じるくらいだろう。(自分がそうだったから。)
ただ、大人になり、我が子ができるようになると、とてもとても共感できる。
自分は、子供の頃に覚えていたこの短歌を、大人になってから、我が子ができてから思い出した。
その時は、感動した。1300年も前の山上憶良の気持ちがよおく分かったからである。
子を思う親の気持ちは不変である。
今この短歌を覚えた小学生も、大人になってから実感と共感を味わう日が来るかもしれない。自分と同じ感動を味わってほしい。
それまでは、子供の心の中に、まるでタイムカプセルのようにしまわれていることだろう。
それらはできれば暗唱するほど音読してもらう。
もちろん、いっぺんにたくさん読むのではなく、少しずつ、短時間で読む。
ただ1回の授業ではなく、何回にも分けて繰り返し音読してもらう。
必ず扱う詩文の中の一つが、次である。
銀(しろがね)も 金(くがね)も 玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも
万葉集の山上憶良の短歌である。確か紀元700年頃の人なので、1300年も前に作られた短歌である。
小学生が音読しても実感は湧かないだろう。
「ふうん、そうなの?」
と感じるくらいだろう。(自分がそうだったから。)
ただ、大人になり、我が子ができるようになると、とてもとても共感できる。
自分は、子供の頃に覚えていたこの短歌を、大人になってから、我が子ができてから思い出した。
その時は、感動した。1300年も前の山上憶良の気持ちがよおく分かったからである。
子を思う親の気持ちは不変である。
今この短歌を覚えた小学生も、大人になってから実感と共感を味わう日が来るかもしれない。自分と同じ感動を味わってほしい。
それまでは、子供の心の中に、まるでタイムカプセルのようにしまわれていることだろう。
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