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「柔よく剛を制す」に続く言葉があるの?

2020年07月08日 | 国語
 自分は、中学生と高校生の時に柔道をしていた。

 その頃によく聞いた言葉がこれである。

 「柔よく剛を制す」

 これは、柔軟な者がそのしなやかさを活用して、剛強な者を打ち破ることがある。

 弱い者が、時には強い者を打ち倒すことがあるというたとえである。

 しなやかで柔らかいものは、力で押してくる剛強なものの矛先をそらして、結局は勝つことができるというとらえ方をしていた。



 この言葉には、続きがあるのを知らなかった。

 それは、

 「剛よく柔を断つ」

 簡単に言えば、

 力は技を断つ 

 剛強な力が、柔軟性のあるものを断ち切ることができる

 という意味であろう。



 もともと「柔よく剛を制す、剛よく柔を断つ」という言葉だが、前半だけが有名になっているらしい。(広辞苑にも、前半しか載っていなかった)

 柔剛一体、柔も剛も大事

という意味である。
 
 確かに、技の習得も大事、筋力トレーニングも大事である。


 そういえば、柔道家としてかなり強かった木村政彦氏も、筋力トレーニングを重視していた。

 若い頃の木村政彦氏の写真を見ると、「どんな鍛え方をすれば、こんな体になるんだろう?」と思わせるような体をしている。
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