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仕事の道楽化

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日記を書く理由

2010年12月03日 | 国語
 宅習2ページのうち、1ページは、日記を書くようにしている。文を書くというのは、子ども達に敬遠されることが多い。しかし、日記を書くメリットは大きい。

 子ども達に日記を書かせる理由は、「書く力」を付けるためである。

 書く力を付けるとどんなよさがあるのか、子ども達には、次のような話をした。

1 考える力が高まる。
 「書く」という作業は、「考える」ということです。作文を書くことは、考える力を高めることになります。書くことを探し、書き始めは何にするかを考え、どうやって次の文をつなぐかという作業は、考える作業そのものです。

2 書くほどに書く力は付く。
 作文がよく書ける人は、例外なく書く量が多い人です。書く人ほど作文が上手になります。逆に言うと、書かない人は、うまくなりません。いつまでたっても、「作文を書くのは苦手」という状態が続きます。
 作文を上手に書ける人、作文を書くのに抵抗がない人は、必ず普段から文を書いている人です。
 
3 今しか書けない自分の歴史を刻む
 5年生の今、何を考えているのか、どんな出来事があったのかという作文は、今しか書けません。日記を書くというのは、自分の歴史を刻むことになります。

4 これから先は「書く」問題が増える。
中学でも、高校でも、大学でも、入学試験で「小論文」を取り入れているところが殆どです。作文力のある子は、その都度トクをします。
例えば、こんな問題が出ます。

この物語を読んで、あなたが思ったことや考えたことを、条件に合わせて書きましょう。
【条件】
○ 思ったことや考えたことをはっきりと書くこと
○ 思ったことや考えたことの理由が分かるように書くこと
○ 六十字以上 八十字以内にまとめて書くこと
平成22年度 全国学力調査 小学校6年生 国語B問題



 また、大学を卒業するときは、必ず「卒業論文」を書くことになります。
 さらに、社会人になっても、レポート、提案文書、報告文書等々、「書く」という仕事はたくさんあります。
 「書く」力がある人は、その都度トクをします。

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