仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

直球ど真ん中(神々の山嶺)

2007年09月16日 | 本と雑誌

 夢枕獏さんの本が好きである。この方の文は、引力がものすごい。これ以上に惹きつける文を書ける作家を私は知らない。読み始めたら一気読みしたくなる文を書く方である。

 神々の山嶺を読んだ。新田次郎氏の本に出てきそうな山に執着している人々が出てくる。その人達の生き方がいい。自分が目指すものに向かって純粋に真っ直ぐ生きているという感じがする。生きる目的がハッキリしており、その目的に向かって全力投球という感じがするのである。直球を人生の目的のど真ん中に投げ込んでいるような生き方である。読んでいて、うらやましくなった。

 まじめに生きている男の人には、特に惹きつけられるのではないだろうか。琴線に触れる文がたくさんあると思う。

神々の山嶺〈上〉 (集英社文庫) 神々の山嶺〈上〉 (集英社文庫)
価格:¥ 760(税込)
発売日:2000-08

神々の山嶺〈下〉 (集英社文庫)

神々の山嶺〈下〉 (集英社文庫)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2000-08

 谷口ジロー氏が漫画を書いている。こちらも読んでみたい。

神々の山嶺 全5巻 神々の山嶺 全5巻
価格:¥ 5,250(税込)
発売日:2003-09-10

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嫌韓流3 | トップ | 6ステイン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本と雑誌」カテゴリの最新記事