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そうじをがんばる人は幸せになる・・・全校朝会での校長の話

2022年07月14日 | 学校経営

 先日、そうじについての話を全校朝会で行った。

 最近、そうじを頑張っている子がおり、さらにモチベーションを高めさせたいと考えたからである。

 

 

 だいたい次のような話をした。(と思う)

 

 

 

 

 そうじをがんばる人 と 勉強ができる人

 

 どちらの人が幸せになると思いますか?

 

 

 こたえは「そうじをがんばる人」です。

 

 もちろん、勉強ができて、掃除もがんばる人の方がいいですよ。

 

 ただ、学校の勉強はよくできるけれども、あまり幸せになっていない人もいます。

 それよりも、掃除をいつもがんばっている人の方が幸せになっています。

 

 なぜでしょうか?

 

 それは、そうじをがんばる人というのは、周りの人から大切にされるからではないかと考えています。

 

 それは、こういうことです。

 

 掃除をする人というのは、まわりのためにがんばることができる人です。

 自分のためだけではなくて、周りの人のためにがんばれる人です。

 そういう人は、周りの人からも大切にされます。

 

 

 逆に、そうじをしない人はどうでしょう。

 まわりのためにがんばれない人と言えるかもしれません。

 まわりの人からは?どう思われるでしょうか?

 きっと寂しい思いをすることになると思います。

 

 

 掃除をすると、いろいろな力も身に付きます。

 

 例えば、皆さんは、掃除の後に反省会をしますよね。

 その反省会の時には、次の5つの視点でしていますね。

 

1 とりかかりが早い

2 無言ができる

3 隅々までできる

4 時間いっぱいできる

5 後片付けができる

 

 この5つができるようになることで、こんな力が身に付きます。

 

 まず、1の「とりかかりが早い」は、頭のきりかえが早いということです。

 自分の頭と体のコントロールができる人です。

 心のアクセルを踏んで、自分の体を動かすことができる人です。

 

 

 2つ目の「無言ができる」は、

 自分の頭と体のコントロールのうち、「ブレーキ」を踏んで、心と体を抑えることができる人です。

 

 3つ目の「隅々までできる」人は、「気づく力」がある人です。

 よごれはどこ?と探し、見つけることができる人です。

 そういう人は、きっと人の気持ちにも気づく人でしょう。

 

 4つ目の「時間いっぱいできる」人は、考える力がある人です。

 掃除が早くおわった → 次はどこをすればいいかな?と考える力がある人です。 

 

 5つ目の「後片付けができる」人は、モノとのつきあいが上手な人です。

 

 そうじをがんばることで、いろいろな力を高めることができます。

 

 

 今日は「そうじをがんばる人は幸せになる」という話をしました。

 そうじをがんばる人は、まわりのためにがんばる人です。

 そういう人は、周りの人からも大切にされます。

 

 ぜひ、皆さん、幸せな人になってくださいね。

 

コメント
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