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どんな映画が好きになるか・・・「ボーン・アイデンティティー」と「スパイ・レジェンド」の違い

2018年12月09日 | 映画
 DVDで映画「スパイ・レジェンド」を観た。

 ピアース・ブロスナン主演ということで、期待してみたのだが、途中で感情移入できなくなってしまった。

 主人公に共感できないのである。

 なぜか、それは人を殺しまくるからである。 

 自分の身を守るためとはいえ、殺さなくてもよい場面でも殺す。

 そんな場面を次々に見せられると嫌になる。主人公やその味方の人が、サイコパスに見えてくる。

 人が撃たれるシーンを観ると、「この撃たれた人にも家族がいるのではないか」と思ってしまい、その後が心配で主人公とは気持ちが離れてしまう。



 そういう意味では、「ボーン・アイデンティティー」は共感できた。

 主人公は、めっぽう強い。しかし、必要なとき以外は人を傷つけない。

 

 好きになる映画とそうでない映画の線引きは、この点かもしれない。
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