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1月15日(火) 希望はある

 この前のNHKスペシャルは見逃したが、新型インフルエンザはかなり深刻だ。人から人への感染はすでにはじまっている。いつ大流行してもおかしくない。日本に入ってきて流行すれば死者60万人以上とのこと。日本人の200人に一人は死ぬことになる。
 いままで、こういう人類の危機はなんどもいわれてきた。古くはハレー彗星接近。東西冷戦時代の核戦争の危機。1999年のノストラダムスの大予言まで。いずれも科学的な根拠がなかったり、あわやの所で危機を回避したりで、杞憂に終わった。しかし、こんどこそ本当らしい。覚悟はしておいた方がいいだろう。
 ワクチンはあるが、国民全員に行き渡るとは思えない。それなりの立場にある人に優先的に使用されるだろう。
 もし、小生と小生の家族に感染の危機が迫ったら、あらゆる可能性を考えて生き残るべく努力する。東に逃げれば良いと聞けば、1センチでも1ミリでも家族を連れて東へ行くぞ。
 株安、石油の原価高騰、景気の不安など日本は様々な心配事を抱えているが、あらゆる問題に優先して、新型インフルエンザ対策を講じるべきだ。日本のみならず人類全体が未曾有の危機にさらされている。
 今は1月だ。4月になれば、たくさんの人がお花見にいくだろう。そのうち、どれだけの人が来年のお花見ができるだろう。再来年のお花見は。その次のお花見は?
 そんなこといっても、私たち普通の人はどうしようもない。感染したらあきらめて運を天に任せるしかない。という人もおられるだろう。確かにそうだ。権力者でも金持ちでもない小生たち庶民はどうしようもない。このような大災害が発生すれば行政はまったく頼りにならないことは、私たち神戸市民は先の阪神大震災でよくわかった。結局は自分でどうにかするしかない。では、どうするか。小生はわからない。しかし、なにか出きることがあるはずだ。それは何か今のうちに考えておこう。どうしようもない、とあきらめてはいけない。どんなことでもできることがあるはずだ。希望はきっとある。
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