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星群88号発行


 星群最新号88号が出ました。ずいぶん久しぶりです。7年ぶりです。
内容は以下の通りです。

ああ遠州灘        雫石鉄也
ガレージ・ワンダーランド 松本優
つかのまの・・・・    椎原悠介
肩こり腰痛水滸伝     雫石鉄也
表紙絵          山崎隆史

この本はオンデマンド出版です。ご注文はこちらからお願いします。  
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鶏肉とナスのスパゲッティ

 
 はいはい今朝はスパゲッティにしましょうね。鶏肉とナスのスパゲッティです。ソースはトマトソースにしましょうかね。
 まずトマトソースを作っておきましょう。べつにたいそうなことはしなくていいです。玉ねぎを炒めて、そこにカットトマトの缶詰をいれます。こういう場合ホールトマトを使うことが多いのですが、わたしはいつもカットトマトの缶詰を使います。その方がトマトを切ってあるから処理がしやすいです。煮て、適当な粘度になればOKです。
 鶏肉を炒めます。ナスも加えましょう。ナスは油をよく吸うのでオリーブ油を多い目に使いましょう。
 あとは、トマトソースを入れて、ゆでたスパゲッティを加えて、具とソースによくからめて、バジルの葉のっければできあがりです。
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西宮八園虎日記 9月29日

「女将久しぶり」
「あら、甚兵衛さん、久しぶりですね」
「お、玄白さん」
「あ、先にやってますよ」
「阪神、勝ちましたな」
「藤浪、みごと復活しましたな」
「それに大山の4番も大当たりですな」
「これで阪神も来期に向かってええ材料がでました」
「はい、藤浪がローテーション復帰、大山4番サードで固定」
「うん、ナバーロはひろいもんでしたな」
「はい、彼は来年も残ってもらいたいですな」
「大山、良かったですな。金本監督の薫陶が効いてきましたな。監督のえこひいきやなんてアホなこというとるのがおるけど、金本監督の慧眼でしょう」
「ワシもそう思います」
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とつぜんSFノート 第105回

 真夏の京都は暑い。真夏はどこでも暑いが、京都の真夏は底意地の悪い暑さだ。星群祭は酔狂にもその真夏の京都で行われた。1984年、京都にも真夏はあった。そして、この年も星群祭はあった。
 1984年7月15日第11回星群祭が行われた。会場はいつもの京大会館。う~む。阪神タイガース日本一の前年だ。テーマは「小説のことば」ゲストは石川英輔氏・風見潤氏・志賀隆生氏・柴野拓美氏・新戸雅章氏・巽孝之氏・安田均氏。
 オープン制の前日合宿はこの時も行われた。東山の旅館「きのゑ」に70人で泊まりこんだ。創作教室、麻雀、夕食、酒盛り、自己紹介大会、深夜の女性3人による酒買出し事件、原稿書き、原稿督促、ゲーム、オークション、情報交換、ゴシップ交換、わる口交換、翌日の打ち合わせ、電話連絡、仕事いいつける、仕事いいつけられる、睡眠。と、楽しい一夜をすごしたのである。
 さて、楽しい一夜が開け星群祭当日となった。二日酔頭をかかえて京大会館へ向かう。定刻の午前10時開会。開会宣言で椎原実行委員長が今回のテーマについて説明。
「物質の基本要素が原子であるように、小説の基本要素はことばである。小説というモノを考える時、このことばというモノを考える必要がある」
 この第11回星群祭はパネルディスカッション形式で行われた。
 パネルディスカッション1 翻訳家編
 パネラー/柴野拓美氏、安田均氏、風見潤氏、桐山芳男氏、米村秀雄氏 司会/椎原豊氏
「作家と翻訳家はことばの見つけ方が違う。作家はそれでなくてはならないことばを見つける。翻訳家はいくつかの選択肢から選ぶ」
「原作を原語で読んだイメージを日本語で伝える」
「普通小説とSFでは訳す違いはある。SFにおけることばの特殊性はたくさんある」
 パネルディスカッション2 編集者編
 パネラー/柴野拓美氏、村上栄次氏、椎原豊氏 司会/信次秀郎氏
「小説の体をなしているかをまずチェック。その後アイデア、テーマを吟味する」
「あえて編集カラーは出さない」
「私の目にあったモノを通すから、おのずと編集カラーは出てくる」
「私の雑誌と違うカラーの作品が送られて来る時がある。どういう雑誌か投稿前に知るべきだ」
「文章を書く上で基本的なことを教えるのも編集者の仕事」
 パネルディスカッション3 作家編
 パネラー/石川英輔氏、石飛卓美氏、石坪光司氏、松本富雄氏 司会/村上栄次氏
「なぜSFを書くか」
「そこにSFがあったから」
「自分のイメージを全部伝えたいがムリがある。わりきった」
「別世界を書くのが好き」
「SFを書く時、特別なことばを使わないように気をつけている」
「特殊な状況を一般の人にもわかるように書くのも腕のみせどころ」
 パネルディスカッション4 批評家編
 パネラー/新戸雅章氏、信次秀郎氏、巽孝之氏、椎原豊氏、志賀隆生氏 司会/小浜徹也氏
「ファン創作を読むのは苦か楽か」
「批評を行う時はプロ、アマ区別しない」
「作品より作家を見るように心がけている」
「ファン創作の場合、まれに天才が現れる」
 最後のプログラムは星群祭吉例。ノベルズ批評。事前に参加者、ゲスト全員に配布された星群ノベルズ№9「光の賢者」を俎上に上げて、ゲスト諸氏より忌憚のない厳しい批評が加えられる。なお、この№9掲載の石飛卓美「ミネルヴァの森話」はSFアドベンチャーに転載。ファンジン大賞創作部門受賞を受賞した。
 このころの星群ノベルズはSF作家への登竜門としての役割を果たしていた。
 1980年.星群ノベルズ№5「塔とう名の箱舟」石坪光司「塔-75」SFアドベンチャーに転載。菅浩江「ブルーフライト」SF宝石に転載。
 1983年、星群ノベルズ№8「伝説・永劫都市」虚青裕「影に満ちる領主の星」SFアドベンチャーに転載。
 星群祭というイベントも日本のSFにある程度の貢献を果たしたといえよう。
 
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「そごう」がなくなる

 そごう神戸店が来年10月から「神戸阪急」と屋号が変わる。ものすごくさみしい。小生は生まれは西宮だが育ちは神戸である。ずっと神戸の阪神沿線に住んでいる。子供のころからデパートへ行くということは、三宮の「そごう」へ行くことだった。
 あのころはデパートは楽しいワンダーランドだった。「そごうへ行くで」と親がいうと大喜び。阪神電車でおでかけ。御影で特急に乗り換えるのだが、そのころからウキウキが始る。三宮に着いた。電車を降りると、すごそこが「そごう」目的の買い物をすませて、大食堂でお食事。子供のころの「そごう」には楽しい思い出がいっぱい。
 しかし、「星電社」は今はない。「ダイエー」もあるが今や「イオン」の軍門に下った。さらに「そごう」がなくなる。神戸の中心地三宮のアイデンティーがなくなってしまった。
 子供のころかなじんでいる阪神電車も阪急の傘下だ。なんでもかんでも阪急なんたらになるのはいかがなものか。阪神と阪急では文化が違う。わが阪神タイガースの本拠地聖地阪神甲子園球場も阪急甲子園球場となるのかな。と、なると阪神タイガースはどうなるかな。なんせ阪急は阪急ブレーブスを手ばなした前科があるからな。

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トラキチ酒場せんべろ屋 9月28日

「おもやん、ビールや」
「アテ、ん、そやな。豚キムチ」
「ワシもビールや。それと小エビの空揚げ」
「勝てまへんな」
「そやな」
「荒木、岩瀬と、中日の引退する両ベテランの花を持たせただけやったな」
「そやな。ま、お二人はご苦労さん」
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トラキチ酒場せんべろ屋 9月27日  

「広島、優勝しましたな」
「そやな。まずは、なにはともあれ広島優勝に乾杯しよ」
「うん」
「広島、優勝、おめでとう。乾杯」
「緒方監督、広島ナイン、広島ファンのみなさん、おめでとう。乾杯」
「しかし阪神は甲子園で勝てまへんな」
「そやな。こないだワシがえべっさん行って、ぎょうさんお賽銭あげてきたから、えべっさんのきげんはええはずなんやけどな」
「えべっさんはご利益をくれとるで、阪神を勝たせようとしてくれとる」
「そやな。大山のランニングホームランなんかえべっさんのご利益としか思われへん」
「それでも、能見、桑原が打たれて負けたやんか」
「そやな。今年の甲子園にはなんぞ憑いてるで」
「うん。今年はしゃあないわ。来年までに甲子園の憑物を落とさなあかんな」

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スリップを救え!


 本の雑誌10月号の特集は「スリップを救え!」スリップ、写真の細長い紙がスリップ。売れる前の本が書店にある時に本にさしこんである、あの紙である。こんなモノの特集だなんて、本の雑誌ならではである。
 このスリップ、本が売れたら書店員が抜き取るので、ほんらいは客の手元にくることはないのだが、ときどき間違ってか、書店員がめんどうがって抜かなかったか、買った本にさしこんだままになっている時がある。
 この紙はなんのためにあるか。本の販売管理のためである。この紙スリップを保管しておけば、どの本が何冊売れたか、どんな傾向の本が売れたか、などなど、役に立つデータが書店員の手元に残る。次に本を取次ぎに発注するときの参考になる。だから以前は書店にとってはなくてはならないモノだった。
 このスリップ廃止する出版社が増えてきている。きょう、帰りしなにサンチカのジュンク堂に立ち寄ったのだが、半分ぐらいの本にはスリップがさしこんであったが、スリップなしの本も多くあった。
実は最近はスリップを必要としない書店が多い。都市部の大きな書店ではPOSを導入している。レジに打つと同時にその本のデータがコンピュータのHDに記憶される。いちいちスリップを抜き取って保管整理分類する必要がないのだ。そういう書店にとってはスリップは紙屑以外のなにものでもない。
ところが地方の小さな書店にはPOSを導入していない/導入できない、書店がまだまだ多い。そういう書店にとってはスリップを廃止するのは死活問題である。それでなくても減少の一途の地方の小さな書店。スリップを廃止することは小さな書店を駆逐することである。日本の出版文化はこういう小さな書店によって支えられてきた。本にとってゆゆしき問題である。これは本の雑誌で取り上げるべき問題だ。 
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ポイントカード持ってまへんカード

小生、料理が趣味。自分でする料理の食材は自分で仕入れる。だから、よくスーパーへ買物に行く。で、小生がよく行くスーパーのレジの前には「レジ袋いらんカード」が置いてあって、口で「レジ袋いらん」といわなくても、そのカードをカゴにおいて置くだけで、「レジ袋いらん」という意思はレジのおばちゃんに通じる。
 これはいいんだけれど「ポイントカードはいいんですか」と聞いてくるのがわずらわしい。小生、ポイントカードのたぐいはあまり持ってない。スーパーンのポイントカードは1枚も持ってない。いちいち「ポイントカード持ってません」というのもめんどう。首を横に振るだけだが、それもたびたびだとめんどうくさい。持ってりゃ先に見せてるといいたい。
 で、各スーパーの責任者に提案。「レジ袋いらんカード」があんねんから「ポイントカード持ってまへんカード」というのを作ってくれ。
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トラキチ酒場せんべろ屋 9月24日

「ええ試合やったな」
「そやな見事な投手戦やったな」
「メルセデスかBMWかアウディか知らんけど、巨人の先発ピッチャーがごっつい良かったな」
「そやな。対する岩貞も気迫のピッチング」
「うん、両者一歩も引かん見事な投手戦やったな」
「ゴンゴン打ちあう打撃戦もええけど、きょうみたいな投手戦もええな」
「そや。投手戦の醍醐味やったな」
「優勝だのCSだの、勝った負けた。そんなことばっかり気にしとるヤツもおるけど、きょうなんか見て面白い試合やったな」
「うん。ワシもそう思う。阪神の勝ち負けばっかり気にしとかんと、阪神が面白い野球の試合やっとうのを見てるだけで楽しい、と、もっと余裕のある阪神ファンが増えたらええな」
「うん。賛成や」
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永井go展に行って来た


 今日は休日なれど、例によって出勤す。1時間だけ会社で仕事をして大阪は天保山へ出かけた。海遊館のとなり、大阪文化館の永井豪展に行って来た。大阪文化館、以前はサントリー・ミュージアムだった。
 休日のことだから地下鉄大阪港駅を降りると海遊館へ向かう観光客がいっぱい。ほとんどが中国人あるよ。
 さて、永井豪展。永井豪画業50周年突破記念。展覧会の企画としては、原画の展示が中心で、「デビルマン」と「マジンガーZ」関連がジオラマ、フィギアの展示があったが、平凡なモノだが、永井豪の絵をあれだけ見せられれば、さすがの迫力だ。
 永井豪は石ノ森章太郎の弟子だが、永井は師の石ノ森をすべての面で凌駕しているのではないだろうか。画力、画面の構成力ではさすがに石ノ森を超えてはいないが、ほぼ同格といってもいい。
 作品そのもののコンセプト、アイデア、テーマ、発想力、SF的センス。これは、もう永井豪は日本の漫画家の中ではトップクラスだと思う。永井に匹敵するのは手塚治虫ぐらいだろう。
 特に永井のSFのセンスは非常に秀逸で、師匠の石ノ森が海外SFを未消化のまま漫画にしているのに比べ、永井の作品はどこにもない永井SFだけのものだ。それが評価され永井豪は日本SF作家クラブの第9代会長を務めた。
 きょうの展覧会、永井の作品の代表的なカテゴリーに分けて展示されていたが、どのコーナーにも女の子の裸の絵がある。これだけ大っぴらに女の子のヌードを漫画にだしたのは永井豪が初めてではないか。
 永井豪は男の子の本音に真正面から応えてくれた漫画家だろう。男子の本音。女の子の裸が見たい。気にくわん奴はぶちのめしたい。大人はいたずらをして困らせてやりたい。ま、ようするに男の子なんてもんの興味はエロと暴力とものが本音の奥に潜んでいるのだろう。永井豪はその欲求を満たしてくれた漫画家なのだ。エロの代表作が「けっこう仮面」暴力の代表作が「バイオレンス・ジャック」というところか。永井豪、稀有な漫画家だ。


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トラキチ酒場せんべろ屋 9月23日


「こんばんは。お、おもやん、どや論文は」
「え、ぼちちぼち」
「しかし、まあ、なんですな。甲子園で勝てまへんな」
「そやな。困ったもんやな」
「うん、きょうはお酒もらお。ヒヤでな。なにがある。うん。はい。そやな呉春やな。アテはタコぶつ」
「あ、ワシはハイボールもらお。バーボンのハイボールな。バーボンなにがある。うん、オールドグランダッド114。めずらしいバーボンあるやんか」
「ふうん。なんか小山のじいさんみたいなじいさんが載っとるな」
「しかし、阪神は負けたけど、ええ試合やったな。要所要所で両チームのベテランがワザしたな」
「そや。阿部が勝ち越し打、鳥谷が同点打」
「ピッチャーも、能見、藤川、上原が打たれたな」
「ベテラン選手のあやが味わい深い試合やったな」

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豚肉のきんぴら


 きんぴら。ごぼうやにんじんで作ることが多いが、豚肉を入れてボリュームアップを図ったぞ。
 野菜はごぼうとにんじんはもちろん、ピーマンも入れた。豚肉はもも肉だ。まず、最初に野菜と肉を細かく切る。あとは簡単。これを炒め合わせるだけ。調味料は醬油、味醂、酒、そして忘れてならぬのは鷹の爪。これはお好みで。辛いのが好きな人はたくさんいれればいい。汁っ気がなくなったらできあがり。
最後にゴマをふっていただく。
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厚あげの豚肉巻き


 厚あげの豚肉巻きです。お惣菜料理です。料理は私の趣味です。男の趣味の料理というと、こだわり、たいそう、こりまくり、といった料理が多いですが、私はこういうお惣菜料理もします。
 豚肉はロースの生姜焼き用を使いました。酒と醬油で下味をつけます。厚あげは肉を巻きやすい大きさに切って、熱湯をかけて油ぬきをします。用意ができましたら豚肉で厚あげを巻いていきます。
 鍋に鍋にだし、酒、砂糖、味醂、醬油を入れて点火。豚肉を巻いた厚あげを鍋に並べて入れます。巻き終わりを下にすれば、ほぐれなくていいです。
 アクを取り、落とし蓋をして中火で煮ます。煮汁が半分ぐらいになればできあがりです。おくらをゆでたのをそえました。おいしゅうございます。
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とつぜん上方落語 第28回 米あげいかき

 いかき。なんのこちゃわらんでしょうな。笊と漢字で書いてもわかりまへんやろ。いかき、ざるのことです。ざるっちゅうても阪神タイガースの内野守備のこととちゃいます。細い竹や針金で編んだ、水気をきったりするのに使う容器のことでんな。
 昔は、このいかきを「大間目、中間目、小間目に米を上げる米揚げいかき」という売り声でもって行商人が売りに来てたんですな。
 ある日いかきの行商人が、米相場がたつ堂島へんにやってきましたんや。強気の相場師の店の前で「米をあげる米揚げいかき」とゆうたんですな。この相場師、強気も強気。「上げる」「のぼる」という言葉が大好き。いかき屋の売り声を聞いて大喜び。店に入れて歓待するんです。
このいかき屋、こんどは別の大店の前を通りかかりました。「米をあげる米揚げいかき」この大店のだんさんはむちゃくちゃ阪神タイガースファンです。ちょうど前の道が工事中で大きな騒音がしてたんですな。「トラをあげる米揚げいかき」と、この店のだんさんの耳に聞こえました。
「なに、トラを上げる。ええことゆう。呼んでいかきを買うてやれ」
 いかき屋、喜んで勢いよくドアを押して入ってきたからドアが倒れました。
「すんません。ドアを押し倒しまして」
「なに、ドラを押し倒す。いかき、全部買うてやんなさい」
「全部買うていただける。こら数えんでええからじゃまくそうない。助かります」
ジャイない。財布ごとやるぞ」
「うれしいです。これで今晩はコイの洗いで一杯飲めます」
コイの新井を呑む」
「これ、いかき屋さんに甲子園の巨人戦の切符10枚ほど上げなさい」
「うわあ。10枚も。甲子園行く前にウチに集まらなあきませんけど、そんなにようけ来たらウチのふすまがベリべりと破れますな」
ベイを破る。金本監督のサインボールあげます」
「金本さんのサイン。こりゃ家宝にして床の間に飾ります。毎日、前でスワって厄を落します」
スワを落す」
「これ、うちにある阪神電鉄の株券みんなあげなさい」
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