雫石鉄也の
とつぜんブログ
そんなことをやっている場合か?
「菅首相辞めろ」の声が渦巻いている。東日本大震災と、それに伴う福島第1原発事故に対する対応がまずいとのことだそうだ。
もうこういうことはもう止めよう。ここ最近、新しい首相が就任して、しばらくすると「辞めろ辞めろ」の大合唱。本当に国民はその首相が不適当と思っているのか疑問だ。マスコミに煽られて「辞めろ」といっているふしもあるのではないか。あたかもつまみ食いするように、ちょっと試食したらポイ。首相は試供品ではない。国民が首相を育てるという意識も必要だと思う。今は菅さんを育ててみようではないか。
菅さんとて、首相として政治家として100点満点ではない。しかし、小生はみなさんがいうほどひどいとは思わない。未曾有の大災害である。近い過去に阪神大震災に対応した村山首相の例はあるが、阪神大震災と東日本大震災とは規模が違う。しかも津波で原子力発電所が壊れたという人類が経験したことがない事態が起こったのである。こんな事態に遭遇した首相は今までいない。
菅首相は震災原発事故の対応がまずいというのなら、何に比べてまずいのか。比べるべき物指しがないのに、どうしてまずいと判断できるのか。まずいといっている人は、自分ならどうしたというのだろう。
自民党公明党の野党は内閣不信任案を出す構えで、民主党反主流の小沢一味も同調するつもりらしい。この所業は、自分たちの党利党略に大震災を利用したとのそしりを受けてもやむおえないだろう。以前に菅首相が自民党の谷垣総裁に連立を持ちかけた時があった。あのときは谷垣氏は「責任の所在がはっきりしない」との理由で断った。そんなことをいっている場合ではないだろう。
最近の報道に接するに、みなさん、「菅さんはなっとらん」と怒るばかりで、「私ならこうする」との具体的な対応策を提言している人はいない。例えば谷垣さんに聞く、あなたなら壊れた原発をどうする、東北の復興をどうする、具体的なプランがあるのなら、早急に国民に提示すべきだ。「菅さんではダメ」というだけではあまりに説得力がない。
いろいろな意見、恩讐、思惑、野心、獲らぬ狸もあるかと思うが、ここはそれらのものは、ひとまず置いといて、今の首相の菅さんを立て、菅さんの至らぬ所は、与野党を問わずサポートして、震災復興と原発沈静化を最優先すべきではないのか。
復興にある程度目鼻がつき、原発が落ち着けば、内閣不信任案でも解散総選挙でも内閣総辞職でも、なんでも好きにやればいい。
もうこういうことはもう止めよう。ここ最近、新しい首相が就任して、しばらくすると「辞めろ辞めろ」の大合唱。本当に国民はその首相が不適当と思っているのか疑問だ。マスコミに煽られて「辞めろ」といっているふしもあるのではないか。あたかもつまみ食いするように、ちょっと試食したらポイ。首相は試供品ではない。国民が首相を育てるという意識も必要だと思う。今は菅さんを育ててみようではないか。
菅さんとて、首相として政治家として100点満点ではない。しかし、小生はみなさんがいうほどひどいとは思わない。未曾有の大災害である。近い過去に阪神大震災に対応した村山首相の例はあるが、阪神大震災と東日本大震災とは規模が違う。しかも津波で原子力発電所が壊れたという人類が経験したことがない事態が起こったのである。こんな事態に遭遇した首相は今までいない。
菅首相は震災原発事故の対応がまずいというのなら、何に比べてまずいのか。比べるべき物指しがないのに、どうしてまずいと判断できるのか。まずいといっている人は、自分ならどうしたというのだろう。
自民党公明党の野党は内閣不信任案を出す構えで、民主党反主流の小沢一味も同調するつもりらしい。この所業は、自分たちの党利党略に大震災を利用したとのそしりを受けてもやむおえないだろう。以前に菅首相が自民党の谷垣総裁に連立を持ちかけた時があった。あのときは谷垣氏は「責任の所在がはっきりしない」との理由で断った。そんなことをいっている場合ではないだろう。
最近の報道に接するに、みなさん、「菅さんはなっとらん」と怒るばかりで、「私ならこうする」との具体的な対応策を提言している人はいない。例えば谷垣さんに聞く、あなたなら壊れた原発をどうする、東北の復興をどうする、具体的なプランがあるのなら、早急に国民に提示すべきだ。「菅さんではダメ」というだけではあまりに説得力がない。
いろいろな意見、恩讐、思惑、野心、獲らぬ狸もあるかと思うが、ここはそれらのものは、ひとまず置いといて、今の首相の菅さんを立て、菅さんの至らぬ所は、与野党を問わずサポートして、震災復興と原発沈静化を最優先すべきではないのか。
復興にある程度目鼻がつき、原発が落ち着けば、内閣不信任案でも解散総選挙でも内閣総辞職でも、なんでも好きにやればいい。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
阪神、打てん。点取れん。勝てん
打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。 打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。 打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。打てん。点取れん。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
秒速5センチメートル

監督 新海誠
出演(声) 水橋研二、近藤好美、尾上綾華、花村怜美
SFマガジン6月号で新海誠の特集をやっていた。小生はこの人は知らないが、興味を持った。海野久実さんからコメントをいただき、観た。
良かった。ものすごく美しく、はかないアニメであった。幼さの残る少年と少女の、壊れやすく甘くせつない感性を描いている。あたかも、春のひと時にだけ咲く桜のように、人の一生の、ほんの一瞬にだけ訪れる感性を純粋培養したような作品だ。秒速5センチメートルとは桜の花びらが落ちるスピードのこと。
三つの短編からなるオムニバス作品。三つの話に登場するのはタカキという男の子。最初と最後に登場するのはアカリという女の子。そして、もう一人カナエという少女。
第1話「桜花抄」タカキとアカリは仲良し。ところが二人が中学になってアカリは栃木に引越し。ある大雪の日、タカキは東京から、栃木にいるアカリに会いに行く。
タカキは電車で行くのだが、駅の風景、電車の中の様子が非常にリアルで、シズル感といったらいいかな、ものすごく生き生きと描写されている。ところが外は大雪。しかも夜の雪、黒い夜空に白い雪が舞い、電車の周囲は真っ白。幻想的な雪景色と、電車の中という日常の対比が素晴らしい。
電車は大幅に遅れて、待ち合わせの駅に着いた時は深夜。アカリは待っているか?
第2話「コスモナウト」種子島の女子高生カナエは、中学の時、東京から転校して来たタカキが好きだ。カナエの願いが叶い、二人は同じ高校。仲良くバイクを連ねて通学する。タカキは優しい。でも、カナエに対しては心ここにあらず。時々携帯電話でメールしている。カナエに対してではない。
NASDAの種子島基地からロケットが打ち上げられた。タカキとカナエは宇宙へと旅立つロケットを見上げる。ロケット打ち上げのシーンが美しく感動的。それは地上と宇宙を繋ぐ美しきかすがいのようだ。
第3話「秒速5センチメートル」タカキは社会人になっている。アカリは結婚が決まっている。タカキは会社を辞めた。
タカキは踏み切りの前を歩いている。向こうに若い女性が。アカリか?電車が通って女性が見えなくなる。電車が通り過ぎる。女性はいなくなっていた。この踏み切りのシーンがすごく見事な演出である。このシーンを観ただけでも、新海がただものでないことが判った。
大人になっても、少年少女は身体の中に残っている。背中の翼の名残が肩甲骨として残っているように。これはだれでも残っている。ただ、この「少年少女」に感じる感性を持っている人と、持っていない人がいる。特に敏感な人が本作を観れば感激するだろう。しかし、感じない、というか、感じすぎる=アレルギーを起す人もいるだろう。そういう人にとって、本作は、こっぱずかしい、照れくさい、おぞましい、猛烈な拒絶反応を起こすかも知れない。万人にお勧めできる作品ではないが、ありがたいことに小生は感激した。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
チヂミ

ワシは関西人やさけえ粉もんが大すきや。定期的にタコヤキやお好み焼きを食わにゃおさまらん。きょうもお好み焼きを食べたいが、いつも大阪風豚玉やったらおもろない。きょうはひとつチヂミといこか。韓国風お好み焼きや。
小麦粉を使うんやけど、チヂミは強力粉を使こうた方がええ。ワシはそれに白玉粉を混ぜるんや。塩を入れて水で溶いて生地を作る。
具はイカとネギや。イカは短冊に切っておく。ネギはみじん切り。よう、長い目のネギでイカダみたいにしたんがあるけど、アレ食べにくいで。フライパンにごま油を多い目に取って、生地を薄めに流して、イカとネギを乗せる。その上にちょっと生地を垂らして焼くんや。焼けたらキムチを乗っけて酢醤油で食べる。うまいで。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
アニキ金本、ひさびさのお仕事お仕事
1回、いきなりマートン、ヒット。ところが外野に球が飛んだのは7回までこれだけ。あとは楽天先発川井にほんろうされ、内野ゴロの山。こりゃ今日も負けっぽいなと思うとった。
久保は、1回裏ヒット3本打たれ1点失うが、その後好投。しかし味方打線がいっこも点取ってくれへん。ところが判らんもんで、好投続けとった川井から、7回新井がヒットを打ち、5番DHのアニキ金本が逆転2ラン。久保は8回まで好投。9回は藤川。もたもたしながらもおさえる。
ま、ともかく連敗は止めた。めでたしめでたし。ヒーローインタビューはウワサのお二人。
久保は、1回裏ヒット3本打たれ1点失うが、その後好投。しかし味方打線がいっこも点取ってくれへん。ところが判らんもんで、好投続けとった川井から、7回新井がヒットを打ち、5番DHのアニキ金本が逆転2ラン。久保は8回まで好投。9回は藤川。もたもたしながらもおさえる。
ま、ともかく連敗は止めた。めでたしめでたし。ヒーローインタビューはウワサのお二人。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
青豆のピラフ

5月は豆類がおいしいですね。空豆、スナップエンドウ、きぬさや、うすい、枝豆はちょっと早いかな。どれも鮮やかな緑色でおいしいです。今のうちに青いお豆さんをせいぜい楽しんでおきましょう。
きょうは、うすいを使います。グリーンピースです。これをピラフの具にします。青豆のピラフです。
ピラフは中華料理の炒飯とは違います。炒飯は文字通り炒めご飯です。ピラフも、調理の過程で炒める作業がありますが、炊き込みご飯です。そしてピラフはトルコ料理です。
まず、豆を鞘から出します。鞘から出して豆だけにしたのが売っていますが、必ず鞘入りの新鮮なものを求めてください。味がぜんぜん違います。
フライパンで玉ねぎを炒めます。お米も入れましょう。お米は洗わなくてもいいでしょう。玉ねぎとお米が透きとってきたら、スープを注ぎ、うすいを加えて炊飯器に入れて、あとは普通に炊けばいいのです。
炊き上がったら、ピラフを軽くバターで炒めればできあがりです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
連敗は続くよどこまでも
「線路は続くよどこまでも」のメロディで
♪連敗はつづくよどこまでも
竜こえ、巨人こえ 横浜こえて
うれしき最下位 ぼくたちの
たのしき応援によく応え
阪神は負けるよいつまでも
真弓の采配とんちんかん
億万長者の選手たちは
三振フライゴロアウト
たのしきダメ虎楽しもう
♪連敗はつづくよどこまでも
竜こえ、巨人こえ 横浜こえて
うれしき最下位 ぼくたちの
たのしき応援によく応え
阪神は負けるよいつまでも
真弓の采配とんちんかん
億万長者の選手たちは
三振フライゴロアウト
たのしきダメ虎楽しもう
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
とつぜんSFノート 第19回
今もそうだが、SFの例会をやって1次会だけで帰ることは、まずない。必ず二次会三次会まで行く。創作研究会の例会は、大阪市立北市民教養ルームと、大阪駅前第1ビル地下の喫茶店マズラでやっていた。両方とも梅田である。関西で一番の繁華街だ。飲む所には事欠かない。例会はアルコール抜きだが、二次会はもちろん飲む。小生は神戸在住で、創研の例会は梅田、この当時は勤務先は神戸だったから、梅田では酒を飲むことがほとんど。だから昔は、梅田をしらふで歩いた記憶があまりない。
どんな店に飲みに行っていたかというと、みんなそんなに裕福ではないから、高い店には行かない/行けない。スナック、バーなんてとこにはあまり行かなかった。たまに眉村さんに連れて行ってもらったことがあったかな。
行く店は、もっぱら赤ちょうちんがぶら下がっている店だ。一番よくいった店は正宗屋か松屋だった。どちらも典型的な大衆居酒屋で、実に気楽に飲み食いできる。場所は阪急東通り商店街だったと記憶する。あれから行ってないから記憶違いかも知れない。
飲むのはもっぱらビール。寒くなると燗酒も飲む。アテはごくまっとうなもの。関東煮の盛り合わせ、天ぷらの盛り合わせ、焼き鳥なんか。焼き鳥はズリがお好みだ。小生は鶏の空揚げが好きで必ず注文する。それに忘れてはならないのが、ドテ煮こみ。牛のスジ肉を味噌で煮たもの。
松屋と正宗屋。正宗屋の方がよく行った。必ずといっていいほど2階の座敷に上がった。店の人も小生たちを覚えていてくれて、小生たちが座るスペースを開けておいてくれた。
お仲間と、酒を酌み交わしながら、話題はもっぱら小説の話だった。そして出た話。この中でプロの作家になって、直木賞候補になれば、ここ、正宗屋の2階に集まって連絡を待とう。受賞が決まったら、みんなで祝杯をあげよう。と、いうことになっているのだが、残念ながら、早川のコンテストで入賞した者はいるが、プロの作家になった者はいない。当然、直木賞候補になった者もいない。谷甲州が日本に帰ってきた時、ちょこちょこ一緒に飲んだが、彼はプロの作家になった。直木賞ではないが、新田次郎賞を受賞した。
創作研究会の例会二次会で、みんなともよく飲んだが、個人的に、二人で一番よく飲みに行ったのが柊たんぽぽ。柊さんと小生は歳も同じで、二人でよく飲んだ。二人の時は松屋でよく飲んだ。確か、松屋は曽根崎小学校の裏手にあったと記憶する。ここでも、空揚げ、ズリで飲んでドテでしめるというパターン。お金があるときは、亀すしで鮨を食べた。それから、確か兎我野町にあったと思うが、「かかし」という居酒屋があった。店の入り口にD51の蒸気機関車があって、中は古い農家。どこかの古民家を移築したものと思うが、かなり古い農家の内部で、百姓一揆前夜という雰囲気のインテリアだった。この店のおにぎりは巨大だった。
もう一人よくいっしょに遊んだのが原戸丈二だった。彼と毎年のように行っていたのは、兵庫県立近代美術館で開催していたアートナウという美術展。近代美術館は神戸市立王子動物園の南側にあった。今は、県立美術館は海に近い方HAT神戸に移転した。それはそれとして、こんな海の近くでだいじょうぶだろうか。津波が来ても収蔵品を守れるのだろうか。津波ということを考えると元の王子動物園の南のほうが安全なのでは。
近代美術館は今は「原田の森ギャラリー」となっている。この県立近代美術館で70年代後半、「アートナウ」という企画展が開催されていた。新人の美術家の登竜門の企画展で、熱気あふれる実に好企画の美術展だった。一度、90年代に復活したが、70年代ほどの熱気がなくてがっかりした。
どんな店に飲みに行っていたかというと、みんなそんなに裕福ではないから、高い店には行かない/行けない。スナック、バーなんてとこにはあまり行かなかった。たまに眉村さんに連れて行ってもらったことがあったかな。
行く店は、もっぱら赤ちょうちんがぶら下がっている店だ。一番よくいった店は正宗屋か松屋だった。どちらも典型的な大衆居酒屋で、実に気楽に飲み食いできる。場所は阪急東通り商店街だったと記憶する。あれから行ってないから記憶違いかも知れない。
飲むのはもっぱらビール。寒くなると燗酒も飲む。アテはごくまっとうなもの。関東煮の盛り合わせ、天ぷらの盛り合わせ、焼き鳥なんか。焼き鳥はズリがお好みだ。小生は鶏の空揚げが好きで必ず注文する。それに忘れてはならないのが、ドテ煮こみ。牛のスジ肉を味噌で煮たもの。
松屋と正宗屋。正宗屋の方がよく行った。必ずといっていいほど2階の座敷に上がった。店の人も小生たちを覚えていてくれて、小生たちが座るスペースを開けておいてくれた。
お仲間と、酒を酌み交わしながら、話題はもっぱら小説の話だった。そして出た話。この中でプロの作家になって、直木賞候補になれば、ここ、正宗屋の2階に集まって連絡を待とう。受賞が決まったら、みんなで祝杯をあげよう。と、いうことになっているのだが、残念ながら、早川のコンテストで入賞した者はいるが、プロの作家になった者はいない。当然、直木賞候補になった者もいない。谷甲州が日本に帰ってきた時、ちょこちょこ一緒に飲んだが、彼はプロの作家になった。直木賞ではないが、新田次郎賞を受賞した。
創作研究会の例会二次会で、みんなともよく飲んだが、個人的に、二人で一番よく飲みに行ったのが柊たんぽぽ。柊さんと小生は歳も同じで、二人でよく飲んだ。二人の時は松屋でよく飲んだ。確か、松屋は曽根崎小学校の裏手にあったと記憶する。ここでも、空揚げ、ズリで飲んでドテでしめるというパターン。お金があるときは、亀すしで鮨を食べた。それから、確か兎我野町にあったと思うが、「かかし」という居酒屋があった。店の入り口にD51の蒸気機関車があって、中は古い農家。どこかの古民家を移築したものと思うが、かなり古い農家の内部で、百姓一揆前夜という雰囲気のインテリアだった。この店のおにぎりは巨大だった。
もう一人よくいっしょに遊んだのが原戸丈二だった。彼と毎年のように行っていたのは、兵庫県立近代美術館で開催していたアートナウという美術展。近代美術館は神戸市立王子動物園の南側にあった。今は、県立美術館は海に近い方HAT神戸に移転した。それはそれとして、こんな海の近くでだいじょうぶだろうか。津波が来ても収蔵品を守れるのだろうか。津波ということを考えると元の王子動物園の南のほうが安全なのでは。
近代美術館は今は「原田の森ギャラリー」となっている。この県立近代美術館で70年代後半、「アートナウ」という企画展が開催されていた。新人の美術家の登竜門の企画展で、熱気あふれる実に好企画の美術展だった。一度、90年代に復活したが、70年代ほどの熱気がなくてがっかりした。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
世の阪神ファン諸君よ、明日から現実に向き合って生きていこな
今まで、これは悪い夢や、夢じゃ夢じゃ夢でおじゃるぞ、おのおの方、ちゅうてたけど、これは夢やないで、これが現実や。
ぼやけた記憶をたどるに、ワシは2001年の9月ごろこけて頭をゴんと打ってん。それからよう覚えてへんねん。確か阪神の監督は野村やったはずや。ワシの記憶では阪神は最下位や。それからずっと意識不明の植物人間やったんやな。意識不明でも夢は見とったで。中日の監督の星野が阪神の監督になる夢を見とった。広島の金本、新井が阪神の4番になる夢見とった。優勝も2回したな。JFK、赤星の盗塁王、金本の世界記録、チーム打率2割9分、平成のダイナマイト打線、ええ夢やったなあ。
あれは夢やったんやな。これが現実や。いつまでも夢追うとったらあかんな。明日から現実に向き合って生きていこ。
あれ、なんで今岡がロッテにおるんやろ?
ぼやけた記憶をたどるに、ワシは2001年の9月ごろこけて頭をゴんと打ってん。それからよう覚えてへんねん。確か阪神の監督は野村やったはずや。ワシの記憶では阪神は最下位や。それからずっと意識不明の植物人間やったんやな。意識不明でも夢は見とったで。中日の監督の星野が阪神の監督になる夢を見とった。広島の金本、新井が阪神の4番になる夢見とった。優勝も2回したな。JFK、赤星の盗塁王、金本の世界記録、チーム打率2割9分、平成のダイナマイト打線、ええ夢やったなあ。
あれは夢やったんやな。これが現実や。いつまでも夢追うとったらあかんな。明日から現実に向き合って生きていこ。
あれ、なんで今岡がロッテにおるんやろ?
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
火の鳥 復活編

手塚治虫 虫プロ商事
悲恋物語である。悲恋でないラブストーリーとは、どんな物語か。それは、もう、恋が成就して、二人はめでたくいっしょになって、生物の雄と雌として、生殖に成功、子孫を残すまでいってこそ、完璧なラブストーリーの一巻の終わりとなる。そうならないのが、悲恋物語だといっていいだろう。
古今東西、悲恋物語は多く、人々の涙を誘ってきた。ロミオとジュリエット、お染久松、安珍清姫、絵島生島、愛と誠、などなど。実はこれらは本当は悲恋でもなんでもない。生き物どうし、なかんずく人類どうしである。生殖行為が可能なものどうしだ。
究極の悲恋物語とは、この作品のことではないか。人類どうしどころか、生き物どおしでもない。有機物どうしですらない。有機物と無機物のラブストーリーなのだ。生殖行為のまねごとはできるかも知れないが、絶対に子孫は残せない。
レオナはエアカーから転落して死んだ。そのまま死んでいればレオナも苦しまずにすんだのだが、生き返ってしまった。脳を含め人工物と交換する最新の医療技術でレオナは生き返った。手術の後遺症で、彼は有機物が無機物に、無機物が有機物に見える。人間や動物が土くれに見える。機械が花に見える。工場が美しい自然の野山に見える。
レオナは美しい女性と出会い恋に落ちる。その女性チヒロは事務用ロボット。レオナには機械のロボットが若い女性に見えるのだ。二人(?)は相思相愛となり、ついには駆け落ち。臓器密売組織に拾われる。レオナは組織の女ボスに身体をやり、意識をチヒロに移植してもらう。こうして二人は1つになった。
新しいボディを得た、レオナ+チヒロは一体のロボットとして、ある家の召使になり、その家の子供に慕われる。人間味を持ったロボットはロビタと命名され人気ロボットとなり大量生産される。ところがロビタのせいで子供が死んだとされる。大量のロビタが自殺。ただ1台だけ残ったロビタが世捨て人の猿田博士に拾われる。
ラストで未来編にリンクする。最も人口に膾炙している手塚作品といえば「鉄腕アトム」だろう。本作もアトムと並んで手塚のロボットSFの代表作といえる。アトムは生まれた時からロボットだったのに対して、ロビタは人間として生まれ人間として死に、ロボットとして生まれ変わった。アトムは、自分のモデルの天馬博士の息子トビオの記憶を持っていないが、ロビタはレオナの記憶が残っている。人間としての苦悩も残っており、完全に機械になりきっていない。そのため、ロビタはアトムが持っていない「哀しさ」を持っている。無表情な機械人形ロビタが、実に表情豊な演技をする。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
阪神、ロッテに交流戦1勝目をプレゼント
ははは。交流戦未勝利のロッテに1勝目をプレゼントしたのは、わが阪神タイガースやったな。まさかロッテさんも交流戦全敗ちゅうわけはないやろ。どっかが最初に負けるわけや。セリーグを代表して阪神がロッテに最初に負けたっちゅこっちゃ。さすがセリーグの盟主やな阪神は。
ははは。高浜打ったな。久保田から、あわやホームランかちゅう二塁打を。ワシの応援が効いたな。よう打った高浜くん。パチパチパチ。できたら小林宏から打ったらおもろかったのに残念やったな。
負けたけど、ま、ええやん。榎田を休ませられたから。阪神タイガースの将来を考えると、ここで1勝するより榎田を休ませた方がええんちゃうか。
ははは。高浜打ったな。久保田から、あわやホームランかちゅう二塁打を。ワシの応援が効いたな。よう打った高浜くん。パチパチパチ。できたら小林宏から打ったらおもろかったのに残念やったな。
負けたけど、ま、ええやん。榎田を休ませられたから。阪神タイガースの将来を考えると、ここで1勝するより榎田を休ませた方がええんちゃうか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
阪神、ひさびさに打って勝つ。榎田初勝利おめでとう。使われすぎんよう気つけや
えらい久しぶりに、まともに点をとって勝った。いつぶりやろ。やっぱ、4番に一発でると、打線が目を覚ますんやな。
試合は4回に動いた。下柳2点先制される。しかし、その裏新井の5号ソロ。ブラゼル、平野のタイムリーで逆転。打率1割台の5番打者アニキもフォアボール選んで、ヒットも1本打って、とりあえず仕事はしたな。
下柳は4回で降板。あと、小嶋、福原、榎田、藤川とつないで、勝ち投手は榎田。その榎田きょうもイニングまたぎ。だいじょうぶかいな。勝っとうときはしゃあないけど、負けとう試合で絶対榎田を使うたらあかんで、久保はん真弓はん。
ええ、なんやて江草と西武の黒瀬がトレードやて。なんでも平野、鳥谷のケガで内野が手薄になったし、榎田ががんばっとうから江草がいらんようになったちゅうこっちゃろ。なんちゅうバカなことすんねん。
ケガ人はそのうち治るやろ。城島が開幕に間に合わんかもしれんちゅうて、藤井をとったけど、藤井ほとんど使わんと、球を取りそこなう、後ろへそらす、二塁へ投げそこなう、打てん、打っても併殺打の城島ばっか使うて負けとるやんか。藤井を使えちゅうのに。
で、また榎田を使いたおすつもりか。左の中継ぎは榎田一人で充分ちゅうことか。榎田を去年の西村みたいな目にあわせるつもりか。せっかくの有望な若いピッチャーや。大事にせなあかんやろ。そのためには江草にはおってもらわなあかんのんちゃうん。
試合は4回に動いた。下柳2点先制される。しかし、その裏新井の5号ソロ。ブラゼル、平野のタイムリーで逆転。打率1割台の5番打者アニキもフォアボール選んで、ヒットも1本打って、とりあえず仕事はしたな。
下柳は4回で降板。あと、小嶋、福原、榎田、藤川とつないで、勝ち投手は榎田。その榎田きょうもイニングまたぎ。だいじょうぶかいな。勝っとうときはしゃあないけど、負けとう試合で絶対榎田を使うたらあかんで、久保はん真弓はん。
ええ、なんやて江草と西武の黒瀬がトレードやて。なんでも平野、鳥谷のケガで内野が手薄になったし、榎田ががんばっとうから江草がいらんようになったちゅうこっちゃろ。なんちゅうバカなことすんねん。
ケガ人はそのうち治るやろ。城島が開幕に間に合わんかもしれんちゅうて、藤井をとったけど、藤井ほとんど使わんと、球を取りそこなう、後ろへそらす、二塁へ投げそこなう、打てん、打っても併殺打の城島ばっか使うて負けとるやんか。藤井を使えちゅうのに。
で、また榎田を使いたおすつもりか。左の中継ぎは榎田一人で充分ちゅうことか。榎田を去年の西村みたいな目にあわせるつもりか。せっかくの有望な若いピッチャーや。大事にせなあかんやろ。そのためには江草にはおってもらわなあかんのんちゃうん。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
昨日は甲子園に行くつもりやったけど雨降ってもた
最近の阪神タイガースのあまりのふがいなさに、とうとうがまんできんようになって、昨日は久しぶりに甲子園に行って、ワシがダメ虎どもにカツをいれてくるつもりやったけど、あいにくの雨で残念なことやった。ま、甲子園で雨やったら絶対負けへん。勝たへんけど。ナゴヤドームやったら雨でも負けるけどな。そやから甲子園は絶対にドームにしたらあかんのや。
ワシはあんまり甲子園に足を運ばんけど、勝率はええんやで。つらつら記憶をたどって見るに、ワシが甲子園に応援に行くと、たいてい阪神は勝ちよる。そやから昨日も行く予定しとったんや。で、なんで雨が降ったんか考えた。
いつも阪神タイガースが優勝の願かけに行くえべっさんやひろたはんが困らはったんちゃうやろか。ワシも西宮の生まれやから、初詣と十日戎のえべっさんのお参りは欠かさん。いろいろお願いするが、もちろん阪神優勝祈願は必ずする。
このワシの、ワシが甲子園行ったら勝つというジンクスと、えべっさんの判断がくい違うたんやないか。えべっさんとて、阪神がかわいいやろ。勝たせてやりたい。そやけどえべっさんは神さんや。公平に物事を見とる。公平に見て、涌井が投げる予定の西武に、今の阪神が勝てるはずがない。そこでえべっさんは困った。ワシのジンクスか、今の阪神の打線か、どっちを優先させたらええねん。で、えべっさんは、友だちの雷のごろはちさんに頼んで雨降らしてもろたんやろ。
ロッテの高浜が1軍昇格して、甲子園の阪神戦に出てくるとか。ええやんか。応援するで。小林宏からサヨナラタイムリーでも打ったったらおもろいやんか。こう考えるとプロ野球選手はええな。自分をいらんゆうて、ポイした所に、自分自身の力でギューという目にあわせられるんやから。こないだは平尾にタイムリー打たれるし。広島の赤松にも痛い目にあったこともあるな。それに中村紀洋が横浜に入るそうな。彼の場合「恩返し」せなあかん球団がようけあるな。がんばれや中村ノリさん。
ワシもリストラされ、今の会社に来るまで5社にポイされてきた。「恩返し」せなあかん会社がようけあるけど、サラリーマンやさかいなんもでけへん。困ったもんや。まったく。
ワシはあんまり甲子園に足を運ばんけど、勝率はええんやで。つらつら記憶をたどって見るに、ワシが甲子園に応援に行くと、たいてい阪神は勝ちよる。そやから昨日も行く予定しとったんや。で、なんで雨が降ったんか考えた。
いつも阪神タイガースが優勝の願かけに行くえべっさんやひろたはんが困らはったんちゃうやろか。ワシも西宮の生まれやから、初詣と十日戎のえべっさんのお参りは欠かさん。いろいろお願いするが、もちろん阪神優勝祈願は必ずする。
このワシの、ワシが甲子園行ったら勝つというジンクスと、えべっさんの判断がくい違うたんやないか。えべっさんとて、阪神がかわいいやろ。勝たせてやりたい。そやけどえべっさんは神さんや。公平に物事を見とる。公平に見て、涌井が投げる予定の西武に、今の阪神が勝てるはずがない。そこでえべっさんは困った。ワシのジンクスか、今の阪神の打線か、どっちを優先させたらええねん。で、えべっさんは、友だちの雷のごろはちさんに頼んで雨降らしてもろたんやろ。
ロッテの高浜が1軍昇格して、甲子園の阪神戦に出てくるとか。ええやんか。応援するで。小林宏からサヨナラタイムリーでも打ったったらおもろいやんか。こう考えるとプロ野球選手はええな。自分をいらんゆうて、ポイした所に、自分自身の力でギューという目にあわせられるんやから。こないだは平尾にタイムリー打たれるし。広島の赤松にも痛い目にあったこともあるな。それに中村紀洋が横浜に入るそうな。彼の場合「恩返し」せなあかん球団がようけあるな。がんばれや中村ノリさん。
ワシもリストラされ、今の会社に来るまで5社にポイされてきた。「恩返し」せなあかん会社がようけあるけど、サラリーマンやさかいなんもでけへん。困ったもんや。まったく。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ナバロンの要塞

監督 J・リー・トンプソン
出演 グレゴリー・ペック、アンソニー・クイン、デビット・ニーブン
「午前10時の映画祭」にて鑑賞。この企画好企画なり。継続して欲しい。また、日本映画版も企画して欲しい。団塊の世代向けの企画と思われるが、小生が観た映画館は、西宮の阪急西宮ガーデンズのTOHOシネマズ西宮だが、それらしい年代のおじさんおばさんで満席だった。
さて、冒険小説の泰斗アリステア・マクリーンの小説は、多くが映画化されているが、本作が一番良くできているのではないか。
ストーリーは冒険活劇の大定番。どっかを爆破せにゃならん。何人かのプロがチームを組んでミッションに取りかかる。艱難辛苦を乗り越え、使命を果して、最後に大爆発でカタルシス。めでたしめでたし。
エーゲ海のケロス島に2000人のイギリス兵が取り残された。まもなくドイツ軍が総攻撃する。救出する必要があるが、ナバロンの断崖に巨大な大砲があり、船が航行できない。空からの爆撃は不可能。断崖をよじ登り、要塞に忍びこんで大砲を爆破する作戦が実行されることになった。
チームは6人。隊長は計画の立案者、フランクリン少佐、登山家のマロリー大尉、元ギリシャ軍スタブロ大佐、爆破のプロ、ミラー伍長、機械と無線の専門家でナイフ使いのブラウン、ナバロン出身の殺し屋パパディモス一等兵。2000人の命は彼ら6人の手にかかっている。
この手の映画のお約束通り、6人には次々と危機トラブルが襲いかかる。用意された船はとんでもないおんぼろ船。ドイツ軍の偵察艇の臨検を受ける。上陸予定地点は大嵐。船は難破。大雨の夜間、断崖を登る。チームの1人が大ケガ。置いて行って、敵に捕らわれれば計画が漏れるかもしれない。連れて行くがケガ人が足手まといに。
協力してくれることになっている現地のパルチザンは女二人だけ。とうとうドイツ軍に全員捕まってしまう。なんとか逃げだしてナバロンに着いたが、爆破装置に細工されている。敵の手の者がまぎれこんでいる。だれだ。
と、いう具合に次々とトラブルが起こって、観客を飽きさせない。最後にはうまいこと行くと判ってはいるが、ハラハラする。その塩梅がいい。それメンバー一人一人の人間関係が面白い。計らずもリーダーとなったマロリーと、能力はあるのだが、あえて将校にならないミラーの確執。マロリーと過去の遺恨があるスタブロ。人殺しにあきあきしているブラウン。などなど。
爆破もん冒険活劇の古典的名作である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
ジャーマンポテト

これからはビールがうまい季節や。お日さんがカーの中で一日を終え、家に帰って、さっとシャワー、ガーとビール、プファ、なんて最高やな。その上タイガースが勝ったりしたら至福の夏の夜やんか。
さて、もちろん今夜もビールや。ワシはビールのアテは揚げもんが好きやから、フライドチキンを揚げるけど、それ一品じゃちょっともの足らん。で、ジャーマンポテトも作る。ビールとの相性良し、簡単、おいしい、お腹も満足、4拍子そろったアテやな、ジャーマンポテトは。
まず、じゃがいも。電子レンジで加熱して、軟らこうする。皮をむいて拍子木切り。フライパンにバターを取って、玉ねぎとベーコンを炒める。ベーコンはかたまりのんを使った方がええな。玉ねぎが透きとおって、ベーコンがカリとしてきたら、じゃがいもを加えて、いっしょに炒めあわせる。あとは、塩、こしょうしたら出来上がりや。な、簡単やろ。
ビールとジャーマンポテトはうまかったけど、タイガース負けてもた。4連敗。ま、阪神ファンやったら、こんなんでビールがまずいようやったらあかんで。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ |