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タコウィンナ


 小生、元来は食べ物に余計な飾りや細工をするのは好まない。中華料理なんかで大皿に食材で鳳凰の絵が描いてるのがあるが、あれ、味には関係ないんじゃないの。本物そっくりだけど、これ食べられる、という洋菓子とか、金箔が入っているお酒とか。あんなん邪魔なだけであんまり食欲がそそられない。
 でも、ま、そんなカタイこといわずにたまにはちょっとした細工をするのはご愛嬌なんじゃないかな。で、身近な食材ウィンナーソーセージにちょっと包丁を入れてみた。
 タコウィンナーである。子供のお弁当のおかずの定番。「深夜食堂」では松重豊演ずるヤクザのリュウちゃんが好んで食べていた。いかついリュウちゃんがかわいらしいタコウィンナーを食べるのが面白かった。
 これ、できるだけ赤いウィンナーがいい。赤いウィンナーに包丁で切れ目を入れてフライパンで炒めるだけ。ま、たまにはこんなおかずも面白いんではないかえ。
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エビフライサンドイッチ


 エビフライはうまいのである。サンドイッチの具に制約はない。何をはさんでもいいのである。お好みならばシュールストレミングをはさんでもいいのである。小生はご遠慮申し上げるが。
 で、どうせ何をはさんでもいいのならば、うまいものをはさみたいのである。豚カツをはさんだカツサンドもいいが、今回はエビフライをはさもう。
 まず、エビフライ。これはいつもの小生のエビフライ。あとタルタルソースを作っておく。ゆで卵、玉ねぎ、ピクルス、みんなみじん切りにしてマヨネーズに混ぜ込む。
 食パンにエビフライを乗っけてタルタルソースをかけてはさむ。カツサンドならばお好みでトーストしてもいいが、このサンドイッチはトーストしない方がいい。トーストすれば丸いエビフライが2枚のパンの間できれいにはさめないのである。
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阪神、本気出した西武打線に粉砕される

 交流戦に入って、あんまり強いとは思われへんけど、なんや知らんうちに4連勝して借金も返済したタイガース。5戦目にしてメッキがはがれたな。
 ちょっと本気を出した、ライオンズ打線相手に横山と石崎じゃちいと荷が重かったな。おかわり中村くんにツーランと満塁の2本ホームラン打たれて勝負あった。それでも阪神はヒット9本で、西武より1本少ないだけなんやな。それで7点差で負けんねんからホームランの威力やな。
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とつぜんSFノート 第67回

 小生はSFファンである。他のジャンルの小説も読むが、SFを好んで読んでいる。SFが他の小説のジャンルと明確に区分されている点を、一つだけ上げれば、「空想」が有るか無いかだ。だから、昔はSFを「空想科学小説」といっていた。SFマガジンも大昔は表紙にそう書いてあった。この「空想科学」というのがミソであって、あくまで「科学」な「空想」でなくてはいけない。もちろん「空想」だけで書かれた小説も存在する。ま、ほとんどの小説は「空想」というか作家の「空想」「想像」によって書かれているわけで、作家が一切かような要素を使わずに書けば、それは小説ではなくドキュメンタリーとか、ノンフィクションとかいうのだろう。この「空想」にくっつくオプションとして「魔法」をくっつけて書かれた小説はSFではなく。ファンタジーという。SFはあくまで「科学」で「空想」でなくてはいけない。この「魔法」と「科学」の違いをテッド・チャンが判りやすく解説している
 ところで、神戸は三宮の喫茶店で、神戸高校の男の子関本健太郎くんと御影高校の女の子山口悦子嬢がデートしているのを書いてもSFにはならない。それは関本健太郎と山口悦子がたとえ架空の人物だとしても、SF以外の小説になってしまう。書きようによってラノベになったり純愛青春小説、ひょっとするとポルノになるかも知れないがSFにはならない。
小説には舞台と人物が不可欠。それの一部に「空想」を加えてみよう。では健太郎がアンドロイドだったら。これはSFだ。この場合、舞台の神戸三宮の喫茶店、彼女の悦子は現実で空想ではない。しかし、健太郎がアンドロイドだったという設定にすることによって、人間を相手にする時とは、悦子の心情感情が違うはずだ。人間の男子高校生関本健太郎に対する、女子高校生山口悦子の感情は想像はできるが、小生(雫石)のごときおじさんは、恋する女子高生の心情を垣間見えて興味深いのである。しかし、それはSFのもたらす興味ではない。
 アンドロイドをカレに持った女子高生の心情は、今のところだれにも判らない。ひょっとすると大阪大学の石黒浩先生が造った米朝師匠のアンドロイドに恋している女性がいるかもしれないが、それは未確認。
また、関本健太郎も山口悦子も普通の高校生であるが、舞台が神戸三宮の喫茶店ではなく、地球から遥かに離れたくじら座タウ星であたったら、これはもう立派なSFだ。故郷の地球を遠く離れたタウ星に地球人の健太郎と悦子がいるわけである。当然、二人の心情も感情も三宮の喫茶店にいる時とはまったく違うだろう。
 二人の高校。御影高校も神戸高校も兵庫県立である。現実にある県が造った高校だ。これが兵庫県立ではなく、平家が壇ノ浦で滅亡せず、そのまま21世紀の現代まで存続、ここは日本の首都福原京をようする大輪田県で、大輪田県立武庫高校と神戸(こうべではなくかんべ)高校だったらSFとなる。
 このように設定の一部を「科学」な「空想」に変えてやるだけで、なんということもないラノベが立派なSFとなるのである。
では、健太郎はアンドロイドで悦子は30世紀からやってきたタイムトラベラーで、二人が逢ってるのは、平家が支配するタウ星だったらどうか。これでも確かにSFにはなるが、あまり面白くなさそう。本当に面白いSFを書くのは難しいのである。   
 
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貧打動物園

「おお、こっち入り」
「なんぞ、寝てて食える仕事おまへんやろか」
「おまはん、移動動物園って知ってるか」
「へえ、聞いたことおます」
「そこの呼びもんの虎が死んでな。皮だけ残ったあんねん。おまはん皮かぶって虎になったらどうや」
「ええ仕事やな。虎の皮かぶって寝とったらえんねんさかい」
「かあちゃん。あの虎相手のエラーで1点だけ取ったで。あんまり強そうやないな」
「そんなことゆうたらあきません。虎は貧打やけど交流戦負けなしです。セリーグ3位です。借金返しましたんやで」
「へー、虎、強そうやな」
「ご来場のみなさん。ただいまより猛獣ショーを行います。虎対ライオンの一騎打ち。密林の王者虎か百獣の王ライオンか、さあて、どっちが勝つか」
「ええ、そんなん聞いてへんで。うわっライオンや。こわいなあ。わ、こっち来よる」
「うううう」
「心配すな」
「え、だれや」
「ワシ、ライオンやワシもアルバイトでライオンの皮かぶってんねん」
「え、あんたも、それで貧打かいな」
「そやねん。だからワシも貧打、おまはんも貧打。貧打戦やな」
「ほたらワシはメッセで、おまはんはマケタでんな」
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天冥の標Ⅷ ジャイアント・アーク


 小川一水       早川書房

 全10巻の予定の大長編もなんとか8巻目までたどりついた。この巻は第1巻に直結する。だから、この8巻だけ読んでもちんぷんかんぷん。必ず1巻を読んでおく必要がある。小生は1巻は読んだが、なにせ4年も前のこと、ほとんど忘れている。なんとか思い出しながら読んだが、もひとつよく憶えていないこともあって、快適とはいいかねる読書であった。このあたりの構成、作者、編集者双方が考えるべし。
 1巻ではただのベムだったイサリが、この8巻では主人公といってもいい扱い。さて、これでこの「天冥の標」も9巻、10巻を残すのみとなった。このシリーズも前半は面白かったが、後半になってダレてきた。この8巻、正直、このシリーズで一番面白くなかった。最後まで読むのが苦痛であった。
 新人ピッチャーが100球をだいぶん超えて、7回ぐらいをむかえて、へばりかけているようである。
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戸村さん、きょうもごちそうさま

 しかし、楽天には後ろを投げるピッチャーおらへんのかいな。きのうに続いてきょうも戸村とかゆうピッチャーで負けとるやないの。
 この戸村、しばらく福留の顔、見とうないやろな。きのうはサヨナラホームラン。きょうはサヨナラ押し出し。
 しかし、阪神、貧打やな。いつもいつも戸村が投げてくれるわけやないんやで。4番、ゴメスやのうて福留の方がええんとちゃうかな。
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虎政談

 ここコーシエンではいにしえより、虎は神の使いとされて大切にされてきましたんや。もしコーシエンで虎を殺すと死罪と決まっております。
 ここにおりますのはコーシエンの豆腐屋六兵衛。正直者でございます。今日も朝早くから豆腐を仕込んでおりますと、きらず、おからのことでんな、をワシが食べております。六兵衛さん、思わず割木を投げつけました。当たり所が悪かったんですなワシは死にました。よく見ると、それはワシではなく虎でした。
 コーシエン奉行、曲淵甲斐守さまのお取調べが始まりました。
「こりゃ、豆腐屋六兵衛、おもてを上げい」
「へへー」
「そちはコーシエンの生まれではないな」
「いえ、コーシエンで生まれてずっとこの地で豆腐屋をやっております」
「ところで、そこなる死骸、奉行はワシとみたが。どうじゃ」
「ううう」
「こりゃ虎の守役和田出雲。そちはどう見る」
「それは虎です」
「なにを申す和田。そちは藤浪にあれだけ好投させて、それでも虎だといいはるか」
「へへへー。おそれいりました。その死骸はワシです」
「どうじゃ、六兵衛、これはワシに相違ないな」
「そう申されましても、この貧打は虎かと」
「だまれだまれだまれ、町役、フクトメコーザエモンをここへ」
「お呼びでございますか。お奉行さま」
「おお、フクトメ、お前はこれをどう見る」
「こう見ます」
 カーン。
「そうれ見ろ、この死骸はワシじゃ」
「ははー」
「こりゃ六兵衛、おからだけに斬らずにおくぞ」
「へへー。マメに暮らします」
「スコアボードを見てみよ。丸いマメが21個ならんでおるぞ」
「あの端っこの2とXはなんでございます。お奉行さま」
「あ、あれかあの2はワシのクチバシじゃ」
「Xは」
「美しい馬のしっぽじゃ」
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阪神の不振も底を打ったか?

う~む。今年の阪神で一番頼りになる先発ピッチャーは岩田やないやろか。被安打わずか3本で完投完封。じつにあっぱれなピッチングであった。
 鳥谷が元気になったし、マートンも打ち出した、それにゴメス久々のホームラン。阪神、なんや調子でてきたんやないやろか。
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医者のハシゴ

 きのうは医者のハシゴであった。まず、会社の近くの外科。ここは足の火傷の治療。だいぶん良くなってきましたねとほめられる。ジクジクと液が出るのもなくなったし、皮がめくれている面積もだいぶん小さくなってきた。治ってきて痛みはほとんどなくなったが、それと反比例するようにかゆくなってきた。痛いのはガマンできるが、かゆいのはガマンできない。かゆくって眠れない時もある。先生にいってかゆみ止めの薬をもらう。
 さて、会社近くの外科をでて地下鉄とJRで帰宅。自宅近くの整形へ。ここへは月に一度、足の関節に注射してもらっている。このクリニックは待ち時間が長いのでいったん帰宅。夕食を食べてほっとしていたら電話。ここは電話番号をいっておけば順番がきたら電話をかけてくれる。注射を打ってもらって、ここでの治療も終わり。
 関節痛は、これからもずっとつきあっていかなければなるまい。火傷はほどなく治る。足が痛いのも一ヶ所だけで充分である。
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戦うパンチョ・ビラ


監督 バズ・キューリック
出演 ユル・ブリンナー、ロバート・ミッチャム、チャールズ・ブロンソン

 あの名作「ワイルド・バンチ」のサム・ペキンパーが脚本を担当した。できれば監督もペキンパーにやって欲しかったな。
 アメリカの武器商人リーは飛行機に乗って、武器をメキシコに運搬している。商売が終わってから不時着した。近くの村の鍛冶屋に飛行機を修理してもらい、親切にされ、そこの娘にひと目ぼれ。この村は革命軍のシンパ。反革命派のコロラド軍に襲われ、村人は殺され、鍛冶屋をはじめ村の主だった者は縛り首。
 そこに革命軍のリーダーパンチョ・ビラが駆けつけてコロラド軍を撃破。リーは飛行機を操縦できるとのことでビラに助けられる。リーはビラのリーダーとしての能力に惚れこみ、それからビラの戦いに手を貸す。
 スキンヘッドのブリンナーがカツラをかぶってビラを演じる。最初は少々違和感を感じたが、映画が進むにつれて眼光鋭いブリンナーが適役と思えてきた。
 一味の副リーダーのフィエロをやったのがブロンソン。これが冷酷非情な男で遊び半分で捕虜を射殺する。ブリンナーとブロンソン。「荒野の七人」以来の共演だが、ブリンナーは荒野の七人のリーダークリスもこの映画のビラも毛がないか有るかの違いだけで同じ種類のキャラ。ところがブロンソンは「荒野の」は子供好きで人情家の豪傑ベルナルド・オライリー。この映画では平気で人を殺す冷酷な副官。新撰組の土方歳三的な人物。正反対のキャラではあるが、そこはそれブロンソンのことだから妙な愛嬌が見られる。
 ビラとフィエロの二人にからむのがグリンゴ(外国人)のリー。このリーはビラの人柄にほれて連中に手を貸しているのだが、そこのところが少々弱かった。リーは武器商人だろう。したたかな商売人のはず。それが人柄にひかれたというだけで商売そっちのけで手を貸すだろうか。
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和田さん、倒れてる上本そっちのでケンカ。

 早々の3点先取点取って、早々に最強の4番打者筒香がいのなって、こりゃきょうは勝てるかなと思うた。ところが先発岩貞はしょせん岩貞。打たれて1点差に詰め寄られる。で、2番手に出したんが桑原。なんでこんなヤツ1軍においとるんや。桑原で1点を守れると思うとったたんかいな。で、逆転されてしもうたやないの。この桑原なんぞなんで使うんや。敗戦処理されろくでけへんピッチャーをなんで勝ってる場面で出すねん。
 9回は上本が頭にデッドボール。和田さん血相変えて出てきて相手キャッチャーや中畑にどなりつける。倒れとる上本そっちのけでケンカ。なにしとんねん。まず上本の容体を気づかうのんが先やろ。和田さん、自分とこの選手が心配なことないんかえ。あかんであれでは。
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いなりずし


 いなりずしです。わたしは、ちらしずしはよくするのですが、巻きずしやいなりずしはあまりしません。決してこれらのすしは嫌いというわけではありませんが、なぜかあまり料理しません。特にいなりずしは、お鮨屋さんにはあまりありませんし、回るすし屋さんで、いなりずしが回ってきても、取ったことはありません。
 で、きょうはいなりずしを作ったわけです。酢飯はわたしの塩梅です。ゴマと、ごぼうとにんじんを細かく切って煮て、ご飯に混ぜました。
 さて、肝心のおあげさんですが、油ぬきして、出汁、砂糖、醤油で煮ました。このおあげさんを開いて、ゴマ、ごぼうとにんじんを混ぜ込んだ酢飯を詰めます。
 で、食べました。う~む。これはよろしくありませんでした。まず、おあげさんに酢飯を詰め込みすぎました。それに肝心のおあげさんの味がうすすぎました。こんどやる時は、前日にあげを煮て、一晩おいて置きましょう。味がしみておいしくなるでしょう。
 ともかく、反省すべきこと多いおいなりさんでした。
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ナカハタさんの継投で勝たせていただく

きょうはナカハタさんの自爆やな。同点で迎えた延長10回。ナカハタさん、なにを思うたのか安倍なんていうよう知らんピッチャー。こいつが四球連発。いっこもストライクよう取らへん。なかなかアウトにせえへん。で、モタモタしとるうちに福留が2点タイムリーで勝ち越し。この2点差を福原が守って阪神勝った。呉昇桓はどうしたんやろ。
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薄焼き卵の春巻き


 春巻を食べる。春巻、ベトナム風の生春巻ゴイクン揚げ春巻は、ときどきするが、今回はちょっと違う春巻をしよう。
 いつもは市販の春巻の皮を使うのだが、今回は手作りの皮を使うのだ。と、いっても小麦粉を練って作るのではない。卵を使った春巻の皮を使った。
 まず、薄焼きの卵焼きを作る。この薄焼き卵で、エビとホタテを包んだ。調味料は醤油、塩、オイスターソース、酒、ゴマ油。これを蒸した。揚げるのではなく蒸したから、さっぱりとした春巻となった。
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