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悪魔のおにぎり


 きょうのお昼は、いまチマタでワダイのおにぎりを作りました。悪魔のおにぎりです。悪魔といってもおにぎりがわるさをするわけではないようです。このおにぎりを作ると、おにぎりからにゅるにゅるとなんぞ出てきて、人にとりついて、その人に化ける、なんてジョン・カーペンターの「遊星からの物体X」みたいなことにはなりませんので安心してください。
 あまりにおいしくて、なんぼでも食べたい。そやから悪魔におにぎりというのだそうです。でも、ま、食べすぎると、メタボになって動脈硬化してぽっくりいくかもしれませんので、悪魔かも知れませんね。
 ごはんを鰹昆布だしで炊きました。醤油や酒といった調理料は使いません。ご飯が炊けました。さて、にぎっていきましょう。ご飯に天かす、青のり、それにそばつゆをいれてにぎります。そばつゆは、ウチはかえしを常備してますので、だしさえあればすぐできます。
 できました。食べます。うん。おいしいです。おいしいことはおいしいですが、悪魔というほどではありません。かといって小悪魔といったコケティッシュでもありません。ま、せいぜい高校で同級生であった人と偶然街で会った。けっこういい女になっていた。と、いった感じでしょうか。
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ブリしゃぶ


 うう、さむ。寒うなりましたな。ついこの前は12月やゆうのに20度ちかい気温やったりして、今年の冬は暖冬ちゅうこって、ワシ、喜んでましたんや。ワシ、寒がりでんねん。
 こんな寒い時は、お鍋に熱燗ちゅうのんが、なによりのごっそうや。ちゅうこって、きょうもお鍋や。しゃぶしゃぶや。牛、豚、鶏、いろんなしゃぶしゃぶあるけど、魚のしゃぶしゃぶにしたで。ブリのしゃぶしゃぶブリしゃぶや。ブリは今が旬や。寒ブリや。脂がのっててうまいで。
 鍋に昆布を1枚しいて水を入れて加熱。これだけや。余計な味付けはいらんで。具もシンプルにいこ。ブリ、豆腐、水菜。これだけや。ブリを箸でつまんで、しゃぶしゃぶしゃぶと5秒ほど。ポン酢で食う。ポン酢も手作りや。ゆずかかぼす、すだちでもええ。柑橘類の汁、鰹昆布だし、醤油。これを混ぜる。塩梅は各人お好みで。市販のポン酢はどうも薬臭くていかん。
 もちろん熱燗をつける。50度ぐらいやな。桜正宗の燗酒や。しめはおじやや。
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とつぜん対談 第119回 白熱電球との対談

 どうもなんとも臭いところです。暗くて寒いです。ここはとある公園にある公衆便所です。海のきわにある公園の片隅にポツンとある公衆便所。海から吹く風が冷たいです。昼間は子供とおかあさんや、犬の散歩をする人が時折訪れますが、こんな冬の夜にこんな公園に来る人はいません。
 その公衆便所にボーと小さな灯りが灯っております。今回の対談相手は、その灯りを点しておられる方です。白熱電球さんとの対談です。

雫石
 こんばんは。

白熱電球
 こんな年寄りになんか用?

雫石 
 お話をうかがいたいと思いまして。

白熱電球
 わたしはこんな便所で灯っているだけの電球よ。わたしの話なんか聞いても面白くないよ。

雫石
 こちらで仕事始められて長いんですか。

白熱電球
 さあ、いつからかしら。忘れたねえ。

雫石
 あなた1人で、この便所の明かりを点しているのですか。

白熱電球
 以前は、3人の電球で照明してたけど、2人とも死んで、わたし1人生き残ったの。

雫石
 補充はされないんですか。

白熱電球
 こんな便所、というかこんな公園、ちかぢか閉鎖されるのよ。ここは市が管轄してる公園なの。こんな貧乏な市、無駄なお金は使わないのよ。

雫石
 この公園なくなるんですか。

白熱電球
 この前の海は昭和の時代は海水浴場があって、にぎわったのよ。この便所は海水浴場の脱衣場に併設された便所だったんだけど、海水浴場もなくなって、小さな公園が残って、この便所も残ったわけ。

雫石
 ここは何になるんですか。

白熱電球
 マンションになるそうよ。市がこの土地を売ったんだわ。ちょとでも赤字市政を助けたいそうね。

雫石
 公園がなくなれば近隣住民は困るのでは。

白熱電球
 こまりゃしないわよ。自治会は喜んでるわ。この便所の掃除や管理はここの自治会がやってるの。市はなんにもしないわ。トイレットペーパーも自治会のお金で買ってるみたい。それに少し離れた所に新しい公園ができるのよ。そこのトイレは、便所じゃないのよトイレよ、灯りはLEDよ。

雫石
 そういえば近ごろの照明はLEDが多いですね。

白熱電球
 そうよ。いまや蛍光灯さえ時代遅れ。わたしなんて過去の遺物だわ。

雫石
 私は白熱電球が好きですね。あたたかいじゃないですか。暖色系の光で。LEDは冷たい感じがします。

白熱電球
 それにわたしなんかよりLEDの方が明るいでしょう。

雫石
 そうですね。

白熱電球
 それにわたしは熱いのよ。火事の原因になるわ。

雫石
 LEDでもちゃんとした器具を使わないと危険ですよ。

白熱電球
 でも、わたしの熱も役に立つのよ。LEDは鶏の卵を温めてヒヨコにできないけど、わたしはできるのよ。

雫石
 それに縁日の夜店の明かりはやっぱりあなたでないと風情がでません。LEDじゃあかるすぎて。

白熱電球
 そういってもらえるとうれしいわ。では、そろそろお別れね。フッ。

雫石
 あ、白熱電球さん。ああ。きえた。わっ真っ暗だ。


 星群の会ホームページ連載の「SFマガジン思い出帳」が更新されました。どうぞご覧になってください。


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なんかのおりはオジンが頼りなのだ

 最近の子供たちは公衆電話のかけ方を知らないそうだ。そういえば公衆電話は最近あまり見かけない。携帯電話やスマホを持ち歩いているから公衆電話は不要なのだろう。しかし大きな災害の時は携帯やスマホは不通になることが多く、そういう時は公衆電話が頼りだ。NTTは小学生に公衆電話のかけ方を教えている。
 また話が違うが、今の子供たちは鉛筆を削れない。だいたいがシャープペンシルを使っているのではないか。鉛筆も電動か手回しの鉛筆削り器で削っているのだろう。刃物で鉛筆を削れないのだ。ワシは鉛筆愛好家である。ちびればカッターで削っている。昔は肥後守という小刀で削っていた。
 またまた話が違うがこんどは車のこと。ワシ、今は車を手放しているが、それまで乗った車はすべてマニュアル車である。もし、また車を欲しいと思ってもオートマチックばかり。マニュアル車は非常に選択肢が小さい。最近のドライバーはオートマチックしか運転できない人が多いだろう。なにかのおりにマニュアル車を運転しなくてはならない時はこまるだろう。
 ワシはスマホは持ってないが公衆電話がかけられるぞ。鉛筆も削れるぞ。マニュアル車も運転できるぞ。なんかのおりにはオジンが頼りになるのだ。ゴホゴホ。
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「このミステリーがすごい」を買った

 ジュンク堂三宮センター街店に立ち寄る。「このミステリーがすごい」2019年版を買う。国内と海外の1位を見る。さっそく原尞「それまでの明日」とアンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」もあわせて買う。
 小生、「このミステリーがすごい」と「SFが読みたい」は毎年買って、双方の国内、海外の1位はとりあえず買うことにしておく。「SFが読みたい」は2月だ。こちらはSFマガジンを定期購読しているから、早川から送って来る。
 小生は積ん読はあまりしない方だが、毎年最低4冊は積ん読するということになる。
 別にそんなもんにとらわれなくて、自分で読み本を選べばいいといわれるかもしれないが、こういうふうにしておけば、いままであまり縁のなかった作家が読める。原尞さんはハードボイルドだから興味があったが、今まで縁がなかった。これで読める。失敗もある。2017年版「このミス」国内1位「涙香迷宮」は失敗であった。なぜあんな作品が1位になったのか、これ1つの不思議。
 ジュンク堂を出て星電社へ。インクカセットを買う。年賀状の準備をそろそろしなくちゃ。1年で1番プリンターのインクを消費する時期だ。
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もとまち寄席恋雅亭に行ってきました


 きのうは会社を終えてから落語を聞きに行ってました。もとまち寄席恋雅亭です。この寄席は以前から知っていましたが、なぜか機会を逸して昨晩が初めてです。
 元町商店街の風月堂の地下が会場です。そうですね。200人ぐらいのホールです。落語を楽しむにはちょうどいい大きさです。夕方6時半開演です。会場はほぼ満席です。自由席ですから早く行かないと立ち見となります。私は5時半には着きましたので、ちょうどいい席に座れました。
 開口一番は笑福亭呂竹さん。「始末の極意」をやらはった。噺に「間」がないです。なにをそんなにあわててはるんでしょう。もっとゆったりと演じられた方がいいと思いますよ。
 2番目は林家染左さん。師走の落語会らしく「掛け取り」しごく真っ当な「掛け取り」でした。掛け取りを追い払うのを狂歌、浄瑠璃、芝居で追い払う。この噺、ナニで追い払うかが、それぞれの演者の工夫。例えば桂米団治師匠ならオペラを使う、雫石鉄也はSF、染左さん、ひとつぐらい現代風のモノを入れても良かったのでは。例えばポケモンを使うとか。
 3番目は桂南天さん。南天さんが高座にあがったとき、めくりが「桂わかば」となってました。わかばさんの出番は中入り後のはずです。お茶子さんがまちがっていたんですね。南天さんみずから直してはった。
 まくらは落語家の酒の話題。ネチネチと後輩をいたぶる噺家がいるとか。酔っぱらって後輩に「お前の一番嫌いな噺家はだれや」「一番ヘタやと思う噺家は」ちゅうことを問い詰めて困らす。「ああ、あ、笑福亭やのうて良かった」と南天さん。
 今朝、車に乗る時、頭を打ちましたんや。ゴーンと。車、日産車でんねん。このくすぐりは大うけ。こういう当意即妙、時事問題をネタにしたまくらをやれるのも生の落語会ならではです。テレビの落語ではこうはいきません。
 で、南天さんは「替り目」をやらはった。元気いっぱいの「替り目」でした。
 さて、中入り前の4番目は笑福亭枝鶴さん。南天さんのまくらを受けて「一番きらいな噺家は桂南天です」と南天さんをいじって受ける。こういういじりあいも生の落語会ならではです。やらはったのは「竹の水仙」
 中入り後のトリ前は桂わかばさん。まくらで米朝師匠の勉強会の時のことを話してはった。京都の落語会。そででずっと米朝師匠がメモとりながら見てはる。終わったら米朝師匠が事細かに指導。わかばさんの落語が終わった。ところが米朝師匠に呼ばれない。師匠が手帳を忘れたはる。見た。わかばあかん。それだけ書かれていた。ショックでしばらく落語できんかった。米朝師匠の字はきたなかったそうです。初めて知りました。
 さてトリは桂福團治師匠。わたい50年以上落語やってまんねんで。疲れた。商売道具は扇子だけや。扇子、今は身体の支えです。と、いういつものまくら。そういえば福團治師匠はあまり見台ひざかくしを使いはらへん。なるほど、あのまくらをやらはるんやったら、見台ひさかくしは使えませんね。演目は、極めつけ「蜆売り」いつもながら聞かされます。
 終演後、上方落語鑑賞組織「喜公会」に入会しました。上方落語のファンクラブです。夕食に徳島ラーメンを食べました。まあまあの味でした。 
 
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ジーサンズ はじめての強盗


監督 ザック・ブラフ
出演 モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン、アン=マーグレット、クリストファー・ロイド

 主役のじいさん3人がオスカー俳優。しかも3人とも80歳を超している。この3人、充分にじいさんである。年寄りなんだから、孫を愛でながらのんびりひなたぼっこでもしてればいいものを、とんでもないムチャをする。
 後期高齢者たるじいさんたちがムチャをやる映画は、今までいくつかあった。「スペース・カウボーイ」とか「龍三と七人の子分たち」とか。こいう年寄りの冷や水映画は、年寄りならではおとぼけが面白い。この映画もそうである。なんせどのシーンも画面に映っている人間の合計年齢が200歳を超えている。
 ジョー、ウィリー、アルはかって同じ会社で仲良し。3人とも年金生活者だが会社のオーナーが変わり年金がなくなった。その上、ジョーは銀行の都合で住宅ローンが3倍に。銀行に相談に行くがけんもほろろ。このままじゃ、家を出て行かなくてはならない。年金もない家もなくなる。そんなジョーはウィリー、アルの二人にとんでもない提案をする。
「銀行強盗をしよう」
 ジョーが銀行へ行った時、おりあしく(おりよく?)銀行強盗に遭遇。そのあまりの手際のよさに感心。よし。ワシも銀行強盗をしよう。と、思ったわけ。最初、難色を示していた二人も、最後には賛成。で、裏社会のその道のプロに弟子入りして、強盗の訓練を積む。万引きして度胸試し、逃走の練習から射撃練習まで。まるで映画みたいな話だが、これは映画なんだから、これでいいのだ。じいさんを観て楽しむ映画である。
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きのこのリゾット


 リゾットや。リゾットはパッと見はおじやに似とるけど、イタリアのおじやとちゃうで。おじやや雑炊は、スープやダシにごはんをいれてたく。ごはん、調理ずみのお米を調理するわけや。あと、おかいさん。おかいさんはお米を水からたくんや。
 リゾットは、お米を洗わんと、オリーブオイルで炒めて、スープでたく。そやから、おじやや雑炊はごはん料理やな。リゾットはお米をパスタとみなして、パスタ料理の一種とちゃうやろか。そやからリゾットはおじやよりおかいさんに近いんやな。
 きょうは、きのこのリゾットや。きのこはエリンギとマッシュルームや。きのこのうまみが出て、なかなかおいしいリゾットやったで。
 
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ヘルシー中華丼


 中華丼。もちろんこんな名の料理は中国にはない。日本で考えられたモノだろう。一説によると中華料理屋のまかないめしだったとか。一般的な中華丼はご飯の上に八宝菜を乗っけたもの。
 今回は油を使わないヘルシーな八宝菜にした。野菜は白菜、玉ネギ、にんじん、ブロッコリー、きくらげ。豚肉も少し入れた。油を使わないから、食材は炒めずにゆでた。丼つゆはゆで汁で作る。各種野菜や豚肉のうまみが出てうまいスープとなっている。味つけは塩、薄口醬油、酒。水溶き片栗粉でとろみをつけてご飯の上に乗せればできあがり。さっぱりしててとてもおいしい中華丼に仕上がった。
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おでかけ

「うわあ、高いなあ」
 ゴンドラは観覧車の一番高いところまで来た。海の向こうの島まで見える。
 青い空、青い海。空にひとすじ飛行機雲。広い鏡のような海に今は船は見えない。
「あの島はなあに」
 育郎が席から立ち上がって聞いた。そのひょうしにゴンドラが揺れた。
「静かにしようね。育郎」
 雅之の顔色が悪い。
「どうしたの、あなた」
「こわいんだ」
「あ、そうか、あなた高所恐怖症だったわね」
「そうだ、だから観覧車なんか乗りたくなかった。でも、遊園地、これが最後だから」
 他に客はいない。この一家三人がこの遊園地の最後の客だ。
 大きな遊園地ではない。小ぶりの観覧車、回転木馬、コーヒーカップ、低いジェットコースターがある。昔はウサギやポニーといった小動物もいたが、今はいない。
「さて、乗り物もひととおり乗ったし、ごはんにしようね」
 観覧車を降りた三人は、芝生にシートを敷いて座った。
 弁当を開けた。おにぎり、卵焼き、エビフライ。
「あなた、きょうは運転しなくていいから」
 美知恵がクーラーボックスからビールを出した。そこから駐車場が見える。この三人が乗ってきた軽自動車が一台ぽつんと停まっている。広い駐車場に停まっている車はそれ一台だけ。
「おいしかったね。おかあさんの卵焼きとエビフライは最高だね」
「ありがと。もう何も出ないよ」
 この遊園地はこの家族の家から車で三十分。天気の良い休日に、よくここに来た。ここは楽しい思い出のいっぱいつまった場所。
「ここに来てよかったね」
「うん。お、ビール、もう終わりか」
「あなた、いま何時?」
 雅之がスマホを出して時間を見た。もう通信機器や情報端末としての機能はない。時計としての機能はまだ生きている。
「午後一時ちょうどだ」
「そろそろね」
「うん」
 家族三人は手をつないで小さく寄り集まった。
 青い空を飛行機雲が何本も見える。もう空を旅する人はいないはず。
 三人の頭上で閃光が光った。
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理想の車

 車を手放して久しい。もし、また車を持つのなら、こういう車が欲しいな。まずエンジン。そんなにでかくなくてもいい。2000CCまで。1600ぐらいがいいかな。
ロータリーエンジンもいいが、あれは大食漢である。燃費を気にしなくてもいいのならロータリーも悪くないがスムースすぎる。ロータリー車は昔乗ったことがあるが、確かに静かで振動も少ない、それに速い。速いが、乗っていてあまり速さは感じられない。自分が速いのではなく、他の車が遅いのだ。加速もいいが、スーと加速する。やはりアクセルを踏んだら、背中を蹴飛ばされるようなドッカンという加速がいいな、となるとレシプロでDOHCのターボがいい。
 もちろんオートマチックではなくマニュアルだ。5速でもいいが、できれば6速。1速は発進、急な坂道なら2速、ゆるい登り坂なら3速、通常の道を走るのなら4速。高速道路の巡航は5速。とこういうギアの使い方をするが、2速3速は追い越しなどの加速の時に使う、その時、2速と3速の間にもう一枚ギアが欲しいな。
 駆動方式はFRがいい。フロントエンジンリアドライブ。前にエンジンを積んで後輪を駆動する。最近の乗用車はほとんどFF。フロントエンジンフロントドライブ。前にエンジンで前輪を駆動する。小生の長年の愛車であったインテグラもFFであった。FFは真っ直ぐ走るには大変に安定した走りであるが、テクニックを駆使してコーナーを走ろうとすればいささか物足りない。
 もちろんアンテナも窓ガラスも手動。ミラーも手動。あんなもん手で動かせばいいんだ。いらんモーターをつけて車重を増やすことはない。
 運転席のパネルはデジタルはいらない。松本零士の漫画のように丸い針が動くアナログなメーターがずらりと並んでいるのがいい。速度計、タコメーター、燃料計、水温計、電流計なんかがずらりと並んでいる。昔のホンダ・クーペ9ギャランGTOの運転席みたいなのがいい。
 外観はごく大人しい4ドアセダン。とてもスポーティーにはみえない。しかしほんと速い。できれば双葉マークをつけたい。そしてこんな車をこんな小生が乗るのだ。
 すいた山道。前方にカーブ。手前でブレーキ。カーブに入る直前にヒール&トゥー。ダブルクラッチでシフトダウン。車は軽くドリフトしながら曲がる。リアが外側に流れる。カウンターステアー。カーブを出る。加速。背中を蹴られる。いいなあ。また車を持ちたいなあ。
 


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虫メガネのかわり

 小生の本業は購買仕入れ。某重厚長大の会社で購買をやっている。製品の原料ではなく高圧ガス、溶接材料、工具、治具なんかを購入している。
 現場のおじさんがあれ買ってくれ、これ買ってくれといってくる。高額なモノは稟議にかけなければいけないが、たいていのモノは小生の一存で購入する。
 きょう、現場のおじさんが、これと同じモノを買ってくれと治具をもってきた。初めて見る治具だ。メールで発注するのだが型名がわからない。治具の表面に小さく刻印がある。小さくて読めない。写真に取って画像を送った。電話がかかってきた。これじゃ型名が判りません。正確な型名で発注しなくては。違うモノを仕入れるワケにはいかない。虫眼鏡もないし困る。
 で、どうしたか。撮った写真を「ペイント」で拡大したら刻印が読めて、型名が判った。パソコンは虫眼鏡の替わりになるのだ。
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とつぜんコラム №206 かって経験したことのない

今年2018年が終わろうとしている。平成で過ごす最後の年の瀬だ。この2018年とはいかなる年であっただろうか。
 国内に関しては、災害の多い年であった。大阪北部と北海道を襲った地震。夏に相次いでやってきた台風。それに7月の猛暑と豪雨。地震はともかく、台風と猛暑は「かって経験したことのない」という枕言葉がなんどもついた。まさしく災害大国日本である。そして地震、豪雨、猛暑、台風といった定番の災害の背後に、巨大な影のように潜む大きな不安、南海トラフ地震がある。かような大きな不安をかかえる日本で東京オリンピック、大阪万博と二つの国際的な大きなイベントが行われることになった。いいのだろうか。東京と大阪に投票した委員はそのことを知っているのだろうか。
 豪雨、猛暑、台風といった災害は年々過酷になる。2019年も「かって経験したことのない」災害が日本を襲うだろう。「経験したことのない」ことの経験は日本人は豊富である。この経験を生かしてしっかり対処しなくてはならない。
「かって経験したことのない」は日本の災害だけではない。今年も世界はアメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプに振り回された。こんなアメリカの大統領は「かって経験したことのない」大統領である。他国の大統領とはいえ、日本とアメリカの関係をかんがみれば、日本にとっては、アメリカの大統領は天候気象といった自然現象と同じである。人智の及ばない自然災害と同じで、猛威をふるう影響力をただただ耐えなければならない。トランプ以前のアメリカ大統領。直近のオバマも入れて、みな理想とロマンを持っていた。暗殺されたケネディが大統領として大きな人気を得たのは、その若さとともに、遥か地平線の彼方を見渡すような壮大なロマンを感じさせたからだろう。トランプに比べればあのブッシュ息子大統領でさえ知性と教養が見える。かような人物を大統領に選ばざるをえないのは、いかな大国アメリカといえども、それだけ余裕がなくなったということか。ことはアメリカだけではない。右傾化の傾向は世界的な傾向だ。特にヨーロッパは顕著でメルケルさん1人ががんばって、なんとかヨーロッパを支えているといっていいだろう。
 いずこも、我さえ良ければ、我社だけ良ければ、我国さえ良ければということだろう。「人類の英知で世界平和」などと夢みたいなことを本気でいう人はいないだろう。人類なんてものは、そもそも英知なんか持ってなくて、猿が両手を使えるだけなのかもしれない。困ったものだ。
 


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大空港


監督 ジョージ・シートン
出演 バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグ、ジョージ・ケネディ、ヘレン・ヘイズ

 パニック映画の名作である。飛行中の旅客機の中で爆弾犯人が自爆。機体に穴が開いた。ただちに着陸しなければならない。ところが降りるべき空港の滑走路は大雪で着陸した飛行機が立ち往生。さあ、えらいこっちゃ。どうする。と、いう映画である。
 で、パニック映画ではあるが、さあ、えらいこっちゃ、となるのは映画の後半になってから。それまで主要登場人物の家庭の事情や身の上、人間関係が描かれる。高ビーな奥方とうまくいってない空港長。空港がえらいことになっているのにレストランでのお食事の方が大切な奥方。仕事人間の空港長。どうも航空会社の女性管理職といい仲かも。その空港長の姉のだんなが次に飛ぶTG2便の副機長。この義兄の副機長女、たらしゆえ空港長と仲悪い。その副機長とデキてるのがチーフスチュワーデス。
 密航常習犯のおばあさん。なにをやってもうまくいかん男。女房に今生の別れを告げて爆弾入りアタッシュケースを持って空港へ。
 そして、かようなワケ有りな人々を乗せてTG2便は雪の空港を飛び立つ。そして。かようなワケ有りな人たちの中でもプロの仕事人のワザが光る。爆弾犯人を、こいつはおかしい。なんぞやるぞ。と、気がついたベテラン税関職員。家でくつろいでいるところを、お前じゃなきゃできん、とむりやり呼び出された整備士。そして穴の開いた飛行機をなんとか飛ばす機長と副機長。そしてそれを誘導する管制官。お仕事ドラマとしても面白い。
 よくできた映画である。人間ドラマとして、パニックサスペンスとして、お仕事ドラマとして。三つの要素がバランスが良く見応えがあった。
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春雨のフカヒレ風スープ


 中華料理は大好きです。おかげさまで、ここ神戸にはおいしい中華料理屋さんがたくさんあります。何かの宴会などは、第一塿、神仙閣なんかにちょくちょく行く機会があります。自分や家族、友人とは元町の別館牡丹園によく食べに行きます。神戸の中華街南京町には多くの中華料理店がありますが、私はあまり行きません。あそこは観光客が行くところであって、地元民はあまり行きませんね。
小生は金満家ではないので、こうした中華料理屋さんには、そんなにしょっちゅう行くわけにはいきません。自分で中華することが多いですね。その中華の代表的なスープにフカヒレのスープがあります。自分で本格的なフカヒレスープを調理しようとするとたいへんです。まず、フカヒレは大変に高価です。戻すのも時間がかかります。で、簡単にできて食感が似ているスープを作りました。
 実に簡単です。まずスープですが、創味シャンタンと干し貝柱の戻し汁で作りました。そこの戻した春雨を入れます。調味料は醤油、紹興酒、オイスターソース。水溶き片栗粉でとろみをつけます。食感がフカヒレに似ております。なあにフカヒレなんぞはもともと味のないもんですから、春雨で充分おいしいです。
 
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