☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録と梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

日本は虐待への認識が低い社会なのか。。。と思ってしまう

2023-02-23 | 育児グッツ&情報
”認可保育園で園児閉じ込め、首や頬押さえる 「不適切保育」で鹿児島市が指導、虐待には該当せず” というタイトル。

この記事を読んで、私はこの判断は怖いなと思いました。

なぜかと言うと、この判断を見て「保育園でのこの対応が虐待と判断されないのなら、家庭でもこの程度なら。。。」と勘違いする人達がいるのではないかと。

虐待について多くの人達が考えるきっかけになる為のニュースであってほしい。

子供の人数に対する大人の数や、支援が必要なお子さんへの補助スタッフなど、保育現場の環境に改善が必要だと、現場で働く方達や、その道の専門の方達も認識しているなら、子供達のためにも、そこで働く方達のためにも、行政も真剣に早急にそこを改善して欲しいですが、それ以前に「虐待」への認識を 幼児教育に関わらず、人と関わる仕事をする人達は全員再勉強した方がいいように思えてなりません。

今回のニュースの内容は
”保育士が園児を倉庫に閉じ込めたり首や頬を押さえりして、市が「不適切保育」と認定、改善指導していた”

”保育士1人が保育時間中に指示に従わない園児1人を倉庫に連れて行き、園児を残して倉庫外に出た。施錠されておらず園児は短時間で自ら外に出た”

そして、”自力で外に出られたことなどから虐待について「非該当」とした。”との判断のようですが、これらは、すべて「虐待」なんです

身体的虐待であり、精神的(心理的)虐待でもあります。

また「倉庫」は本来 子供達の遊び場ではないはずです。きちんと整理された場所なのかもしれませんが、そうでないかもしれません。 つまり、短時間であっても小さな子供が1人でその空間にいることに「安全」な場所ではない可能性も高いと思います。

別の都道府県の保育園でのニュースで、”園児のズボンを無理やりおろす”と言うのもありましたが、これは「性的虐待」であり、仮に子供同士のお遊びだとしても してはいけないこと。させてはいけないこと。と伝えなくてはならないこと。

それを伝える立場の先生が子供達にやっているのは言語道断。

これらを「それくらい・・・」ともし思う方がいたら、それは申し訳ないけれど虐待に関しての認識がほとんどないか、もしかするとご自身が同じ様な経験をされていて感覚が麻痺されているのかもしれません。

今回のニュースで、これを個人ではなく、行政が虐待と判断しなかったことに、私は怖いなと感じました。

これではいじめも、虐待も、ハラスメントもなくならないと思います。

誰が危険から守ってくれるのでしょう。





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