中国地方最大の人口118万人を擁する政令指定都市である広島市。その広島市の中心市街地に8系統の路線をもつ路面電車が走っています。西広島駅から宮島口駅までの鉄道部も合わせて35.1kmの路線をもち、年間輸送人員5500万人を誇る日本一の路面電車です。鉄道事業法の適用を受ける「鉄道」にはなっていますが、現在は、中心市街地と同じ路面電車が乗り入れています。
私は、以前、5時間以上の時間をかけて、8系統の路面電車に乗ってきました(日本一の路面電車、広島電鉄に乗る」2014年1月28日の日記)が、今回はそのとき乗ることができなかった広電西広島駅と広電宮島口駅を結ぶ広島電鉄宮島線に乗ることにしていました。JR広島駅から駅前にある広電広島駅に向かいました。
600円で一日乗車券を購入しました。宮島航路を除く全路線の路面電車の乗り放題きっぷです。
駅前から乗車した3904号車。「ぐりーんらいなー」と側面に書かれている3900形の3両連接車です。1990年から製造された広電カラーの電車です。私は、この電車で宮島口駅まで直行することにしていました。ラッシュ時間を過ぎた午前11時台の路面電車でしたが、車内は乗客でいっぱいでした。人が多すぎて車内での撮影はできませんでした。世界遺産の原爆ドームに行くのでしょうか?外国人観光客も何人か乗車されていました。
広島電鉄の路面電車には、ワンマン運転の電車もありますが、連接車が走る宮島線には車掌さんが乗車されています。ここは、5000形「グリーンムーバー」の後方にある車掌さんの立ち位置です。広島駅で乗車された外国人のカップルのご主人は、車掌さんの脇を離れません。気が付いた車掌さんは「アフター、アフター」。「オー!アフター」といって、ご主人は席に戻っていかれました。運賃を支払おうとされたのですが、「下車時でいい」と理解できたようでした。
西広島駅です。「停車駅の案内をした後、「15分遅れで到着しました」。これは西広島駅で撮影した駅内の掃除をされている車掌さんです。広島電鉄の車掌さんは、みんな肩から黒い鞄をかけた姿で勤務されています。この方は精算機をホームに出したり、ゴミを集めたりお忙しくされていました。
草津駅です。車内は空いてきました。「車掌が車内を回ります。両替の方はお知らせください」。この後、何回も何回も車内を回り10円玉の必要な乗客にも丁寧に対応しておられます。「お手伝いしましょうか?」という声が聞こえたと思ったら、すぐに若いお母さんと幼い子どもがベビーカーといっしょに乗車して来られました。「お客さん、市内線から乗られた方はもう50円かかるんです。すみません。お願いできますか?」。「・・駅から何キロありますか?」。「資料がないので、はっきりしたことは申し上げられませんが、・・キロはないと思いますよ」。よく聴き取れなかったのですが、乗客からのお問い合わせの対応も・・。 車掌さんがおられることでずいぶん乗客に優しい電車になっているなと感じます。車掌さんの存在の大きさを感じる一方で、車掌さんの仕事は保育士さんに似ているとも感じました。
西広島駅から30分ちょっとぐらいで、広電宮島口駅に到着しました。車掌さんは、ここでもベビーカーを押した若いお母さんの降車のお手伝いをしておられました。広電宮島口駅は広島市の隣の廿日市市にあります。
私が乗車してきた3904号車は、すでに行き先表示を「回送」に替えています。広島駅から1時間20分かけてここまでやって来ました。広電宮島口駅のホームの柱は赤く塗られていました。宮島の厳島神社の鳥居を模しているそうです。
改札口で一日乗車券をカードリーダーに通してから駅舎に出ました。ここでも、ベビーカーを押した女性が改札を入るのに出会いました。ベビーカーにも優しい広島電鉄ですね。
これは、駅舎内にあった案内です。広電西広島駅から広電宮島口駅まで16.1kmを34分かけて走るのが標準時間のようです。また、広電西広島駅からはJR山陽本線と平行して敷設されています。途中の商工センター入り口駅でJR新井口駅と、広電五日市駅でJR五日市駅と、広電廿日市駅でJR廿日市駅に、宮内駅でJR宮内串戸駅に、広電阿品駅でJR阿品駅にそれぞれ乗り換えができるようになっています。広島駅からは67分。市中心部は信号が多くかなりの時間がかかるのはやむを得ないことですね。
駅舎から出て山側に進むとJR宮島口駅があります。広島電鉄は平行するJRに合わせて、駅名を改称しています。ここ広電宮島口駅もJR宮島口駅に合わせて、平成13(2001)年に広電宮島駅から改称しています。他にも、JR阿品駅に合わせて、田尻駅を広電阿品駅に改称している例があります。
広電宮島口駅の向かいにあるのは、広電とかかわりのある松大フェリー乗り場、右にライバルのJRフェリーの乗り場が並んでいます。
ちょうど松大フェリーが出発していきました。
こちらのJRフェリーは到着したところでした。
JRフェリー乗り場にはミストのサービスがあり少し涼しい感じがしました。両者はどちらも片道180円、往復360円で運行していました。サービスで競争するしかないようですね。
広電宮島口駅です。
駅舎の中です。正面に売店があります。右が改札口になっています。
これは駅にあった平日の時刻表です。これによると、通常は約9分間隔、毎時6本、朝のラッシュ時の7時台は最高7分間隔で13本運行しています。まさに「待たずに乗れる」電車になっています。JRに十分対抗できることでしょう。
運賃の案内です。宮島線は初乗り3kmまで120円、4~6kmが140円、7~10kmが170円、16~17kmが210円になっています。中心市街地の軌道線に入る時は50円の増額になります。広電西広島駅と広電宮島口駅間では210円。JRの方は、西広島駅とJR宮島口駅間は16.3kmで320円に設定されていますが、両駅間を20分程度で結んでいます。広島電鉄の34分よりずいぶん早いですね。でも、私は広島電鉄の210円の運賃はすごいと思います。210円で34分も電車に揺られることができるのは、鉄道好きには魅力的です。
改札口です。黄色い塗装の3908号車が出発を待っていました。こちらに来たとき乗車してきた電車の兄弟車両です。私は、ここからホームに入らず、一つ先の「競艇場前駅」まで歩くことにしました。宮島競艇の開催日だけに停車する臨時駅です。両駅間は距離にして200m。宮島線の最短区間になっています。
駅舎の外へ出て左の方に向かって進みます。途中で左折して、広島電鉄の踏切を写真の左側から右側に向かって渡ります。正面は踏切から見た広電宮島口駅です。赤い柱は遠くからでも見えました。
反対の競艇場前駅方面です。宮島線の線路は右側です。正面は出発時間を待つ駐車場につながる線路です。写真の右奥が競艇場前駅です。
競艇場前駅です。先ほど、広電宮島口駅のホームで出発を待っていた3908号車が到着していました。ホームの右側に宮島競艇場があります。
競艇場前駅に来た5008号車。1999年から2000年にかけて製造されたグリーンムーバー5000形車両です。鮮やかな緑が上品な車両です。
5008号車で西広島方面に向かって進みます。阿品東駅付近では瀬戸内海で盛んな牡蛎の養殖いかだが見えるようになります。
地御前(じごぜん)駅に着きました。養殖いかだが見えた阿品東駅からこの地御前駅間は1.5km。宮島線で駅間距離が最も長い区間になっています。駅の裏はJR山陽本線。宮島線と平行して走る区間です。
宮内駅を過ぎてトンネルを抜けると、廿日市市役所前(平良)駅に着きました。新しく建設された駅です。平成21(2009)年に平良(へら)駅から廿日市市役所前駅と改称されました。
下車して、宮内駅方面に向かって引き返します。写真は駅前のようすです。
トンネルのすぐそばに行く道がわかりません。少し手前の道から踏切にやって来ました。トンネルが正面に見えます。宮島線唯一のトンネルです。トンネルは短く出口からの光線で明るく光っているのが見えます。
宮島駅行きの3950形の電車がトンネルに入っていきました。
廿日市市役所前(平良)駅の戻ります。3952号車の乗車します。3900形をモデルチェンジして1997年、1998年に製造された車両です。"Green Liner"と書かれている緑と白のツートンカラーのこれも上品な車両です。
山陽女子大学前駅に着きました。ここまでが廿日市市にある駅で、この次の楽々園駅からは広島市佐伯区になります。
駅前にある山陽女子短期大学を核にした学校群の校門です。ここから山に向かって校舎が広がっています。
佐伯区役所前駅を過ぎ、広電五日市駅に着きました。上にあり跨線橋がJR五日市駅とつながる駅です。
進行方向の左側にあるJR五日市駅です。山陽本線の列車が停車していました。
跨線橋から見た広電とJRの線路です。JR山陽本線の下り列車がやって来ました。
跨線橋から駅前に出ました。広電五日市駅の駅舎です。
広電五日市駅の次の鈴ヶ峯女子大前駅から広島市西区入ります。商工センター入口駅に着きました。JR新井口駅への乗換駅です。広電五日市駅と同じように跨線橋でJR駅とつながります。跨線橋から見た駅舎です。
ここから平行して走る宮島街道に出て、広電の線路に沿って西広島駅方面に向かって歩きます。
新手車庫前構内踏切から見た荒手車庫です。広電に3ヶ所ある車庫の一つです。主に宮島線を走る連接車両がチェックを受けているところです。
広電五日市駅に戻り、西広島方面行きの列車で進みます。後部の運転席から荒手車庫を撮影しました。連接車が休んでいました。手前のピンク色の列車は、2両連接車で現在は定期運用から外れている2000形車両です。
古江駅に着きました。ホームにあった駅標です。
古江駅の線路と並行する道路との境は、枕木で仕切られています。国鉄時代にはよく見られた懐かしい光景です。広電宮島口方面行きのホームの前に並んでいました。
古江駅から1分ほどで広電西広島駅に着きました。市内線の路面電車の終点になる駅で、宮島線の始発駅です。実際には、市内線からの直通運転がされています。
広電宮島口方面から来る列車の到着ホームの2番線に3803号車が入ってきました。3両連接車で1887年から89年にかけて製造されました。
広電宮島方面の列車は3番ホームから出発します。
広島電鉄宮島線は広電西広島駅と広電宮島駅を結んでいる16.1kmの路線です。JR山陽本線と平行して走っています。短い駅間距離で駅を設け安価な運賃で輸送し、新しい車両も積極的に導入しています。ワンマン運転が大勢の路面電車が多い中、車掌さんとのツーマン運転で運行しながら、輸送人員日本一の地位を守り続けています。
今回、車掌さんが乗務されている電車に乗車してみて、旅客サービスの面で車掌さんの果たす役割が大きいことがよくわかりました。広島電鉄は、高齢者や子ども連れに優しい電車になっていました。
私は、以前、5時間以上の時間をかけて、8系統の路面電車に乗ってきました(日本一の路面電車、広島電鉄に乗る」2014年1月28日の日記)が、今回はそのとき乗ることができなかった広電西広島駅と広電宮島口駅を結ぶ広島電鉄宮島線に乗ることにしていました。JR広島駅から駅前にある広電広島駅に向かいました。
600円で一日乗車券を購入しました。宮島航路を除く全路線の路面電車の乗り放題きっぷです。
駅前から乗車した3904号車。「ぐりーんらいなー」と側面に書かれている3900形の3両連接車です。1990年から製造された広電カラーの電車です。私は、この電車で宮島口駅まで直行することにしていました。ラッシュ時間を過ぎた午前11時台の路面電車でしたが、車内は乗客でいっぱいでした。人が多すぎて車内での撮影はできませんでした。世界遺産の原爆ドームに行くのでしょうか?外国人観光客も何人か乗車されていました。
広島電鉄の路面電車には、ワンマン運転の電車もありますが、連接車が走る宮島線には車掌さんが乗車されています。ここは、5000形「グリーンムーバー」の後方にある車掌さんの立ち位置です。広島駅で乗車された外国人のカップルのご主人は、車掌さんの脇を離れません。気が付いた車掌さんは「アフター、アフター」。「オー!アフター」といって、ご主人は席に戻っていかれました。運賃を支払おうとされたのですが、「下車時でいい」と理解できたようでした。
西広島駅です。「停車駅の案内をした後、「15分遅れで到着しました」。これは西広島駅で撮影した駅内の掃除をされている車掌さんです。広島電鉄の車掌さんは、みんな肩から黒い鞄をかけた姿で勤務されています。この方は精算機をホームに出したり、ゴミを集めたりお忙しくされていました。
草津駅です。車内は空いてきました。「車掌が車内を回ります。両替の方はお知らせください」。この後、何回も何回も車内を回り10円玉の必要な乗客にも丁寧に対応しておられます。「お手伝いしましょうか?」という声が聞こえたと思ったら、すぐに若いお母さんと幼い子どもがベビーカーといっしょに乗車して来られました。「お客さん、市内線から乗られた方はもう50円かかるんです。すみません。お願いできますか?」。「・・駅から何キロありますか?」。「資料がないので、はっきりしたことは申し上げられませんが、・・キロはないと思いますよ」。よく聴き取れなかったのですが、乗客からのお問い合わせの対応も・・。 車掌さんがおられることでずいぶん乗客に優しい電車になっているなと感じます。車掌さんの存在の大きさを感じる一方で、車掌さんの仕事は保育士さんに似ているとも感じました。
西広島駅から30分ちょっとぐらいで、広電宮島口駅に到着しました。車掌さんは、ここでもベビーカーを押した若いお母さんの降車のお手伝いをしておられました。広電宮島口駅は広島市の隣の廿日市市にあります。
私が乗車してきた3904号車は、すでに行き先表示を「回送」に替えています。広島駅から1時間20分かけてここまでやって来ました。広電宮島口駅のホームの柱は赤く塗られていました。宮島の厳島神社の鳥居を模しているそうです。
改札口で一日乗車券をカードリーダーに通してから駅舎に出ました。ここでも、ベビーカーを押した女性が改札を入るのに出会いました。ベビーカーにも優しい広島電鉄ですね。
これは、駅舎内にあった案内です。広電西広島駅から広電宮島口駅まで16.1kmを34分かけて走るのが標準時間のようです。また、広電西広島駅からはJR山陽本線と平行して敷設されています。途中の商工センター入り口駅でJR新井口駅と、広電五日市駅でJR五日市駅と、広電廿日市駅でJR廿日市駅に、宮内駅でJR宮内串戸駅に、広電阿品駅でJR阿品駅にそれぞれ乗り換えができるようになっています。広島駅からは67分。市中心部は信号が多くかなりの時間がかかるのはやむを得ないことですね。
駅舎から出て山側に進むとJR宮島口駅があります。広島電鉄は平行するJRに合わせて、駅名を改称しています。ここ広電宮島口駅もJR宮島口駅に合わせて、平成13(2001)年に広電宮島駅から改称しています。他にも、JR阿品駅に合わせて、田尻駅を広電阿品駅に改称している例があります。
広電宮島口駅の向かいにあるのは、広電とかかわりのある松大フェリー乗り場、右にライバルのJRフェリーの乗り場が並んでいます。
ちょうど松大フェリーが出発していきました。
こちらのJRフェリーは到着したところでした。
JRフェリー乗り場にはミストのサービスがあり少し涼しい感じがしました。両者はどちらも片道180円、往復360円で運行していました。サービスで競争するしかないようですね。
広電宮島口駅です。
駅舎の中です。正面に売店があります。右が改札口になっています。
これは駅にあった平日の時刻表です。これによると、通常は約9分間隔、毎時6本、朝のラッシュ時の7時台は最高7分間隔で13本運行しています。まさに「待たずに乗れる」電車になっています。JRに十分対抗できることでしょう。
運賃の案内です。宮島線は初乗り3kmまで120円、4~6kmが140円、7~10kmが170円、16~17kmが210円になっています。中心市街地の軌道線に入る時は50円の増額になります。広電西広島駅と広電宮島口駅間では210円。JRの方は、西広島駅とJR宮島口駅間は16.3kmで320円に設定されていますが、両駅間を20分程度で結んでいます。広島電鉄の34分よりずいぶん早いですね。でも、私は広島電鉄の210円の運賃はすごいと思います。210円で34分も電車に揺られることができるのは、鉄道好きには魅力的です。
改札口です。黄色い塗装の3908号車が出発を待っていました。こちらに来たとき乗車してきた電車の兄弟車両です。私は、ここからホームに入らず、一つ先の「競艇場前駅」まで歩くことにしました。宮島競艇の開催日だけに停車する臨時駅です。両駅間は距離にして200m。宮島線の最短区間になっています。
駅舎の外へ出て左の方に向かって進みます。途中で左折して、広島電鉄の踏切を写真の左側から右側に向かって渡ります。正面は踏切から見た広電宮島口駅です。赤い柱は遠くからでも見えました。
反対の競艇場前駅方面です。宮島線の線路は右側です。正面は出発時間を待つ駐車場につながる線路です。写真の右奥が競艇場前駅です。
競艇場前駅です。先ほど、広電宮島口駅のホームで出発を待っていた3908号車が到着していました。ホームの右側に宮島競艇場があります。
競艇場前駅に来た5008号車。1999年から2000年にかけて製造されたグリーンムーバー5000形車両です。鮮やかな緑が上品な車両です。
5008号車で西広島方面に向かって進みます。阿品東駅付近では瀬戸内海で盛んな牡蛎の養殖いかだが見えるようになります。
地御前(じごぜん)駅に着きました。養殖いかだが見えた阿品東駅からこの地御前駅間は1.5km。宮島線で駅間距離が最も長い区間になっています。駅の裏はJR山陽本線。宮島線と平行して走る区間です。
宮内駅を過ぎてトンネルを抜けると、廿日市市役所前(平良)駅に着きました。新しく建設された駅です。平成21(2009)年に平良(へら)駅から廿日市市役所前駅と改称されました。
下車して、宮内駅方面に向かって引き返します。写真は駅前のようすです。
トンネルのすぐそばに行く道がわかりません。少し手前の道から踏切にやって来ました。トンネルが正面に見えます。宮島線唯一のトンネルです。トンネルは短く出口からの光線で明るく光っているのが見えます。
宮島駅行きの3950形の電車がトンネルに入っていきました。
廿日市市役所前(平良)駅の戻ります。3952号車の乗車します。3900形をモデルチェンジして1997年、1998年に製造された車両です。"Green Liner"と書かれている緑と白のツートンカラーのこれも上品な車両です。
山陽女子大学前駅に着きました。ここまでが廿日市市にある駅で、この次の楽々園駅からは広島市佐伯区になります。
駅前にある山陽女子短期大学を核にした学校群の校門です。ここから山に向かって校舎が広がっています。
佐伯区役所前駅を過ぎ、広電五日市駅に着きました。上にあり跨線橋がJR五日市駅とつながる駅です。
進行方向の左側にあるJR五日市駅です。山陽本線の列車が停車していました。
跨線橋から見た広電とJRの線路です。JR山陽本線の下り列車がやって来ました。
跨線橋から駅前に出ました。広電五日市駅の駅舎です。
広電五日市駅の次の鈴ヶ峯女子大前駅から広島市西区入ります。商工センター入口駅に着きました。JR新井口駅への乗換駅です。広電五日市駅と同じように跨線橋でJR駅とつながります。跨線橋から見た駅舎です。
ここから平行して走る宮島街道に出て、広電の線路に沿って西広島駅方面に向かって歩きます。
新手車庫前構内踏切から見た荒手車庫です。広電に3ヶ所ある車庫の一つです。主に宮島線を走る連接車両がチェックを受けているところです。
広電五日市駅に戻り、西広島方面行きの列車で進みます。後部の運転席から荒手車庫を撮影しました。連接車が休んでいました。手前のピンク色の列車は、2両連接車で現在は定期運用から外れている2000形車両です。
古江駅に着きました。ホームにあった駅標です。
古江駅の線路と並行する道路との境は、枕木で仕切られています。国鉄時代にはよく見られた懐かしい光景です。広電宮島口方面行きのホームの前に並んでいました。
古江駅から1分ほどで広電西広島駅に着きました。市内線の路面電車の終点になる駅で、宮島線の始発駅です。実際には、市内線からの直通運転がされています。
広電宮島口方面から来る列車の到着ホームの2番線に3803号車が入ってきました。3両連接車で1887年から89年にかけて製造されました。
広電宮島方面の列車は3番ホームから出発します。
広島電鉄宮島線は広電西広島駅と広電宮島駅を結んでいる16.1kmの路線です。JR山陽本線と平行して走っています。短い駅間距離で駅を設け安価な運賃で輸送し、新しい車両も積極的に導入しています。ワンマン運転が大勢の路面電車が多い中、車掌さんとのツーマン運転で運行しながら、輸送人員日本一の地位を守り続けています。
今回、車掌さんが乗務されている電車に乗車してみて、旅客サービスの面で車掌さんの果たす役割が大きいことがよくわかりました。広島電鉄は、高齢者や子ども連れに優しい電車になっていました。
西広島駅です。「停車駅の案内をした後、「15分遅れで到着しました」。これは西広島駅で撮影した駅内の掃除をされている車掌さんです。広島電鉄の車掌さんは、みんな肩から黒い鞄をかけた姿で勤務されています。この方は精算機をホームに出したり、ゴミを集めたりお忙しくされていました。
という文章についてなのですが、駅内で作業をしている方なので、
西広島駅です。「停車駅の案内をした後、「15分遅れで到着しました」。これは西広島駅で撮影した駅内の掃除をされている駅員さんです。
とした方がよいかと
り失礼しました。ご指摘のとおりだと思います。ただ、両替に、乗降時のベビーカーのお世話や高齢者への心遣いなど車内で活躍されている車掌さんのやさしい動きに感心して、このようなタイトルにしました。もちろん、駅員の皆様みんなで盛り上げておられることに異論はありません。
駅内で作業してるので