ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

シップブレイカー パオロ・バチガルビ著 ハヤカワ文庫

2012-09-09 19:43:50 | SF
海面が上昇しかなりの陸地が水没し、石油資源も乏しくなり、暴力のまかり通る未来を扱った小説です。

やはり変なとこを

P9:”ひたいに塗りたくったLEDの発光塗料がうっすらと緑色の光を放ち”:LEDは発光ダイオードでしょう。青色や紫外線ダイオードを白色とか昼光色にするために、蛍光塗料を利用しているものが実際にあるようです。でも、蛍光塗料は蓄光塗料と違いエネルギーを浴びせ続けない限り、発光できません。
赤外線で発光する塗料があればってとこですが、熱で融けるかも知れないって危ないものは作らないか・・・

P263:水没したニューオーリンズの描写で、ベンガルボダイジュや糸杉やクズのツルが繁茂している、さらに睡蓮となると、水没したけど海水は来ていないという設定のようです???
ルイジアナ州南部に位置する港湾都市なので、海水でないと変です。



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