ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

華鬼 全四巻 梨沙著 イースト・プレス

2012-05-08 12:31:38 | ファンタジー
鬼が登場する学園ロマンスファンタジーってとこでしょうか。

鬼は、見た目、人間の男と変わりありません。伝承と違い角もありません。力、頑丈さ、生存年数だけが特色のようです。
神、妖怪、魔法は存在しません。ただし、鬼が花嫁を作る過程?だけは、超能力とでも言うしかありません。科学では不可能ですから。自分の花嫁が、どのあたりにいるかわかるというレーダーみたいな超能力もありますね。

2009年7月に4巻が出て終わったシリーズなので、今更ですけど、変なとこを。

1:光晴の花嫁は、子供ができなかったからと取り上げられていますが、麗二の場合、現在の花嫁には子供ができていませんが取り上げられていません。

2:華鬼の父は、ハーレムを構成していますが、花嫁を16才まで庇護するのに2人付けたとすると、まったく庇護翼の人数が足りません。1人ずつ付けたとしてもまだ不足のような・・・

3:先代の藤木が首吊り自殺していますが、鬼は、この程度では死なないような・・・

4:神無は、襲われたときに自傷して血だらけになることで、その気を失わせる方法を採りますが、人間の力では無理。でも花嫁に鬼並みの力があるって話はどこにもでなかったような・・・

5:他鬼の花嫁を食う鬼がいまだいて、権威筋で働いているのは、ご都合主義の香が。

6:神無の初潮後の話題って、かなりご都合主義っぽい。神無は、前以上に痴漢にねらわれやすくなったってことなので、人間の男や鬼がいる場所は更年期くるまで護衛無しでは絶対行けないことに。



コメント
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