風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

オーラ

2005年09月02日 | スピリチュアル
明日、小泉首相がこの街で演説するそうです。
近場なので、見に行ってみようかと思います。
実は3年前だか4年前だかの夏、靖国神社で小泉首相を見かけました。
帰省したついでに靖国神社にお参りに寄ったら、たまたま見かけたんですが。

黒塗りの車で、境内まで入ってきました。
車から降りると、さっと右手を挙げ、観衆に挨拶しました。
その辺はさすがに絵になるんですね、あの人は。
観衆から歓声が上がりましたし。
そのあたりが、好き嫌いが分かれるところなんでしょうけれども。

表情、身振りというのは、人間のコミュニケーションの理解において、確か80パーセントくらいの
伝達力の比重を占めるのだそうです。
言葉による意思の伝達力というのは、10数パーセントに過ぎなかったと思います。
要するに、人は相手を判断する時、言葉じゃなく、表情や身振りや雰囲気で判断しているんですね。

この辺の呼吸は上手い人と下手な人がいます。
言葉を伝えんがために、言葉のみにやたら力を入れて、聴衆にドン引きされるという光景は珍しくありません。
なんのかんのと言っても、人は人に好き嫌いで判断されるわけです。
おれを好きになってくれと叫んでも、一般的に言って、見向きもされないわけです。

メッセージを訴えるというのは、なかなか難しいことですね。
自分で訴えたいメッセージが、相手の聴きたいメッセージとは限らないし、というかズレているのが一般的です。
メッセージが伝えるのが抜群に上手いのが詐欺師です(笑)
相手をぐいぐい説得します。
聴く者は反論の余地なく、説得されてしまいます。

そういえば、小泉首相を独裁者だという形容のほかに、「詐欺師」だの「ペテン師」だのという声も良く聴きます。
ぼくは、彼が説得のための説得を弄しているとは思わないので、ぜんぜんそうは思いませんが。
だいたい、自分の中に「詐欺師」「ペテン師」「独裁者」の要素が多分にある人間でない限り、
人様を「詐欺師」「ペテン師」「独裁者」呼ばわり出来ないんじゃないかと、ぼくは思っています。

身振りにしろ、言葉にしろ、相手に何かを伝えるというのは、その人の総合的な人格が問われることです。
お釈迦様やキリスト様に会った人は、おそらく間近に相対しただけで、「何か」がびんびん伝わってきたのだと思います。

詐欺師と聖人の違いは何か。
おそらく、オーラでしょうね。
オーラが強ければいいというわけでもありません。
薄汚く強いオーラもあれば、透明なか細いオーラもあるでしょう。
自らが薄汚い欲求を持っていれば、薄汚いオーラに引かれていくのでしょうし、
透明な境地を希求していれば、透明なオーラを持つ人に引かれていくのでしょう。

ちょっと強引過ぎて説明になっていませんが、まぁ、そういうことで(笑)
 





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