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Photo by Chishima, J.
(センダイムシクイ 2015年6月 北海道中川郡池田町)
(FM JAGAの番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」DJ高木公平さん 2015年6月16日放送)
鳥の鳴き声を、人間の言葉に当てはめて覚えやすくしたものを「聞きなし」といいます。ホオジロの「一筆啓上仕り候」、ツバメの「土食って虫食って渋い」あたりが有名でしょうか。センダイムシクイの「焼酎一杯グィー」も広く知られています。
センダイムシクイは全長13cm弱とスズメより小さな小鳥で、4月末から5月はじめに東南アジアから繁殖のため渡って来ます。夏の最も身近な小鳥の一つで、市街地の公園や河畔林にも普通に生息しています。
ただ、センダイムシクイの属するメボソムシクイ属の学名「フィロスコプス」がギリシア語で「葉の観察者」を意味する通り、木の上の方を移動しながら虫を探すことが多く、姿を見るのは容易ではありません。
6月20日の土曜日、7日に植物観察会を行った帯広市富士町の湿性林で、「十勝の森とひとを結ぶ会」主催の野鳥観察会が開かれます。葉も茂って姿を見るのは難しいですが、センダイムシクイの「焼酎一杯グィー」をはじめ、キビタキやアオジの美声を楽しめるでしょう。
午前7時に帯広畜産大学講堂前に集合し、車で20分ほどの湿性林まで乗り合わせて移動します。人数把握のため、参加を希望される方は●●●までご連絡いただけると幸いですが、当日参加も歓迎いたします。
車でお越しの方は、センダイムシクイに釣られて「焼酎一杯グィー」しないよう、お気を付け下さいませ。
→おかげさまで無事終了しました。参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(2015年6月5日 千嶋 淳)
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