Photo by Chishima, J.
(サケ釣りの竿の間に急降下するウミネコ 2016年10月 北海道中川郡豊頃町)
海岸で子どもたちと遊んでいるとウミネコとオオセグロカモメ、特に前者が海岸線伝いに頻繁に飛んでいる。時期が時期だし移動中なのかなと思っていたが、そのうち双方向へ同じくらい動きがあることに気付いた。どうやら複数のウミネコが海岸を行ったり来たりしているようだ。
この時期、十勝の海岸にはアキアジ(サケ)釣りの竿が林立する。そうした竿が林立する場所になると飛翔速度を落とし、ホバリング的な飛翔(完全なホバリングではない)を繰り返して時に地上へ急降下する、カワセミの真似事みたいなことをしていた。浜からの投げ釣りにはサンマやイカの切り身を餌として用いるらしい。それらの破片か、釣り人の食事の残骸でも落ちているのだろうか。急降下後に何かをついばむのを何度か見たが、距離があって餌も小さそうで何かは結局わからずじまいだった。
(2016年10月30日 千嶋 淳)
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