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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その99の1 『奥入瀬』

2010年06月11日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
早朝浅虫温泉を出発、雨降る中奥入瀬(おいらせ)、十和田湖を目指します。
晴れ男トッポパパが到着したら、雨が止みました。



奥入瀬渓流は、青森県十和田市十和田湖畔子ノ口(ねのくち)から焼山までの約14kmの奥入瀬川の渓流である。



奥入瀬川は十和田湖の子の口湖畔から八甲田に向かう道沿いを流れています。
子の口から蔦川と合流する間の渓谷が奥入瀬渓谷で、見所は子の口から石ヶ戸休憩所の間です。



渓流や渓谷はたくさん観てきましたが、これまでの渓谷とまるで違い、川幅も想像よりはずっと狭く、美しい清流がそこにあります。
周りはブナ林に包まれています。



場所によっては静かな流れの場所もあります。
川底が浅く、岩の形状に合わせて、水の流れが多彩な表情を見せてくれているのでしょう。
水面に手を触れられるほど、歩道と渓流との高低差もないというのも理由の一つです。



大きな岩の一方がカツラの巨木によって支えられ、小屋のようになっています。
『石ヶ戸』と呼ばれています。
「ヶ戸」というのがこの地方では「小屋」を意味するので「石」の「小屋」、すなわち「石ヶ戸」ということです。



『いしけど』と読むそうです。
岩板の厚さは約1m、長さ10m余の溶結凝灰岩で、2本のカツラの巨木がこの大きな石を支えている。
昔、この岩屋に「鬼神のお松」という美女の盗賊が隠れ住み、旅人から金品を奪っていたという伝説があるようです。



遊歩道も完備されていて、新緑や紅葉の時期は、またちがう奥入瀬の顔を堪能できるのでしょう。



これから十和田湖に向けた渓流沿いには、いくつもの滝が点在しますので、瀑布街道とも呼ばれています。



次回より滝の紹介をします。

続く...........................................................................。