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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その48の3 『松江城』

2008年07月21日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
本丸の紹介前に、階段を上りきった場所から名物のクスノキを振り返ってみました。



松江城は別名『千鳥城』と呼ばれています。
全国に現存する12天守の一つで、山陰地方では唯一の天守閣です。



本丸にそびえる天守閣は、桃山初期の城郭の特徴を残し、華やかな造りを排した実戦本意の造りとしても知られています。



本丸を中心に据え、東に中郭、北に北出丸、西に後郭、東から南にかけ外郭、西から南にかけ二の丸が囲んでいます。
また二の丸の南には一段低く三の丸があります。



高さ30m、5層6階の天守は桃山様式の天守として築城当時のまま現存しており、国の重要文化財に指定されています。



天守閣から攻撃することを想定し、様々な場所から弓や鉄砲で攻撃可能。さらに、天主内部に井戸や便所を設置し、籠城戦を考慮しています。



天守閣の平面の大きさは、姫路城に次いで2番目で、高さは3番目、古さでは6番目です。



最上階は望楼式となっており、外壁は大部分が下見板張りです。
天守台の石垣は頑丈な牛蒡積みです。
シャチホコは木彫銅張りで、向かって左が雄、右が雌の鯱です。



シャチホコは木彫りで銅張りです。
高さは約2mもあり、これは現存しているシャチホコは最も大きいものです。



江戸時代には松江藩の藩庁として、出雲地方の政治経済の中心だったようです。
現在は松江城山公園として観光名所となり、宍道湖の眺望が良く日本三大湖城の一つとなっています。

続く................................................................。