TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポと山手の洋館巡り、 その2

2008年07月14日 | トッポの世界
『外交官の家』の裏庭に回ってみます。
山手はかつて横浜開港期に外国人の居留地だったところで、港を見下ろす緑の丘に、彼らは故郷の風景を重ね合わせていたのでしょう。



室内にはガーディナーの作品、外交官の暮らし等についての資料を展示しています。
また、写真右の付属棟には、喫茶スペースが設けられています。



ガーディナーの設計による外交官の家は、木造二階建てで、その手法はアメリカン・ビクトリア様式と呼ばれるものです。
ビクトリア様式は重厚な豪華さを旨としたバロック様式の流れを汲むもので、19世紀後半に英米で流行した建築様式です。
その中でも特にアメリカのものを「アメリカン・ビクトリア様式」と呼ぶのでしょう。



庭には随所にきれいな花壇が設けられていて、季節の花が色を添えています。



庭園内から南側を見ると、一段高くなったところに『外交官の家』の別の姿があります。
庭園と洋館の組み合わせは絵になる美しさです。



この角度で見る庭園の景観は、山手イタリア山庭園を代表するものです。
建物の隅の、尖塔を思わせる部分などが特に印象的です。



幾何学的なデザインの庭園を花壇の花々が彩る様子はとても美しいです。
庭園は根岸線の線路を見下ろす崖の上にあります。
昔はここから横浜の港の眺望が楽しめ他のでしょうが、現在はみなとみらい地区の高層ビルの景色に変わってしまいました。



庭園内のあちらこちらでその姿を写真に収めようとカメラのレンズを向ける人やキャンバスの上に絵筆を走らせる人の姿がありました。



中央には水路があり、それを取り囲むように花壇が配されています。
水路を中心としたデザインが、洋風庭園の情緒を引き出しています。



トッポ、『ちょっと、僕の出番が少なくない?』
トッポパパ。『

続く..................................................................。