TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その47の2 『大阪城』

2008年07月05日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
以前に案内した、海外のお客さんと一緒に天守閣をバックに記念撮影です。
さすがに、当時はサングラスをしている人はいないでしょう。 



大坂城の天守は現在までに三度造営されているそうです。
初代天守は1583年に豊臣秀吉によって創建されましたが、1615年の大阪夏の陣で焼失しました。



二代天守は徳川大坂城で、1626年に徳川幕府によって現在の天守台の位置に築かれました。
しかしこれも1665年の落雷で焼失し手しまいます。



その後、大阪城には天守閣がありませんでしたが、現在のものは史上三代目にあたるもので、1928年に再建が提唱され、市民の寄付により1931年に竣工しました。
当時のお金で150万円(当時)が集まったそうです、わが国の天守閣復興の第1号です。 現在のお金では数百億円ということです。  



建物は、徳川大坂城の天守台石垣に新たに鉄筋鉄骨コンクリートで基礎をし、鉄骨鉄筋コンクリート造にサスペンション工法を用いて建てられました。
高さは54.8m(天守台・鯱を含む)で、天守閣の中は大阪城天守閣という博物館になっています。



外観は、大坂夏の陣図屏風を基に新たに設計されたそうです。
復興天守閣は初層から4層までは徳川時代風の白漆喰壁とし、5層目は豊臣時代風に黒漆に金箔で虎や鶴の絵を描いています。



1995年から1997年にかけて、平成の大改修が行われ、建物全体に改修の手が加えられ、構造は阪神・淡路大震災級の揺れにも耐えられるように補強されたそうです。




豊臣時代・徳川時代の天守がいずれも30数年で焼失してしまったことを考えると。昭和の天守は建設後70年を超え、最も長命の天守になったわけです。



1997年に、国の登録有形文化財に登録されています。



たしか今年は大規模な改修が行われていると聞いています。

続く................................................................。