TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その35の1 『秋吉台』

2007年12月23日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
秋吉台に降る雨が、長い歴史を経て秋芳洞を創りました。
太古の昔は海だった広大なカルスト(石灰岩)台地である『秋吉台』の紹介です。



秋吉台は現在、日本最大のカルスト台地として、国定公園及び特別天然記念物の指定を受けています。



国定公園、秋吉台の石碑です。



秋吉台は昔、海でサンゴ礁だったそうです。
それから約3億5千万年を経て、ドリーネ(吸い込み穴)や鍾乳洞が発達したカルスト台地となりました。



ただ景色を眺めていて思ったのは、もっと林立する大きな岩を想像していたのですが、ちょっと期待はずれでした。
毎年秋から冬にかけて、野焼きがおこなわれるそうです。 
野焼きの後だと雑草が焼き払われるので、もっと岩が強調される景色になるのでしょう。
今は雑草が伸び放題で、岩の頭のほうしか見えないので、ちょっと残念です。



サンゴ礁だった秋吉台は、今でもサンゴやウミユリなどの化石が見つかるそうです。



約3億5千万年前に古太平洋上に海底火山が活発になり、海底が隆起し、海面近くの頂上に珊瑚礁が形成されたそうです。
その後、海底火山は複数生じて、秋吉海山列と名付けられる山脈?を創ります。



太平洋プレート運動により北西へ移動し、海溝から地球内部へ沈降したそうですが、残ったものがユーラシア大陸の一部を形成します。
このときの、珊瑚礁だった部分が化石化して石灰岩となったそうです。



この石灰岩は雨水に溶けるという性質から、秋吉台独特のカルト地形が出来上がりました。



地獄台という場所があるそうですので、そちらに移動します。

続く....................................................。