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TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その35の2 『秋吉台』

2007年12月27日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
地獄台と呼ばれる場所に到着です。



草原のあちこちに、白い岩肌がみえる石がありますが、『カレンフェルト』と呼ばれる
石灰岩の石柱群のことだそうです。



カレンフェルトが延々と続く丘陵は、ハイキング感覚で散策すると、秋吉台特有の野花に出会うことができるそうです。
山口県の中央部にある秋吉台は、海抜200m~400mの草原です。
四季を通じて、さまざまな植物を観察できるため、愛好家には絶好のハイキングコースなのでしょう。



秋吉台には、ほとんど森らしきものはありません。
一箇所だけ小さな森があります。
ネット情報によると、昔この地に住んでいた長者がいつしか没落し、後の時代に長者の子孫が屋敷跡に植樹して森になったと伝えられています。



雑草が焼かれる『山焼き』(野焼き?)の後だと、これらの石柱が浮かび上がるので、カレンフェルトもより強調されてくるようです。。



下を見下ろすと、ドリーネと呼ばれるすり鉢状の窪地が見えます。
ドリーネは長い年月の間に、石灰岩が雨で溶解され、地下の鍾乳洞の天井が崩落することで生ずる窪地です。



まるで地球の変化を、教えられているような錯覚を覚える貴重な体験でした。



それでは秋吉台よりお別れです。
今年ももう残り少ないので、この後、年末までは『年末特集』を掲載いたします。