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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その32の2 『諏訪、諏訪湖』

2007年12月07日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
もう少し諏訪湖周辺の風景を紹介します。



諏訪湖の冬の風物詩は、もちろん白鳥です。
諏訪湖にも秋も終わりになると数多くの白鳥が飛来し、冬のあいだにかけて優雅な姿を見せてくれます。
大きなスワンの遊覧船が、お客を待っているようです。



こちらは、スワンに対抗して親子亀の遊覧船です。
冬の寒さの厳しい時に、湖面が氷で覆われ、その氷が一直線に裂けて盛り上がる、『御神渡り』と呼ばれる現象が起こるそうです。
これは諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道である、というロマンチックな伝説が残されています。



武田信玄が死際に、『自分の死を三年間秘密にせよ。遺骸は甲冑を着せて諏訪湖に沈めよ』と遺言したと伝えられていて、諏訪湖には古くから信玄の水中墓伝説があるそうです。
この説は江戸時代に初期の軍学書『甲陽軍艦』にも記載されていて、風林火山の大河ドラマに登場する山本勘助の人物像もこの書より描かれたそうです。



こちらはトッポパパの写真の先生です。
写真の話になると、いつも丁寧に教えてもらっています。



『御神渡り』の説明書によると、零下10℃程度の冷え込みが数日続くと、湖面の氷が大音響と共に山脈のように盛り上がる現象を『御神渡り』と言うようです。



気温の上下に関連して、膨張と収縮を繰り返す氷のメカニズムで起きる自然現象です。
数年に一度ぐらいこの現象が起きるそうです.
最高30-50cmの高さの氷の柱が湖岸から湖岸へ数Kmに及び続き、『氷の道』ができるそうです。



それでは、これから史跡そして『風林火山』の歴史を訪ねて回ります。
まずは、『御神渡り』の話に出てくる諏訪大社に向かいます。



諏訪大社正面の、大鳥居です。

続く........................................................。