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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その31の2 『京都PartⅣ、銀閣寺』

2007年12月01日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
錦鏡池から本堂と東求堂です。
東求堂は典型的な書院造りの建物です。
本堂は江戸時代初期に再建されたものといわれており、本尊釈迦牟尼仏や足利義政と妻日野富子の位牌が安置されています。



錦鏡池(きんきょうち)を中心とする池泉回遊式庭園です。



苔寺の通称で知られる西芳寺庭園を模して造られたとされるていますが、現在の庭園は江戸時代に改修されたものでうが、金閣寺の北山文化の華やかさに比べて、ここ銀閣寺は東山文化の「わび・さび」の世界を漂わせています。



庭園の片隅に「洗月泉」と呼ばれている小さな滝があります。



月待山麓に面積約2万平方メートルを占める庭園は、庭園は上下2段に大きく分けられています。
下段は池泉回遊式の庭園で東求堂前から銀閣にかけてひろがり、中心部に錦鏡池があり、自然石の橋がかかっています。
庭園の上段には枯山水庭園があり、お茶の井といわれています。
紅葉の今頃は、鮮やかな庭園になっているでしょう。



晩年、義政は、諸芸の達人を集め東山文化の集いを開き、茶道、華道、能などの伝統文化を生み出した場所がこの「東求堂」であり、この中にある茶室は日本最古のもので、茶室の模範であるとされています。



庭を抜けて境内東側を登り、上段の展望所から庭園全体を眺めてみたいと思います。
 


全景写真で左方に見えるのが「銀閣」、中央に「銀沙灘」が見え、その右方に「本堂」、本堂の手前に「東求堂」が見える。横長の屋根の見える建物が「書院」です。



続く..........................................................。