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古い曲が気になる

 また燃える秋、だ

2015-10-19 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

 北海道は、”燃える秋” だ。

 歳のせいか一年がじつに短い。まぁ、365回夕暮れがあり、365の朝をむかえると1年だ。ぐるっとすぐに地球は太陽を回り、一年がたつ。

 この3年と5ヵ月、父親の食事を毎日毎日、365日作りつづけ、旅にも行けず、父の徘徊が怖いから長時間家を空けたくない。夕暮れに近所の帯広川の堤防を散歩して、時々、流れに釣り竿をふる。

 介護というか、親の食事をつくり、掃除洗濯の家事、食材の買物、一日はじつに短い。ダンナの食事をつくり、家事をやり、子育てをしている主婦は、すごい! と、こんな歳になってその大変さがわかって、心から敬服する。時、すでに遅し、だが………。

 

 また紅葉が美しい秋になった。去年と同じように安ワインを飲みながら、また、ハイファイセットの ”燃える秋” を聴く。なんと時の流れが速いことか…………と、思いながら……。

 

    ハイファイセット  燃える秋  https://www.youtube.com/watch?v=a-y9K3f5AOA

 作詞・五木寛之、作曲・武満徹、そして歌、ハイファイセット。いまからみると、豪華で、みごとに凄い組み合わせだね。それだけのことはあるよ。今、聴いてもじつにいい。

 時の流れで消えていくのが流行り歌だ。だが、凄い才能が集まると、時を超えても人の心を打つ。

 

 
 
 

 

 

 去年も書いたのかもしれないが、この曲 ”燃える秋”、作詞は、この曲がテーマソングになった映画の原作者、五木寛之。そして、作曲は、武満徹。ふたりともプロ中のプロ、本物の職人、プロフェッショナルで、そして芸術家だ。

 わたしは、18か、19歳くらいのときに聴いたビクターレコードのLP盤、武満徹作曲『ノヴエンバー・ステップス』は、強烈だった。和楽器の琵琶と尺八と、ヨーロッパ音楽・クラシックのオーケストラとのコラボだ。そのLP盤は、指揮が小澤征爾だったろうか?

 後追いで、映画『腹切』などの映画音楽の武満徹作品を聴いて、ますます好きになった。

    武満徹   ノヴエンバー・ステップス https://www.youtube.com/watch?v=9CeDYLRK0ik

 
 
 

   

  ”ノヴエンバー・ステップス” 高校生だったか、大学のときか、聴いてブッ飛んだ。あれから50年だろか。今、ジジイになって聴いても凄いと思う。心が震える。


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