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古い曲が気になる

春よ

2014-02-25 | 日記・エッセイ・コラム

 

  札幌の鈴木さんから、いろいろ日本全国、九州・関西・北海道の美味い酒の肴を送っていただいた。それをつまみに、今夜も飲んでいる。

 

  わたしの、若いときの仕事のような、レコード小売店の仕入れ担当者と、レコードメーカーの営業マンとの関係は、本来、ある意味・敵、ビジネスライクで、クールであるべきなんだが、20代で出会って、いま、鈴木さんとは、一生の友だ。

  わたしが、レコード屋の仕入れ担当者であったとき、その熱意や誠実さで、好きになり、仕事する男として尊敬する、レコードメーカーの営業マンがいた。数少ないが‥‥‥‥。日本フォノグラムの鈴木さん、CBSソニーの高市さん、そして、ワーナーパイオニアの、大栗さんだ。

  大栗さんは、東北から北海道にもどって、札幌支店長のとき、会社で倒れ、そのまま亡くなった。若かった。(ワーナーパイオニアの北海道支店長の、大栗さんのことは、もう少し書きたい。知りたいこともある)。

 

 

   九州の森本くんから電話をいただいた。ユーミンの「春よ、来い」をあらため聴いて、詩がすごい、と再確認した と。

   荒井由実は、すごいよ、と言って、東芝EMIにバカにされ、浜田省吾こそ、と言って、また、CBSソニーにもナメられた。北海道・帯広の、ただのチビのブ男だからね。

 

  雲も天才だろうが、ユーミンこそ、天才だろ‥‥‥わたしの感性では‥‥。

 

 

  春よ、来い

淡き光立つ にわか雨
いとし面影の沈丁花(ちんちょうげ)

あふるる涙の つぼみから
ひとつ ひとつ 香りはじめる

それは それは 空を超えて
やがて やがて 迎えにくる

春よ 遠き春よ
瞼(まぶた)閉じれば そこに
愛を  くれし君の なつかしき声がする

君に預けし 我が心は
今でも返事を待っています

どれほど月日が流れても
ずっと ずっと 待っています

それは それは 明日を超えて
いつか いつか きっと とどく

春よ まだ見ぬ春
迷い 立ち止まるとき
夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く

夢よ 浅き夢よ 
わたしは ここにいます
君を想いながら ひとり歩いています
流るる雨のごとく 流るる花のごとく

春よ 遠き春よ
瞼閉じれば そこに
愛を くれし君の なつかしき声がする

 

    松任谷由実   春よ、来い  http://www.youtube.com/watch?v=CBwcteLZWgM